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ほとけさまのおしえ「子どもの日」

 今日は「子どもの日」です。

 しかし私が子供だったころと比べて、明らかに「子どもの数が少ない」と感じております。

 私の出身の小学校は、当の昔に統合により「廃校」になってしまいました。

 そして子どもが「お寺に遊びやお参りに来ること」も少なくなったなと感じております。

 そんな子どもさんに私たちは「何を残して」いけるのでしょうか?

 この歳になると、「親への感謝の想い」は日に日に募るものです。

 今はなき父母の在りし日の姿は、「瞼の裏」に焼き付いて離れません。

 つまり私たちは、父母から「生き方や考え方」を相続しているといってもいいでしょう。

 でもきっとその逆に、子どもが身近にいることで親も「救われたり頑張れたり」したことでしょう。

 そして子育てできる喜びと感謝をきっと感じていたはずです。

 つまりはお互いに影響しあい存在を認めあえて、「感謝のバトン」を受け渡しすることができたのかもしれません。

 バトンは渡すほうと受けるほう、それぞれが「信頼し想い合える」時にはじめて上手く受け渡せるものです。

 生まれてきてくれてありがとう。

 生み育ててくれてありがとう。

 子どもの日には、そんなことをお互いに「思い合えるような日」にしたいものです。

 そして私はお仏壇にそっと「手を合わせて」感謝を伝えたいと思っております。


☆今日の一句☆

 認め合い
    互いに感謝
        子どもの日

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