[R4.2/6~2/12]書きたくなった3曲


 こんにちは。シリアスファイターです。


 今週は、何かと体力を使う日々でしたが、なんだかんだで暦通りのんびり3連休を迎えられてホッとしています。


 (働いている方、学校に行っている方、家での諸々に精を出されている方etc...、本当にお疲れ様です・・・!)


 そんな中でも、今週も出会えた素敵な音楽から、特に「書きたい!」と思ったものについてまとめました。


 お付き合いいただける方は是非お付き合いください。
 それでは。

①  秋山黄色「見て呉れ」


「人を見た目で判断するな!」


 私もそう思います。


 結局大切なのは、人間らしい「心」を伴ったコミュニケ―ションでしょ。と。


 でも、「それって大抵、綺麗言でしょ!」と思う自分もいます。


 実際、街を歩いていて強面そうな人が近くにいたら、そっと距離を空けて近づかないようにするなど…よくあります。


 人間が誰もが持つ外見に関する偏見、思い、それに伴う矛盾を正面から切り取って、かつ、

“ありふれた痛みすら日々の跡
 そっと認めていく 滑稽な見て呉れ
 分かり合えない同士笑い合おう
 教えてほしいんだ よく語る口で”


 諦めなのか、開き直りなのか、外見至上主義者や綺麗事を吐く人たちへの痛烈な皮肉も込めつつ、それでも日々を進んでいくしかないんだな、と、分かりやすく現実の辛さを突きつけられたロック。


 メロディも、打ち込みと裏声から始まったと思いきや、バンドサウンドとの世界線を行ったり来たり、最後まで転調しまくりの奇想天外な展開で、一聴しただけでは、何じゃこの曲!?状態。


 そんな「見て呉れ」に騙されずに、歌詞とも向き合ってこの曲を聞いてみると、そういう矛盾を抱えた自分と真っ向勝負を要求される曲です。


 完全に参りました・・・。

 いや、参っちゃダメダメ。
 この曲を経て、なお現実とどっぷり向き合わなきゃ。

② 米津玄師「POP SONG」

 「Pale Blue」以来なので、8カ月振りくらいの新曲ですかね。

 個人的にはもっと経ってると思ってました。


 ポップでキャッチ―♪
 数多くのゲーム音楽を想起させる遊び心に溢れたアレンジ♪
 曲の長さも4分程度と聞きやすい!



 と、文字通り、いわゆる世間一般で受け入れられやすい「POP SONG」としての機能を果たしている時点で既に最高…


 ですが!

 歌詞全編にわたって、世の中に溢れた「POP SONG」(この曲含む)への痛烈な皮肉と希望が込められた歌詞のせいで、私は勝手に元気が出てしまいました。


 「くだらねえ」世の中、「くだらねえ」音楽が溢れています。



 「くだらねえ」けど、多様な価値観がある世の中に世間一般、誰にでも受け入れられる「POP SONG」なんてある意味存在しないんじゃないかというのが事実かと思います。


 そんな今だからこそ、自分だけの歌を歌って、聞いて、人生を楽しむんだ。
 例え1人で生きていくことになっても、思いのほか楽しいかも
と、私は不思議と思えてきちゃいました。


 曲を作る米津さん自身も矛先として据えるこの曲は、そういうポップシンガーとして立場を受け入れてなお、これからも曲を生み出していくという宣誓?としても私は受け止めました。


 どんなペースでも、変わらず新曲待ってます。

③ [Alexandros]「Rock The World」

“泣きたくなるほど なるほどに
僕らはちょっと強くなれる

消えたくなるほど なるほどに
世界はそっと色づいていく”


 川上さんの美しい歌声から始まり、疾走する美メロが溢れ出した瞬間、本当にしんどくて辛くなった時に、大好きなロックを聞いて世界が一変する、ロック好きなら誰しもが経験したあの感覚が想起されました。


 笑い泣きながら聞きたい曲今年暫定1位・・・!


 個人的なMVPは、イントロから炸裂しまくっている白井さんのギタープレイ。


 ただ美メロが響き渡るだけでなく、この曲のワクワクや興奮を加速させまくっている真犯人はこのギターです。


 タイトルも「Rock The World」というシンプルな潔さ。


 ただただかっこいいロックのロマンを探求し続ける4人の姿に、ロック聞きたての頃の興奮と感動をまた叩きつけられました。


 ありがとうございましたああ!




 今回はここまでです。


 今週もたくさんの音楽に関わった全ての人とその音に感謝します。


 ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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