無責任な「頑張れ」

こんにちは　マサです

今では、
「頑張れ」も、ハラスメントになるようで、
ちょっと、生きずらいですね。

僕も、よく使ってしまう
「頑張れ」
について、少し考えてみたいです。

ネット検索してみると、

既に頑張っている人に、「頑張れ」は、
パワハラになるということですが、

信頼関係のある人同士の場合は、
「頑張れ」と言っても
パワハラにならない。

なるほど

漫画で見てみよう（古いかな😁）

あしたのジョーの場合

これは、「頑張れ」じゃないけど、
いくら信頼関係があるからと言って、
滅多打ちされてダウンした、ジョーに対して、
立て！立つんだ！ってのは、
ハラスメントに、ならないのかな？

こんなに殴られてるんですよ！

アルプスの少女ハイジの場合

クララが、初めて立った
感動シーンですが、
この直前のシーンでは、
ハイジが、こう言ってます。

「クララのバカ！何よ意気地なしっ！
甘えん坊！どうしてできないのよ、
そんなことじゃ一生立てないわ！
それでもいいの？クララの意気地なし！
あたしもう知らない！」

もの凄いハラスメント（笑）

でも、どっちも名作として、
現在でも、人気ですよね

信頼関係が無くても、応援したいときの「頑張れ」ってどうなのよ？

スポーツ観戦などは特にそう。

「頑張れー！」って言っちゃうよね。

相手はプロだもの。
当たり前に頑張っている。
そこで更に、「頑張れ」は
ハラスメントなの？

逆パターンもあります。

松岡修造さんには、信頼関係どころか
会ったことも、会話したこともないですが、

これは松岡修造さんのパワハラ？
既に頑張ってるのに、これを見た場合
パワハラで訴えます？

もう少し頑張ろっかな～
な～んて思ってしまう、自分がいます。

アントニオ猪木さんだって、この通り

これは実際に手も出ているので、
パワハラだけじゃ済まないです。

ビンタされた人は訴えませんよね。
気合が入った！頑張ろう！と思うはず。

ちょっと話しがズレてしまいました。

結局、「頑張れ」は、言って良いのか？

今回、こんな、ど～でもいい事を
ひたすら考えた結果

「頑張れ」は、言ってOK！
むしろ、言うべきだと結論付けました。

但し、
心がこもった「頑張れ」であれば。

心から、その人を思い、
その人の応援になるのなら

「頑張れ」は、言ってあげるべき。
信頼関係なんか無くたっていい。

問題となるのは、
頑張ってる人を、更に頑張らせることで

自分の利益にしたり、
組織の利益にしたり、
その人以外の欲のために、
「頑張れ」ということ。

受験勉強を頑張っている子供に
親が「頑張って」と言うのは、
本当に子どもの為なのか？

世間に
「うちの子は、いい大学に合格しました」と、
自慢したい気持ちがあるなら
「頑張って」は言うべきじゃない。

大学に受かろうが、落ちようが
受験勉強する時期に
一生懸命努力することで
この子が成長するんだと思えるなら
「頑張って」は、掛けてあげる言葉。

結果なんかどうでもいい
プロセスに対して、「頑張れ」

そして、どんな結果となっても、
「よく頑張ったね」と言える応援をしたい。
それが、「頑張れ」を言った人の責任だと思います。

無責任な「頑張れ」は、訴えられます。