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売りは、買いより重要

 相場で、買いと、売りは、どっちか簡単かというと、買いは、お金さえあれば、誰でも出来る。ただし、利益を確定する時は、結局、売らなくてはならない。

 売りの怖いのは、売り切れましたっていう状態になったら、買い戻し出来なくなる。決済不能に陥ったら、緊急手段で、解け合い、強制決済になる。
持っていない物を売る訳だから、そういう事態に陥ることもあって

買いは、家まで、売りは、命まで、という格言もあるぐらいだ。

だが、それは、ほとんど買い方の抗弁であって、実際の市場の優位性は、売りが、かなりある時もある。全てにおいて、買いが有利、売りが有利というのではなく、局面において有利な手法を使えば良いということだろう。

商売というのは、商いに、売り と書くが、売ってなんぽの世界。

いつ、どの価格で売るのかが重要。相場の場合は、買いの場合だと、どこまで価格が上がるのかが、見えにくい。市場に、資金が入ってくると価格が上昇する。つまり、より高い値段で、お買い上げしてくれるお客が次から次へとやって来ている間は、価格が上昇する訳だ。

一方、売りの場合だと、積み上がったエネルギーの崩壊を狙って売り崩す。
買いは、建設で、売りは、破壊。買い相場は、時間がかかるが、暴落するのは、あっという間だということ。

買いは、時間がかかる long ロング
売りは、時間が短い short ショート

積み上がったエネルギーだから、かなり見えている。
一万円まで価格が上昇したら、そこから下がって0円になっても、1万円の値幅しかないということ。

職業で、相場をやっている人は、売り専門、売りしかやらない人もいる。
売り上手じゃないと、資産を築くことが出来ないというのは、間違いなさそうだ。



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