努力を積み上げるマインドセット

<概要>

書店で見かけて買って読んだ本
『努力が「報われる人」と「報われない人」の習慣』
を元に、自己解釈した努力を雑に書いてみました。
時々、本に書かれているノウハウもなんとなく引用します。
もし興味があればお読みください。
(本文3200文字前後、後書600文字前後)

 <注意>
努力が苦手な人が書いてますが、自己流に考えてはいます。
ただ、ここに書いてあることが 誰にでも当てはまる正解とは限りません。
読んで下記を判断するのはあなた次第。
・納得する/しない
・実践する/しない

<結論=目次>


<内容>

①基本は毎日コツコツと

努力の基本
身についてない技術や能力を発揮しようとしても
いきなりできるはずもない。
高い目標に対して急に高い技術を 身に着けようとしても……
難しい参考書を前に あきらめて終わってしまう。

そうならない為にも、下地から積み上げるのが良いです。
続けられるものを続けることが大事です。

・英語:毎日、単語帳を目視し音読する
・プログラミング:毎日、言語のコードを調べる
・イラスト:毎日、小物の模写を描き切る
・料理:毎日、1品作る

努力を下から積み上げる例

あきらかに習得済みの内容は、やる必要はないと思います。
あとは自分が達成感を得られるぐらいの難易度にしつつ、
習慣となるように作業時間を割り当てるのがコツです。

ほどよい達成感を得つつ、テンポよく習得!
そして、ステップアップできれば理想的ですね。

 <ノウハウ>
暗記系は、プレッシャーをかけても覚えられるものではなく
目や口にしたりする 接触機会を増やすと良いようです。
また、朝に勉強して夜に復習すると 記憶の定着率が良いようです。

②努力しない努力をする

努力する前に考える
その努力は本当に必要なものですか?
実はやらなくても成果が上げられませんか?
「ムダな努力」となった結果はあなたに大ダメージを与えます。

努力はあくまで手段であり、
時間をかけた分が報われるとは限りません。
苦手なものであれば
尚更、支払う努力コストもお高いでしょう。

本当にそれが必要なものか?
ツールなどで解決できないか?
知り合いや業者に頼めないか?
生産性を重視するほうが良いケースがあります。

・英語:翻訳機や翻訳者がいればOK
・プログラミング:配布されているプログラムがある
・イラスト:デジタルツールや素材が充実している
・料理:冷凍食品でレンチン

努力しなくても目標が達成できるのであれば
それに越したことはないでしょう。

 ※目標が入試や資格のテストである場合、
  努力する必要がある。勘違いしないよう注意しよう。

さらに言うと、競争力の高いところに飛び込めば
必然的に、他より大きな努力をすることになります。
ニッチな場所で1位を取った方が、努力するにも楽でしょう。
別な視点からより近い目標を探して
狙ってみるのも良いのではないでしょうか。

③尻に火をつける

努力の強化術
締切があると作業効率が上がりませんか?
締め切り効果と呼ばれるものがあり
これにより集中力が上がります。
会議などをダラダラやってもパーキンソンの法則によって
グダグダになるだけなので、適度な時間制限を設けることが重要。

パーキンソンの法則
第1法則

仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
第2法則
支出の額は、収入の額に達するまで膨張する

Wikipediより引用

さらにポモドーロテクニックも
あわせてみてはいかがでしょうか?
(内容は自分で調べてね)

 <ノウハウ>
タスクは、緊急度と重要度でやることを整理しましょう。
緊急+重要なものは最優先タスクです。
次が緊急、その次が重要なものでしょうか。
緊急でも重要でもないものは最後に回しましょう。
緊急なものは締め切り効果が期待できます。

④頑張り過ぎない

努力のゆるめ方
100点満点を目指すような完璧主義は、どこかで破綻します。
70点~80点ぐらいでいいケースなら、柔軟な戦略が取れるでしょう。

あるいは成功体験だけを繰り返すと、まず陳腐化します。
そうなる前に挑戦や失敗をしてアップデートする必要がありますが……
失敗してもラッキー!ぐらいの感じでポジティブにとらえ
気持ちと体力に余裕を作り、アプデサイクルを回しましょう。
(成功すれば尚更に、余裕があることを喜びましょう。)

あと、会社などで上司から仕事を任されたとき
一発成功などを狙って、変に突っ走りすぎないよう注意しましょう。
自己採点100%の書類を作り上げたとして
そこからやり直しとなってしまうのは、とても疲れます。

70%~80%ぐらいで確認を挟む、不安なら50%とか30%でもいいです。
そこから軌道修正できるなら、その方が上司も楽でしょう。
自分で抱え込まず、ホウレンソウを心がければ失敗リスクが下がります

