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ICBM発射実験で思うこと

今朝ニュースになっていたことで、アメリカがカリフォルニアの基地からICBMの発射実験をおこなったそうだ。

着弾した場所がミクロネシア連邦コスラエ島の東隣マーシャル諸島共和国だと言う。

ところでマーシャル諸島共和国にはクワジェリン環礁がある。グアムとホノルルの間を結ぶユナイテッド航空アイランドホッピングに乗るとチューク〜ポンペイ〜コスラエ〜と停まって、その次にクワジェリンにたどり着くことができる。
このクワジェリン環礁は1周200㎞と世界最大の環礁でもある。
クワジェリンから先、隣のマジュロまではマーシャル諸島共和国である。アイランドホッピングについては以下の記事を参考に!

さてこのICBMがマーシャル諸島のどこに着弾したかはわからないのだが、このクワジェリンには米軍のロナルドレーガン弾道ミサイル実験場というミサイル迎撃の基地がある。そのためアイランドホッピングに搭乗してもクワジェリンで一般の人は降りることができない。この空港を利用できる者は軍関係者とその家族のみだ。

この辺りの島々の空港はどこも滑走路が一本しかなく、さらに句稿には管制塔もない。しかしクワジェリンは別で長い滑走路が2本あり、管制塔もある。
滑走路の脇にはなんやらレーダーらしき建物もあって、ここまでの島ののんびりした風景とは一変する。明らかに違うのだ。日本本土で言うのならば旅客機が横田基地や嘉手納基地に普通に降り立ったようなものであるのだ。

基本、写真はダメらしいのだがコッソリと・・・・・・。ちなみに私の知り合いもクワジェリンを機内から撮影しようとしたらCAから「撮影はしないで」と言われたそうだ。
以前驚いたのは、クワジェリンから搭乗したアメリカ人女性、片手にはサンドウィッチのサブウェイの袋を持っていた。てことはこんな太平洋の僻地の島にもサブウェイがあるのか!ってことだ。
聞くところによると環礁全体が基地だけに水もあるし、普通にお湯も出る。映画館もある。下の写真は滑走路だが、ヤシの木の辺りはゴルフコースになっているのだ。沖縄もそうだが、基地の中は相当良い暮らしができる。

今回のICBM、先にも書いたがマーシャル諸島のどこに着弾したかは不明。するとしたらクワジェリン辺りか?と勝手に思っている。またここには迎撃実験の基地もあるので、迎撃されたのかどうかとも考えてしまう。

昔こんなことを聞いたことがある。
マーシャル諸島の人は日本の人の気持ちをよく理解していると。それは共通点があるからだ。


日本は、広島・長崎・福島で核の被害を受けた。
マーシャル諸島は戦後ビキニ環礁がアメリカの核実験場になった。
これらの点がひとつ。
そして、沖縄には米軍が駐留し、それはクワジェリンの光景と一緒だ。


定期的にこの実験はおこなっていると言うが、民放のニュースにまでなるくらいの報道を見ると、改めてマーシャル諸島が日本と同じでアメリカの軍の支配下にあるように思える。

そして世界は一層不安な日常へ進むのではないかとも思ってします。

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