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これは憲法の条文か?矯正歯科診療のガイドラインなるもの

矯正歯科診療のガイドラインなるものがあります。
いろいろな治療方針が世の中に溢れていて、
どうしていいか分からないヒトのために
今現在 分かっている事実をもとに「公式」を作ろう!
という試みのようです。

一般公開されています。しかし意味が解らない (T_T)
一部抜粋。

「上顎前突の治療の必要性」
上顎前突を含む咬合異常は好感度や聡明さなどの社会的領域、自尊心などの心理学的領域に影響を与える可能性が高い。
また、口腔機能への影響については咀嚼機能に影響を与える可能性が高い。しかし、構音機能、顎関節症、ブラキシズムと直接的に関連があるとの科学的根拠はない。さらに歯周病や齲蝕との関連性について、咬合異常はそれらの発生との直接的原因となる科学的根拠はないが、二次的な要因として捉えることができる。

これ、意味分かります?
各種団体に忖度しているので
無難なものになるのも仕方なしでしょうか?

翻訳してみました。

「出っ歯の治療は必要か?」
出っ歯を含む咬合異常を治すと、イケメン、イケジョと言われるので自身がもてる可能性が高い。また、食べ物が食べやすくなる可能性が高い。
しかし治療することで、しゃべりが上手くなるとか、
顎関節症が治るとか、歯ぎしりが止まるか、は分からない。
さらに歯並びの悪さと、歯周病や虫歯とは関係があるかは分からない。

こんな感じ?


#歯列矯正 #歯科 #エッセイ #忖度

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