仏教に学ぶ生き方、考え方「タイムラグ」
機械を使うとき、操作にちょっとした「ズレ」があることがあります。
例えばオートマのシフトをするときも、マニュアルに比べてちょっと遅れた感じがあり、それがマニュアル好きな人には気になるのです。
「コンマ何秒」かですが、それが気になりだすといつまでも慣れません。
これと同じようなことが人生にも起こっています。
それは「因と果」の関係です。
実は「因」と「果」にはけっこうな「タイムラグ」があるのです。
因という「種まき」をして、すぐに果という「花」が咲くわけではありません。
すぐに結果が出ないとやめてしまうこともありますが、そうなると因もなくなるので、結果は「ついて」きません。
ある程度の期間は「タイムラグ期間」と思って、「行動し続ける」ことも大切なのです。
では仏教ではどのくらいタイムラグがあるのかと言われそうですよね?
すぐに結果が表れるものもあれば、少し遅れて表れるもの、そして「来世や後世」で表れるものまであるのです。
それほどのタイムラグがあるのなら、結果が出ないと焦ったりせずに、「のんびりと待つ」ことも大切ですよね。
☆今日の一句☆
タイムラグ
果報は寝て待て
慌てるな
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