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主体性を持った行動が自分を成長させる

 主体性を持って行動するって大切ですね。みんなわかっていると思います。この所何度か、主体者は自分というお話をしてきました。

主体者とは、物事を自分ごととして捉えて行動する事です。

主体性を持った行動とは

 ここで扱う主体性とは、積極的に自分から行動する、と言った意味になります。とは言え、ただ闇雲に動けばいいかと言えばそんな事はありませんね。
 主体性とは、自分から動くという意味の他に、自分の頭を使う事を意味します。

 つまり、物事に対して自分で考えて自分から行動するという事です。
 なんだそんな事か、と思われる方もいるでしょう。ただ、意外と難しいです、これ。
 自分から行動した事に対して、何かを問われた時に、きちんと答えられる事が求められるという事です。きちんととは、相手が納得するだけの根拠を持っている事です。さらにはそれを言葉にできる事が求められます。
 また、行動する前に判断を仰ぎ必要がある場合も多いです。その時には、自分の考えを持ってこうしたいという事を伝えなければいけません。

 実際良くあるのは、何かトラブルがあった時、
「これこれこういうことが起こりました。どうしましょうか?指示をお願いします。」
というもの。
 これ、本当に良くあります。

 これは主体性を持っていますでしょうか?先ほどお伝えした通り、主体性を持った行動とは、自分で考えて行動することです。上の例の場合、これに当てはまりますかね。
 まず、自分で何か考えていますか?いませんよね。行動は当然してません。

「どうしましょう」禁止

 自分がやりたいことや、できることに関しては、言われなくてもやってしまう。が、自分の責任が伴う様なデリケートな案件では、自分で考える事をせずに指示を待ってしまう。という事が起こりがちなのです。「どうしましょうか」という投げ方は相手に依存している事です。ですから、この言葉は口にしない方に気をつけた方がいいですよ。

 もうお分かりと思いますが、本来こう言ったデリケートな案件こそ、自分で考えて責任を持って行動しなければいけませんし、それこそが自分の価値に直結します。

 ですから、どんなシチュエーションであっても自分で考える癖をつけてください。上記の様な場合には
「こう言った事が起こっています。私としてはこうするべきだと思うのですが、動いてよろしいでしょうか」
と言った伝え方をできる様になりましょう。
 当然、これでOKという事になれば、自分が負う責任は大きいです。(もちろん上長の判断が入っているので、最後は上長の責任ですが)

主体性を持って行動する事で自分が主体者になる

 でも、こう言って行動するとなれば、物凄い当事者意識で対応する事になりませんか?自分でこうしたいと言って行動するのですから、うまくいけば自分の手柄、うまくいかなければ自分の責任、という意識で行動しますよね。
 これこそが、自分が主体者になっている状態です。

 そうであれば、100%以上の力で取り組みますよね。そうなれば間違いなく成功に近づきます。うまくいかなくても得るものは多く自身の成長に間違いなくプラスになります。
 だから、「自分が主体者になる事」・「主体性を持った行動」が大切なのです。

 是非ここを理解して、責任を持った行動をとり、自身の成長につなげ、周りの信頼を勝ち取っていただきたいと思います。

今回も最後までご覧頂きありがとうございます。お役に立てたら嬉しいです。

岡本昌巳



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