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人はバランスで生きている

人はバランスを取りながら生きています。

「バランス」
何かと何かがつり合い、均衡を保つこと。

物理的な「作用」と「反作用」もバランスと言えるでしょう。

感情というものは「反作用」だと思います。
感情を起こす何かの原因があったはずです。

仮に、心の中に一つの天秤があるとします。
その天秤は感情によってバランスを保っています。

例えば、ある日、自分にとって不測の事態が起こるとします。
それは、自分が最も望まない出来事だったとします。

すると、心の中の天秤の片方の受け皿に、「不安・恐れ」という名の重りが載せられます。

心の天秤は、バランスをとるために、もう片方に「緊張」という名の重りを載せます。そこで一旦はつり合いが取れたとします。

しかし、「緊張」がさらに続くと、重りはどんどん重たくなります。

すると、今度はその反対側に「硬直」という名の重りが載せられます。さらに「硬直」が続くとそれが大きく重たくなり、反対側に「停滞」という名の重りが載せられます。

そして、「停滞」が続くとそれがまた大きく重たくなり、もう天秤の反対側に載せる重りがなくなってしまい、心の外側で病気という重りが体に載せられることになります。

これが心理的バランスによって病気になるメカニズムだと思います。

胃潰瘍などの病気のメカニズムは同じ理屈じゃないかと思います。病気になることもバランスが原因なのかも知れません。

心と体は二人三脚です。
心も体も天秤の様にバランスを取っています。

強い感情の反対側には何かの重りが乗っていて、無意識にバランスをとろうとしているのかも知れません。

自分が信じる「正義」、「強い期待」、「信頼」に対する強い失望感。
とても重い「怒り」という感情の反対側に乗せられた重り、それは心の外側にある「裏切り」であったり、「批判」であったり、「嫌がらせ」であったりします。

負の感情は大きく膨れ上がり、バランスを取るのが難しいものです。

そこから抜け出すためやるべきことは、
天秤に重りを載せるのをやめて、載せられた重りを下ろすことだと思います。

そのために大事なことは、心を緩めること
心が硬直してしまうと、正しい思考・判断が困難になってしまう。

理屈や感情ではなく、単純に許してしまうことです。
ただし、それは心の中だけでいいんです。

許すと覚悟してしまうことによって「安堵(あんど)」が得られます。
すると、もう重りを載せる必要がなくなってしまう。
結果、自分が得をします。
重りを載せ続ければ損することしか待っていません。

起こった出来事が同じでも、さらに重りを載せる人、重りをつまんで下ろす人。

出来事は心の外の世界であると言う事。
心の中は、自分次第の自由な世界のはず。
不自由にしているのは、実は自分自身です。

肝心なのは心がどう捉えるかです。
外の世界の出来事は必ずしも内の世界の原因とはならないということです。


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