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#006|メンバー&MVVの理解を深めるエンタメ風ワークショップ ~フロッグ2023 4Qキックオフ~

少し前の話になるのですが、先々週の金曜日10月20日にフロッグの第4Q(クォーター)のキックオフMTGが丸の内vacance(バカンス)にて実施されました。


フロッグはQごとにキックオフを行っており、今回は第3Q(7~9月)の振り返りと、第4Q(10~12月)の戦略発表を行いました。

まずは第3Qを終えて、通年FY23における現時点での成果報告となります。
FY23は一昨年・昨年に引き続き、前年比を上回る数字目標を設定していますが、達成見込みと業績は好調です。

私は9月から業務委託でジョインし、10月から社員となった為、3Qはほぼ参画できていないので、どちらかというと「第4Qはどうしていきたいのか?」という部分にフォーカスしたアクションプラン、部全体のOKRの発表などを行わせていただきました。

久しぶりにジャケット着ましたがボタンが締まらず・・・


そして、ここからが本題です。
フロッグでは毎回キックオフ後に毎回「ワークショップ」を実施しており、僭越ながら今回は私がプランニング及びファシリテートを行いました。
本日はその内容を紹介させていただきます。

ワークショップを検討されている方の、少しでも参考になれば幸いです。



ワークショップの目的

ワークショップやイベントの進行管理に関しては、前職でのように実施して参りました。

チームの定例MTG、チームキックオフ、全社員のキックオフ、レクリエーション、ライトニングトークイベント、採用イベント、社内研修etc…
とにかく「ワークショップの鬼」「社内イベントの帝王」として、年間30~50位の催しの企画・運営・実行を行っておりましたので、大抵のことはできると自負しております、が!

あくまで前職の話であり、フロッグでは未経験なので、依頼を受けた際に「大丈夫っすよ」と即答したものの、一度立ち止まって整理しました。


1. メンバーに関する理解を深める

今回のワークショップ全体のプロデュースに関する依頼を受けた際、唯一順守して欲しいと頂いたのが、この「メンバーに関する理解を深めること」に関してでした。
なので、ここに関しては「全員参加型」「全員がプレイヤーであり、全員が選ぶ側・選ばれる側」になるような演出を行おうと考えました。


2. MVVを深く浸透させる

フロッグのMVV(Mission/Vision/Value)に関しては、以前も紹介させていただいております通り、社として非常に大事に掲げています。
故に、ただメンバーについての理解を深めるだけの回ではなく、MVVを通してメンバーについて理解を深める、「メンバー × MVV」を掛け合わせた企画を検討しました。


3. 楽しく行う

そして個人的には、これが一番重要と考えております。
ワークショップは楽しくなければ意味が無いので、少しでも楽しんでもらえるような遊び心を持った企画を意識しています。


メンバー&MVVの理解を深めるエンタメ風ワークショップ

今回は「チーム対抗ゲーム大会」という形式でワークショップを行いました。

名前はこんな感じで「ガキ使風」に演出してみました

まず、上記の目的1である「メンバーの理解を深める」に関しては、チーム対抗戦にすることでチーム内でのコミュニケーション促進を満たします。
更にゲーム内のコンテンツも、目的1ならびに目的2の「MVVの浸透」も叶える内容を用意しました。
そして目的3「楽しく行う」に関しては、充実したコンテンツの作成と、淀みないファシリテートで叶えようと準備いたしました。


ルール

なので、まずはチーム分けを行います。
今回は3人単位でチームを組み、事前に然るべき方にヒアリングを行い、極力接点が無さそうな組み合わせで編成しました。

そして、まずは「チーム名」を決めてもらいます。何気にこれが一体感促進レベルを向上させる内容なので、「Aチーム」「Bチーム」とかにするより100倍良いです。ふざけたチーム名であればあるほど良かったりもするので、柔軟に決めてもらいましょう。

そして、今回のプログラムは全4種目を行い、すべてにポイントが付与される形式で用意しました。
そして重要なのは「勝ったチームへのご褒美」と、「負けたチームへの罰ゲーム」です。これがあることでゲームが少し締まりますね!


1st Battle:4択クイズ

まずはウォーミングアップはこのようなクイズ形式が良いのではないでしょうか。
ルールは説明するまでもないですね。

質問に対して「あーでもない」「こーでもない」と言い合い、必然的に会話・交流を促進することもできますし、更に僕は要素として「笑い」のエッセンスを入れるようにしています。

これ以外はちょっとブラックな内容が多くこの場で紹介できないのですが・・・笑


とにかく、この手のクイズでまずはチームメンバーが盛り上がれればよい(温まれば良い)と思っているので、選択肢Dはふざけた内容を用意したりしています。

あとこれは余談ですが、このクイズを作っている際に、同時に下記の投稿内容を作っていました(noteの内容をクイズに持ってきたり、その逆も然り)


メンバーの採用記事の作成を行っていた際にも下記のnoteを作ったり、どうせ作るなら一石二鳥で活かす癖は常に持っていて、再利用できるコンテンツを同時に作るようにしています。まさにMOTTAINAIの精神
SDGzに準じた考え方と言っても良いのではないでしょうか。


2nd Battle:インスピレーション投票

そして次の勝負はこちら。
ルールとしては下記のような流れになります。

1.「このバリューを最も体現してるのは誰?」の質問を、
 個別で参加者全員が答えます
  ↓
2. 投票後、「1番投票が多かった人を予想してください」など
 問題が出るので、チームメンバーで相談して対象者を発表します
  ↓
3. 正解を当てたチームがポイントGET!

