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(1分読み)ユニバーサルデザイン(UD)の教科書94 クリエイティブディレクター10の心得

クリエイティブディレクター10の心得

クリエイティブディレクターの役割は、クライアントとクリエイターの間に立ち、最適なデザインディレクションを行い、ステークホルダー全体の満足度を高めることが重要です。

ここで危うい点があります。

ディレクターは、もちろんクライアントではありません。
そして、デザイナーでもないので、実際に自分で手を動かして自分でデザインすることもしません(関与度は人によりますが基本的にはディレクション業務に集中するのがよいと思います)。

ともすれば何もせずに、クライアントとデザイナーの単なる中間経由として、案件をほぼ「こなす」だけになってしまうこともあるかもしれません。

例えばクライアントの理解が良く、デザイナーのデザイン品質が良ければ、「こなし」ても大丈夫な場合もありますが、そのケースは稀です。

そして、良い関係性が続いたとしても、

日頃「こなす」ことばかりに終始していると、やがて何かのタイミングで、デザイン品質やコミュニケーションエラーなどのリスクが生じた場合、ディレクターとしての存在意義が問われることがあります。

そこで、今回は、普段からクリエイティブディレクターが心得ておいたほうがよい、私が思う心得を、10箇条としてご紹介します。

1.ビジョンの明確化:
プロジェクトの目標とビジョンを明確にし、それを全てのデザイン決定の中心に据えること。

2.ユーザー中心のアプローチ:
ユーザーのニーズと期待を理解し、それを満たすようなデザインへ導くこと。

3.コミュニケーションの重視:
チーム内外とのコミュニケーションを重視し、アイデアやフィードバックを適切に伝えること。

4.リサーチと学習:
常に新しいデザイントレンドや技術を学び、それをプロジェクトに適用すること。

5.クリティカルシンキング:
デザインの意思決定においては、常に批判的思考を持ち、問題解決のための最善の方法を探求すること。

6.プロトタイピングとテスト:
デザインのアイデアを実際にプロトタイプ化し、ユーザーのフィードバックに基づいて改善すること。

7.ブランドの一貫性:
ブランドのアイデンティティと価値を理解し、それを一貫したデザイン言語で表現すること。

8.フレキシビリティ:
プロジェクトの変化や新しい情報に対応できるように、フレキシブルな姿勢を持つこと。

9.ディテールへのこだわり:
良いデザインは細部に宿るという信念を持ち、ディテールにこだわること。

10.パッション:
自分の仕事に対する情熱を忘れず、それをデザインやコミュニケーションに反映させること。

全部大事なことですが、
最後の10が基本スタンスとして
一番大事だと思います!

良いデザインで
世の中をハッピーにしましょう!

Think Universality.

Think Difference.


m.m

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