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レトロポップカメラ入門 第一話 初めましての人もカメラお好きな人も 「Canon Autoboy TELE」

 さあ、今回から始まりました「レトロポップカメラ入門」。

 アンティークとかビンテージなカメラとかとは違う80年代を中心としたレトロかつポップなフィルムカメラをいろいろ使い倒してきた私、石井が一台一台紹介していく、という企画になります。

「フィルムカメラ始めてみたいけど、何をどう選んでいいのかわからない」

「フィルムカメラ興味あるけど、なんか本格的で重たい感じのは、ちょっと…」

という方にぜひ!

 フィルムカメラってこんなにカジュアルで簡単でエモいんだ!ということに気づいていただけるキッカケになったら幸いです。

 ということで第一回目の今日は「Canon AutoBoy TELE」をご紹介したいと思います。

Canon Autoboy TELE

外観

  このデザイン、パッと見で皆さんはどう思いますか?
 エモいを通り越して「ダサい」の領域ですかね?(笑)
 でも、このなんとも絶妙な「ダサさ」が僕はとても好きなんです。
 ちょっと大きいサイズ感もかつてのカセットテープのウオークマンみたいでなんともそそるんですよね。

 このカメラは「二焦点」というタイプのカメラで「40mmF2.8」と「70mmF4.9」というレンズが搭載されているのですが、この切り替えの時に大きな音でレンズ、というかレンズが入ったこの前面のユニット自体がグーっと迫り出す時のなんともいえない「野暮ったさ」がまた良いのです!

写り

 写りの話をしましょう。実はかなりしっかり写ります。この「オートボーイシリーズ」はこの手のカメラの中では写りに定評があり、写りに全く心配はありません。逆にちゃんとしていて、つまらない写り、ってくらいかも?

画像2

なんかすごくちゃんとしてますよね。カメラの見た目からは想像できない、しっかりした写りです。とても良いことなんですけどね。

 でも、安心してください!このカメラを第一回に選んだ最大の理由、それは「ソフトフィルター内蔵」という機能なのです!

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