 <ノウハウ>
徹夜の缶詰作業やストイックなダイエットなどが
うまくいかない時は、体と精神に良くないです。
それどころか、意図的なズル休み(チートデイ)を設けた方が
目標に継続的に取り組める効果があったという研究もあります。
・自制心を回復できる
・モチベを維持しやすくなる
・感情が安定しやすくなる
停滞感があったときは更に自分を追い込むのではなく
チートデイを作ってみてはいかがでしょうか。

⑤期待しすぎない

努力の守り方
努力しても……期待しすぎてはいけない
・必ずしも良い結果が返ってくる訳ではない
・必ずしも見返りが返ってくるわけではない
・必ずしも優しい言葉がかけられるわけではない

これに対する考え方は
・目の前のやるべきことをやる。準備を尽くす。
 ⇒最初から結果を意識しすぎない(自分を追い込まない)
  失敗結果は分析して改善することで次へ活かす。

・見返りは、とりあえず自己満足で終わらせる。
 ⇒何度も返ってきた相手には、少し期待を寄せてもいい。
  返ってこない相手は必要な時か余裕のある時以外は相手しない。

・優しくない言葉に対しては、冷静になる。
 ⇒罵詈雑言ばりぞうごんであればゴミ箱ダンク。
 ⇒助言であれば、それを実際に試したり会話すると意外とためになる。
  (責任感がある人が助言をしたなら、
    ある程度つきあってくれるが、期待はしすぎないこと)

⑥守破離とPDCA

努力の方向性。
守破離は日本の芸能などの言葉だそうです。
まずマネすることから始まり、それをアレンジし、
最後にオリジナルを確立することが最終目標になります。

 守…先人の教えを守る⇒マネすること
 破…習得した教えを破る⇒アレンジする
 離…独自の発展を遂げる⇒オリジナルを確立

守破離

まずはマネすることが第一歩です。

次は業務改善の手法、PDCAサイクルです。
努力を積み重ねるにはCAに時間をかけて
PDCAサイクルを回す必要があるとのこと。

※PDCAに近いOODAループ理論もありますが気になる人は 自分で調べてね

 Plan(計画) / Do(実行) / Check(評価) / Act(改善)

PDCA

大概の人は、計画と実行に努力を費やして終わってしまうが
本当の戦いは、評価(結果)を受けてからの改善から始まる。
前述の70点~80点を実践した場合に
CAが発生し易いのもシナジーがありますね。

⑦思考のコントロール

努力を集中
ネガティブな状態で調子がいいと感じたことはありますか?
ポジティブな感覚でいた方が調子が良くありませんか?
後者であるなら、思考をポジティブ寄りにすることで
努力の効率を上げましょう!

 <ノウハウ>
今あるものに毎日感謝すると、段々とポジティブになる。
つらい気持ちはため込まず誰かに話すと早くに気が楽になる。
固執した考えは捨て、柔軟に合理的に考える。
ピンチはチャンス!自分に起こることは自分のためのラッキー。

誘惑するものが近くにある場合、作業に集中できなくなります。
仕事部屋から趣味は遠ざけ、余計なおやつは買わない。
あるいは、喫茶店や自習室に行くのも良い手です。
集中力を維持できるように万難を排しましょう。

<後書>

内容としてまとまっているのか、ちょっと不安ですが
今月分の記事を書き終えられました。
毎月の努力としてnote記事を書いてます(後付け理由)。

偉そうなことをつらつらと書きましたが
私は昔から、習慣というのが大の苦手で
今でも「毎日10回スクワット!」とか掲げても
続く気がしないです。(忘れてて寝る頃になって思い出す)

ただ最近は、ゲーム制作のことを ほぼ毎日考えているので
そっちの努力というか、続ける素質はあったのかと思います。
(金銭的な成果はまだないので、対外的には苦しいけど)

結局、努力するにはどうすればいいのか?
手近な距離と範囲と時間でやれることをやればいいと思います。
ネットで調べれば様々な情報が出てきますし
本屋にだってドリルや参考書がいっぱいあります。
どこに目標を据え、どうやって組み立てて実行するかは
自分で考えるしかありませんが、それも努力か。

そして、最終目標は高くても構わないと思いますが
インターバルとなる中間目標は甘めにした方がいいです。
甘めの目標で少しずつ少しずつ
ステップアップしていく方が、精神と体力が温存できるし
失敗したときはリカバリーが効きやすくなります。
成功した時はまた次の目標(成功ポイント)を決めて
テンポよく進んでいけるでしょう。

参考にした本を読む前でしたが、
ウディコンでの目標は30位以上でした。
結果は18位以上で満足しています。
私の最終目標は……なんでしょうね。
離に達してオリジナルゲームを確立することかもしれません。
次の目標は……お金を稼ぐこと……ですかね……。

おわり。


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