見出し画像

blast東京公演を見て

blast ブラスト!


現在、渋谷ヒカリエにあるシアターOrbにて

8月12日まで東京講演開催中!!


マーチングバンドをショーアップした

「魅せる音楽、爆発する感動!究極の

 エンターテイメント」



この夏におすすめ!いける方はぜひチケットをゲットして、行ってみてほしい



これからブラストの講演を見て感じたことを書くのですが



一言目に言いたいことが「すごかった」



って何が?と思われた方

行ってみたらわかるの



一言目にはこれが出ちゃうから

きっと出る笑



そして惜しみない拍手を送りました



まず、演奏するキャストの笑顔と自信が素晴らしかった



演奏をして、観客からの拍手を味わう姿

ありがとう!受け取るね!と言わんばかりの姿



気の遠くなるような練習量があったことでしょうし


上手くいかないことだってたくさんあったと思います


その結果、自信を持って「ありがとう」を受け取れる



ここって自分を含めて、もっと真似したらいいな!と感じたんです



謙遜と、天狗になるのは違うけれど

我々って、あまりにも謙遜しすぎではないか?



これだけ練習してきたのだから、受け取っていい



きちんと言葉や感謝を素直に受け取れることは

今の自分にも必要なことなのでこうして書きます



そして早速実践しました



仕事としてはフットケアの施術をした際に

「すごい!足が楽!軽い!」など本人の内側から出る「サクラ」ではない声を受け取ったわけです



よかったです、ありがとうございます



この一言が、また自分も頑張ろうと思えますし


これまでに経験してきてよかったなと感じる



これまでの自分も「まだまだ!」と思う部分もあれば



結構いいじゃん!自分!と褒めたくなることもあって



その自分の素直さに目も向けれず

負荷をかけ続けていた時があったんです



そんな時って思うようにいかないこともあるから


摩耗してしまってシュンとすることだってあった



だからこそ、ありがとうの受け取り方は自分に響いたし染み渡った!


こういう表情していいんだ!って思った



痛みやしんどさを前にすると笑顔や笑い声は禁物だと思っていたし、自分で抑制していた



医療の現場って、患者さんより目立っちゃダメと教えられたから、

髪型や服装なんていじったら

ここぞとばかりに、攻められる笑



授業も桜木花道の赤頭で一番前の席に座って

勉強していた時期、医療者として向いていないと言われ続けた時期があって



確かにそうかもしれない

でも、やってみなきゃわからないだろう?と

標準語もままならない田舎っぺが堂々としていたんです



結果出てから判断してくれ!と伝えて

定期テストは絶対に悪い点数とれねいから必死に勉強するといういいモチベーションにもなっていた



授業も試験結果も良好

言われることは見た目の話だけ



ある時学科長に言われた

「伊賀、お前もう少しその見た目なんとかならないのか?」



「先生、お言葉ですけど、ギラギラした腕時計、そのリーゼントみたいな髪型、イカつい◯川翔みたいなメガネ、セカバン、よっぽど◯◯ザに思われませんか?私はあなたの鏡です」



それから学科長も怒ることはなくなりましたが

その分、臨床やこれまでの経験をたくさん教えてくれることになるのです



抑制だけが人を強くするわけではないと

この時にすでに感じていたので

自分は、強制を選ばずに進んでいこうと心に誓う



いつの間にか脱線!!



そしてキャスト同士の信頼感が溢れていた

お互いの信頼が、動きや表情から溢れているんですよ



もちろん、本当のことは知りません



客席から目の前の演奏を見ている自分には

いいように感じている、いいように受け取るわけです



勝手に良い想像しちゃう!



