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仏教に学ぶ生き方、考え方「嵐の前の静けさの中でしたこと」

 「台風六号」がいよいよ近づいてきました。

 まだまだ離れているとはいえ「湿った風と時々ざっと降る雨」で、台風が近づきつつあることを実感しています。

 でもそんな中で、今朝は「あること」をしてきました。

 それは「草抜き」です。

 自坊へと続く「小川」の堤防沿いの道路にガードレールに沿うように草が生えております。

 コンクリートとアスファルトの「隙間」に根を生やしいつの間にか大きくなっておりましたが、ガードレールが邪魔をして、なかなか「刈払機」では取りきれません。

 しかも根が残っていると、また生えてくるので時々「手」で草を抜くのですが、晴れた日は地面が固くてなかなか抜けないのです。

 でも今日のように雨が降ったり止んだりで日光も当たらない日は、草の根の地面も湿って「面白いように」抜けるのです。

 むしろコンクリートとアスファルトの間の僅かな土ごと、草の根を「もぎ取る」という感じでしょうか?

 また土が固まれば根が残るので、こういう時に三十分ほどで一気に抜いてしまいました。

 「雨降って地固まる」と申しますが、雨が振った時の地面は「意外と」柔らかいものです。

 この僅かな隙間にも、「布団のような」安らぎがあり、そこで根を下ろす草もある。

 私たちの人生にも、そういう「隙間」は実は多いのかもしれません。


☆今日の一句☆

 ちょっとした
    隙間に安らぐ
         こと多し


 

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