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仏教に学ぶ生き方、考え方「心を見つめる」

 仏教では人間の行動を大きく「三つ」に分けて考えます。

 それは「身口意」(しんくい)と呼ばれます。

 つまり、「身体ですること」「口で言うこと」「心で思うこと」の三つがあると言われています。

 この中で仏教が一番大事にしていることはなんだと思いますか?

 例えば犯罪防止の観点だと、いくら思っても、「したり言ったり」しなければ犯罪にはなりません。

 なので、その「目に見える部分」を重視します。

 ところが仏教では「心で思うこと」を一番大事にするのです。

 理由は極めて簡単です。

 つまり、「言うことすること」はすべて「心で思うこと」によって起こされるからです。

 所謂、「元を正す」ことによって、「未然に防いで」いるのです。

 でも、心は「人には」見えません。

 なので「己が自らの心を見つめていく」のです。

 これが仏教が「自ら求めるもの」である大きな理由になっていると感じています。


☆今日の一句☆

 仏教は
   見えない心
       観る姿勢


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