このゲームのミソは「最多得票≠ポイント」ということですね。
なので、「2番目に投票が多かったのは誰?」みたいな感じでズラした回答を求めるのも良いかと思います。
※「一番少なかったのは誰?」は誰も幸せにならないので止めましょう

こんな感じで進めます


このゲームは「正解して嬉しい」もありますが、正解はしなくても「投票されて嬉しい」も兼ねることが出来ますし、そして「〇〇さんとは関わる機会が少ないけど、そう評価されている人なんだな」と思う事ができますね。
上記の「当たり前の徹底」で選出された人を見て、まさに自分がそう思いました。

そして、今回一部のコンテンツで利用したのですが、
このようなワークショップではリアルタイムアンケートシステムが有効で、
その中でも「Live!アンケート」はかなり有能なので紹介しておきます。

このような形でサクッと簡単に投票ができて盛り上がります!!



3rd Battle:プレゼン大会

続いてはプレゼン大会です。
こちらはシンプルに、事前に提示したバリューに対してのチームごとのエピソードを発表してもらいましたが、下記のようなルールでやってみました。

1.「これまで苦手だったことを、バリューを実践して乗り越えた」という
 プレゼンを各チームの担当者に考えてもらい、発表します(2分)
  ↓
2. 発表後に「共感できた」「共感できなかった」の投票を行い、
 リアルタイムで点数が変動します(M-1グランプリ方式)
  ↓
3.最終的に残った上位3チームがポイントゲット!

そんな感じで各チームに「行動者であれ」というバリューについて考えてもらい、下記のようなGoodなプレゼン発表を頂きました。

  • 元々電話に出るのが苦手だったんですが・・・
    クライアントとの接点を増やしたら、積極的に出れるようになった!

  • セールスとして訪問数にばかり意識していたけど、
    ゴールを意識することで成果が変わった!

  • 入社当初配属がイヤで転職も考えたが、
    与えられた環境でやっている中で自分の強みを感じた!

  • 大きな受注をしたが、知識不足&認識のズレでクレーム!
    逃げずに対応して納得いただき、成長もできた!

全て、「行動者であれ」というテーマに準じた、非常によい発表の数々でした。なので難しかったですが・・・順位が発表されました。


結果発表

そして結果は、コンスタントに得点を重ねたチームが優勝に!!

そして最下位のチームには下記のような形で、罰としてカードを引いて表示された罰を発表してもらうというエグい企画を用意しました笑

以上のような形で「クイズ」「インスピレーション」「プレゼン」を通して、MVVを入れ込み、楽しく盛り上がることが出来て、尚且つ個々人の理解を深めることができたと手前味噌ながら思っています。

そして自分はファシリテーターという立場ながら、皆さんがどのようにMVVに対して考えているかを見させていただいたと共に、私の進行管理を見て、私がどういう人間かを分かってもらえたと思っています。

ただその一方、下記が反省点だったので次回以降は改めて行きたいですね。

  • リモート参加者への配慮が足りておらず、チームへのほぼ丸投げになってしまった

  • タイムマネジメントに大失敗し、4th Battleまでたどり着かなかった

  • 事前準備、説明が一部足りておらず、現場を混乱させてしまった


ワークショップ まとめ

今回、フロッグでファシリテートする初めてのワークショップであり、これまであまり経験が無かったリアル&オンラインのハイブリッド対応などで戸惑ってしまいつつ、参加されたメンバーからは「楽しかった」「良かった」的な声を多数いただけたので、ギリギリ及第点かなと思っております。

次回以降でも任せていただける機会があれば、盛り上げていきたいですね。

以上、そのような形の紹介でしたがワークショップを成功させるのはあくまでも手段!
目的はフロッグの下期の目標達成と、来期の飛躍に関しての「メンバーの理解促進」でしたので、引き続き団結したチームで達成に向けて切磋琢磨していきたいと思います。

本日もお読みいただき、有難うございました!

追記)セールスマネージャーは引き続き募集中!興味がある方はお気軽に!


本日の1曲

悪の華| BUCK-TICK

先週届いたBUCK-TICKのボーカル、櫻井さんの訃報は非常に悲しかったですね…
BUCK-TICKは35年間同じメンバーで活動し、それ位のキャリアを重ねてもライブをし続ける姿勢は、多くのフォロワーのバンドマンたちに憧れられ、そして支えられておりました。
このように背中で語るのがカッコいいですね。

これからも聞き続けたいと思います。R.I.P.

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