仏教に学ぶ生き方、考え方「チョコレートドリンクの濃さ」

　今日は回転寿司で遅めの夕食をとってきました。

　いろいろと食べたあと最後にチョコレートドリンクを頼んだのですが、それがめちゃくちゃ「濃い」ドリンクで、とても印象的でした。

　確かに濃いと、何か「得した」ような気分になります。

　でも夜になっても「目が冴えて」きそうな予感がしています。

　そして人生も同じように「濃く」生きたいと考えている人も多いと思います。

　でも「人生の濃さ」とは一体何なのでしょうか？

　私の人生とあなたの人生、どっちか濃いか「比べる」ことはできるのでしょうか？

　また濃い人生はチョコレートドリンクのように「得した」気分になるのでしょうか？

　仏教では人生を比べることは「無意味」だとされています。

　なのに人生の「長短」、生涯「賃金」、「経験」の多少で一喜一憂させられている私たちはやはり「凡夫」なのでしょう。

　どんな人生も、濃いも薄いも関係なく「尊い」と感じる気持ちを忘れずに持ち続けたいものです。

☆今日の一句☆

　濃い薄い
　　　　どちらも味わう
　　　　　　　　　　心持ち