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ちなちゃん「シッポ猫」 〜月刊おりがみ518号〜

以前、川畑文昭さんの「ネコ」を折ってくれた、小学6年生のちなちゃん。
(当時の記事:2019.07.20)

今回は、月刊おりがみ518号(2018年10月号)の「シッポ猫」を折ってくれました。

ピンと伸びたシッポがアクセントの、シンプルな猫ちゃん。
15cmで折ると、ちょうど手乗りサイズになります。

さて、今日もゆるっとお送りいたしましょう。
❶ネコブームは続く
❷頭とシッポの工夫
❸みんなのレベルアップ

♦︎♦︎♦︎

❶ネコブームは続く
最近ネコを飼い始め、空前のネコブームが到来しているちなちゃん。
折り紙の興味も、やっぱりネコ寄りになりますよね。

この作品は、昨年に私がコラムで紹介したことがあるのですが、それを覚えていてくれました。
(当時の記事:2018.11.11)

「ねぇ、アレある?」
「あるよ、コレね」

月刊おりがみのバックナンバー1年分が手元にあったので、彼女のリクエストに瞬時に応えることができました。

大量のテキストを、毎回ガラガラを引いて持参している甲斐がありました。

他の猫ネタといえば、「端正なおりがみ」にも「はこねこ」があります。
(2018.08.08)

コレもまた、いいんですよねぇ。
彼女と同級生のいっくんが持っているテキストなので、リクエストがあったら個別に借りてもらおうっと。

❷頭とシッポの工夫
頭の形は、「かぶせ折り」の深さで印象が変わります。

根元寄りで折ると、やや面長に(写真奥)。
浅めに折ると、コンパクトな丸顔になります(写真手前)

長いシッポも、色々工夫できると思います。
カールさせて針金を仕込めば、ペンなどに巻きつけて飾れそうです。
今度やってみようかな。銀色とかで。
良かったら、皆さんも試してみてくださいね。

❸みんなのレベルアップ
この作品の工程23は、いくつかのラインを同時進行で、立体的に折っていきます。
ココが結構難しくて、初心者の方は止まってしまうかもしれません。

ちなちゃんも躊躇していましたが、少しヒントを出してあげたら、自力でサクサク進めることができました。さすがです。

彼女が講座に来て、もう1年以上。
当時から十分器用でしたが、折る作品はさらに高度になり、折る所作もきれいになった気がします。
(写真は彼女が折った1分ローズ)

他の生徒さんも、バリエーションが増えたり、色の使い方が上手になったり。
まったくの初心者だった方が、いつの間に「妹背山」を折れるようになり、驚いています。

お互いに教え合ったり、作品を見せ合ったりして、良い刺激になっているようです。

みんなの上達を見るのも、定期講座の楽しみになりました。

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というわけで、久しぶりに「月刊おりがみ」の作品を紹介いたしました。

佐藤ローズや、川畑文昭氏の変態作品に気を取られ、届いても部屋に放置される最新号。
そろそろ、夏モノを物色してみようかな。

でも部屋には、五角形に仕込んだままのヴィヴァルディが転がっている…
次回の作品にも、どうぞご期待くださいませ。

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