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防寒について4

前回のアイテムの詳細解説を、今回はしていこうと思います。全て同じアウトドアメーカーです。

(1)裏アルミのダウン
まずは上着から。裏アルミのダウンについて。
これは最新のものでは無いんですが、アウトドアのメーカーのものはやはり透湿性が違います。
保温性には体感的にそこまでの大差は無いのですが、透湿性で大きく違いが出ます。

安い裏アルミでポリエステルのもの(別メーカー)も持ってはいますが、何かとすぐに汗をかくので、しかも、汗が気になる範囲が続いてしまうので、普段使いには出来ないです。
大震災時の寝巻きにする可能性ならば無くはないかなぐらいでしかありません。
アウトドアウェアとして売られてはいましたが、夜間や早朝の歩哨や駐車場整理など屋外待機用の防寒着だと思います。野外活動用に用いた場合、汗でもうどうにもならないと思います。
(冷凍庫作業用の可能性もあるのかな。)

一方、アウトドアメーカーの裏アルミダウンは、高い保温性の割に軽い、汗をかきにくい、そして寒くない、と極めて良いです。
保温性は、中綿が普通のポリエステルであろうと、大量に詰めてしまえば確保できます。けれども、量的な問題から必然的に重くはなります。
中綿がダウンの場合は、体感でわかるぐらい格段に軽いです。かつ、湿気を留めず、温度を保つので、透湿性と保温性を両立できるのです。

ゆえに、暖かいというよりは、寒くない、という感覚となります。
私のダウンはフィルパワーが650と普通ですが、縫製でなく圧着で、かつ、ダウンの偏在防止加工があり、透湿性の裏アルミの体温反射効果もあるので、フィルパワー以上の高性能であると思っています。もう一回り高性能の新製品が出たのですが、現時点では変えようと思いません。

※厳密に言い出すと、中綿が「わた」でないので、充填物という表記が正しいですが、中綿のほうが昔から馴染まれた表現だと思っています。

(2)裏アルミのカーゴパンツ
裏アルミのカーゴパンツはリップストップタイプのカーゴパンツです。リップストップというのは引き裂き防止という意味です。今のところ、枝先などには引っかけていませんが、多分大丈夫だと思います。

裏アルミなので、体温反射があって、寒くない。こちらはダウンパンツではないのですが、暖かいではなく、寒くない。
暖かい裏起毛だと、暖房で痒いことがあったのですが、裏アルミで痒くなったことはありません。
アウターと違って、パンツ(ズボンのほう)は脱いで椅子に掛けることがないので、良いものがあるとQOL(生活の質)が格段に上がります。

このカーゴパンツは、裏アルミであることだけでなく、ポケットが気に入ったので買いました。
スナップボタン付きフラップのカーゴポケットの所にスラッシュポケットがあるんです。
カーゴポケットに入れるほどではないものだとか、ポケットの中でごっちゃにはならないように分けたい感じの時に便利そうだと思いました。

前ポケット2つ、尻ポケット2つ、カーゴポケット2つ、スラッシュポケット2つ、計8ポケットです。(ポケット ケポット トッポケト)

ウェビングベルトもちゃんとあります。
普通のベルトだと酷寒時に困りますからね。
暑がりなのでズボンの重ね着をあまりしないですが、大震災時にはすることになるでしょう。

次回も続きにします。

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