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そのバラになる。

はや、2年生です。2021年4月大学院に入学してから
どとうの1年間。入学の心境を綴る間もなく今年の4月がやってきました。
これまでと、これからを少し。

今、幸せか?

ネガティヴな気持ちを治療するのではなく
ポジティブに楽しめるか、あるいは癒してはどうか?
ポジティブに楽しむ環境はどのように創るのか。なぜ創れないのか、創られていないのか。。。との思いからポジティブ心理学・幸福学の分野に飛び込みました。

もともとデザインということを真面目に考え、なぜそのデザインをするのかと問うたところ
人を幸せにしたいから。楽しく笑顔にしたいから。
そんな想いが返ってきます。
人を幸せに楽しませるには、
創り手こそ幸せで楽しい状態であることこそが必須
そう命じ続けたところ、冒頭の話にたどり着きました。

しあわせは人のあらゆる場面にしのぶと理解できたところです。
ポジティブに楽しむ環境はどのように創るのか。上流から下流から。
研究というものを楽しんでみます。

マルマル思考の行き先は、いずこ

日常的な、たあいない無意識的バイアスを
絶えず塗り替えるにはどのようにすれば?との疑問から
思考法手法にはまりました。
あの人のいつもと違う良さを別の角度から見つけてみたい!という好奇心からです。
思考法手法を試した結果

  • howが習得できる。

  • 根幹となる内との対話はその前準備として自分を磨きながら行う。

  • 発想法は参加者の感情に影響を及ぼすことができる。

理解できたことはこの3つ。さまざまな複合ワザと個人の経験や知識で進むことが必要のよう。少人数で行うのでまるで外に発散するようであり、個々に目を向けると、むしろぐっと内側に潜り込むという発見もありました。

アートと内なる自己対話とか

アートとはなんやろ?の疑問からアートに関わる方にお話を聞かせていただいていました。
内なる想いを表現したものがアートなのか?
お言葉をかりるなら
 想いはふってくるもの。自分だけのものでもない
 自身は他者とつながっているから自己固有ではない。
 表現ではなく体現。体と手が勝手に動く。
つまりは
自己とは空なのでしょうか。。?

ガーゲンさんの関係からはじまる

2021年にやっと出会った思想で体感とともに理解が深まった内容でした。
社会構成主義というものだそうですが
その人の背景や生まれた環境は誰ひとり同じではなく
互いに持つコトバは、同じ言語であっても同じワードでも
異なる意味をなすという。
異業種の方と話をすると同じ言葉も違う事柄を指すことが多々あります。
けれどもガーゲンさんのお話によると、日常の会話の中にもそのコトバが持つ意味が異なる。そして話す相手によっても同じコトバがゆらぎ違う意味をなす。

学校に通うにあたり私は他の方と生活圏が全く異なっていたがため
強く実感する内容でした。
だからこそ観察や対話が大切だと。他の先生方の語る内容がここでつながった瞬間。

「なぜそう思うのか」を心ゆくまで聞いてくださる方がいました。
そんなふうに安心できる方と出会ったことはなかったので、
とても嬉しい出来事となりました。

そのバラになる。

さいごに、そのバラになるという宣言を。

先日先輩の修了式がうれしく、大好きな方々にバラの花をお渡ししていました。
ただただうれしく。ただ渡したかったから。
その翌日バラを飾ったところを
感謝の言葉とともに写真で教えてくださって。
ただの1輪のバラがこの方が持つと
あぁこんなにも優雅に凛とするのかと感動しました。
この日までどんな世界を生きてこられたのか。

次の春には、その方が持つバラのように凛とした姿でありたい。です。

最後までお読みいただきありがとうございました。
↓ガーゲンさんの「関係からはじまる」です。よろしければ。


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