ほとけさまのおしえ「人生ゲーム」
親戚や仲間が集まったときの定番ボードゲームといえば「人生ゲーム」でしょう。
いくらかのお金とコマを与えられ、ルーレットを回して人生で起こる様々な出来事をその都度「判断選択」し、最後に持っている資産が多いほうが勝ちというゲームです。
結婚や出産、マイホーム購入など「晴れ晴れしい」こともあれば、離婚や災害、株の暴落など「起きてほしくないこと」も起こります。
幸せを点数で計るのは「いかがなものか」とも思いながら、やはり災難のマスには止まらないように祈りながらルーレットを回したものです。
そして実際の人生でも、人生ゲームの経験が「役に立つ」こともあると思います。
つまり人生ゲームで「疑似体験」しておくことで、いざというときにもすばやく適確な判断ができた方もみえるでしょう。
そういう意味では、楽しくみんなでゲームを楽しみながら、人生のことを「学べる」のかもしれません。
そういう私も、子どものころはよく人生ゲームをしました。
今のようにスマホもパソコンもない時代、「トランプ」「オセロゲーム」「野球盤」「黒ひげ危機一髪ゲーム」と並んで、夢中になって遊べたゲームです。
そして人生ゲームのイベントの半分も起こらなかった今、人生ゲームから一つ学べたことがあるとすれば、それは「人生はゲームのようなもの」だと言うことです。
リッチになろうが、欲しいものが手に入ろうが、幸せになろうが、「四苦」から逃れられない私たちは、結局はゲーム盤の上から離れることはないのです。
そして最後のマスを進んでアガリを迎えたとき、「楽しくゲームができました✨ありがとう😁」と思えたら、「それこそ」幸せなのかなと思っております。
☆今日の一句☆
人生は
ゲームと思えば
楽しめる