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馬鹿正直か 嘘も方便か

 新卒の面接で最近思う事があります。それは、「正直」だなぁという事です。
 正直というのは、決して悪いことではありません。どちらかと言うと良い方の要素と言えると思います。

 ただ、ここでお話しすることは、逆の要素になっているものです。

 例えば、今の大学・学部を選んだ理由や、資格を持っていれば、なぜその資格を選んだのかを聞くと、「就職に有利だから」とか「将来何かに役に立つと思って」。

それ面接でいうか?
と突っ込みたくなります。

 将来の目標を聞くと「結婚する事」とか「家族を持って幸せに暮らす事」。あるいは、「安定した会社で働いている事」とか。

それ、なんのアピール?
って感じですね。

 まだこんなもんかと思わなくもありません。これから経験を積む中で何か働く意味を考えることになるのかと。
 ただ、大学という所は何を学ぶ所なのか?と疑問に思ってしまいます。
 まぁ、落ちこぼれの私が言う事でもないですけど 苦笑

 嘘も方便ですよね

 嘘でも良いから、これが勉強したくてこの大学を選んだ、とか、こういう仕事をしたくてその為に役に立つからこの資格とったとか、言って欲しいですよね。

 そもそもなんのために就職活動しているのだろうか?

 今や、誰もが大学に行く時代。きっと、みんなが行くからとか、とりあえずやりたい事がわからないから、といった理由で進学をしている人が増えているのでしょう。就職もとりあえず、卒業だしあまりきつくない会社に入れれば良いかな、といった感じなのではないかと思ってしまう。

 「やりたい事をやりたい」という人も多いです。ただ、このやりたい事っていうのが、本当に自分がやりたいと思う事を指している事が多い。逆にいうと、やりたくないことはやりたくないって事ですから、仕事を選んじゃうパターンですね。

 それでも、人手不足が後押しして、それなりの会社に就職できてしまったのでしょうね。そんな先輩方を見てきて、同じ様にしていたら、コロナによって状況がガラッと変わってしまった。それでもその変化についていけない人は多いのではないかと思います。

 でも、将来を考えたら、良い機会だと思います。

仕事の目的を考えよう

 生きる意味、働く意味を考える良い機会です。目指すところを明らかにすると、力が湧いてきます。
 21年卒の就職活動は終わりが近づいていますが、うまく行っていない人は、ぜひ自分の思考や価値観を振り返って、目的を見つけて欲しいと思います。きっと将来につながると思います。

 今回も最後までご覧いただき有難うございます。お役にたてたら嬉しいです。

岡本昌巳

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