「常設展示室」(原田マハ)
あらすじ
絵を通して人生を見つめ直す6話の短編集。
各話の主人公は、ニューヨークで憧れのキュレーターとして働く女性、画廊で働き、世界中を飛び回る女性、お金持ちの愛人の女性、絵画専門の教授の女性など。
運命を変える一枚の絵画に出会う物語。
感想
原田マハさんの作品は好きですが、絵画に疎いため読むのを敬遠していましたが、読んでよかったです。
絵画を通じた短編集ですが、絵画の知識は全く不要でした。
家族愛の話がいくつかあり、特に最後の「道」は泣けました。
家族の大切さ、家族とは、かけがえのないものであることを強く再認識させられました。
気になった一文
「この世でもっとも贅沢なこと。それは豪華なものを見にまとうのではなく、それを脱ぎ捨てることだ。」
よかったら私の書斎をご覧ください。(ブクログへのリンク)
ご覧いただきありがとうございます。
コメントしていただけると嬉しいです。
素敵な本に出会えますように。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?