だってね、すごく良いの!雰囲気が

目のやり場が、そして相手へのパスの出し方が



こんなにスムーズにいくまでにはたくさん失敗して



たくさん話あいもしたのだと思う



だけど動きだけ見ても感動しちゃう



体幹はきっちり使えているし、しなやか



その伸びる感じほしい!と思って

実際に朝やってみたけどやっぱりまだ鍛錬が足りない


 

でも続けてみることはできるから

自分のパフォーマンスを上げるためにもとても良いと思う



以前、シルクドソレイユを見に行った時もそうだった



人が、人を超えたような動きをするのってすごいと感じてしまう

 


空想ではいくらでもできるのに、自分の視覚で見るとウヒョー!!真似してみたい!!となっちゃう



でもすぐにはできない


それは当然なんだけど「動きたくなる」を

見せることの難しさを知っているからこそ

大感動してしまうわけ



控えめに言ってもサイコーなのよ



金管楽器とすごい種類のパーカッションを鳴らし


フォーメーションを常に変えながら演奏する



リズムをもとにそれぞれが自由に演奏をして魅了する



一般的にはダンサー、演奏者とそれぞれの専門性を持ってやるものだと思っていたいんだけど



フレキシブルにキャストさんが動くわけ



トランペット拭いてると思ったら、マリンバ叩くしスネアドラム叩くし!!



ダンサーの人もフラッグ回せるし、打楽器叩くしこんなにやるの?しかもすごい上手い!って



楽器は詳しくないけれど、おそらく演奏のしかたも覚え方も違うのにどうやって練習する?って考えてしまった



そしてもう一つは体の使い方


相当ハードでスピィーディー

そしてテクニカル



日本のパーカッション奏者の方はスネアを叩くのだけど


その姿がとても和太鼓の要素を含んでいてかっこいい!


和が出てる!と気づいて


スネアの叩き方だと、スティックの持ち方の右手と左手は違うので、非対称で動かす面白さや軸の取り方



スティックの跳ね方を利用して叩きだすメロディーがこちらをノリノリにさせてくる



こうして打ちながらもあのリズムが蘇ってくる


このキーボードがサクサク叩けるように面白いんだろうね



マーチングバンドの要素があるから

フォーメーションをいくつも変えて動くのが

縦横斜め、上下まで動くから目が離せない



目がもう8つくらい欲しかった

人間って欲深い笑

もっとみたいってなってしまう!


でもこれって仕掛けでもあるよね



上手に仕込んでいる



当たり前なんだろうけど

当たり前を当たり前にやってくるあたり

王道なんだろうね


でもその王道を行くって良いなぁ〜

ありがたい



そして驚いたのがコアファンの動きの速さ!



幕間にパーカッションメンバーがロビーで

演奏をしてくれたんですが



拍手が終わった瞬間に、ロビーへ向けてダッシュが始まる



そして最前列を確保する姿!


めちゃくちゃ勉強になる

こうした楽しみ方もあるのねって!


そしてここでも声援と拍手がすごい



ただ演奏するだけでなく

演奏することで観客を巻き込む

一緒に舞台を作る姿勢が本当に面白い



これも早速自分のサービスに組み込む!



そして終演間際になると客席までキャストが演奏に!



ボルテージも最高潮に向かっていく



エンディングを迎えるとまた猛ダッシュが始まりロビーへ!!



お見送りの演奏でお祭り騒ぎになっていきます



盛り上がった状態で送り出すことで

きっとエレベーターや帰りの電車

ご飯を食べながら余韻を楽しめるんだろうな〜



エンターテイメントは奥深さは

演奏をみる、聴くだけでなく



自分ごととして考えることもできること



そして、自分のサービスにも応用できる

可能性があること



今回のblastを見た後に自分を俯瞰してみたわけです



もっと、笑顔でいい

もっと、気持ちを受け取ってもいい

もっと、笑顔にできる

もっと、可能性を広げていける

もっと、面白い施術を提供できる

もっと、面白い運動を提供できる



ブラストでマーチングの要素を見て考えられたことは



動きをトランスフォームすると

体幹だけでなく、足部、頭部のように

バランスをとる部分への入力が多くなること



この感覚入力から、パフォーマンスが向上する



動きの滑らかさにつながることも可能


こうしてまた一つ、掛け算をすることができる



きっと、月曜日からの運動にはブラストの要素が落とし込まれます


そんなリズミカルな動き方が出てくることでしょう



これもお楽しみにしてください!



またね!!



店主

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?