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人物(顔)ロゴについて考えていたら無駄にパン屋(仮想)のロゴを制作してしまった件

おやつにこんな菓子を食べた。

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初見、初実食。成分表の写真を撮るのを忘れましたが、チョコレートにココナッツがまぶされていて、フルーツ(オレンジ)、ナッツ(アーモンド)の味と感触がとても爽やかな感じだ。

顔ロゴがもたらす効果とは・・・

この菓子はニュージーランドのお菓子のようだ。味はさておき、このロゴに引かれた。誰だか知らないけど、TomとLukeという二人が作ったんだろうか?

どれどれ、調べてみるか・・・。このお菓子のサイトを見つけた。パーソナルトレーナーのTomとシェフのLukeの二人が作った、健康を意識したお菓子のようだ。このお菓子のサイトにはこのお菓子ができるまでのストーリーが載っている。

・・・と人の顔が載っているロゴをみるとその人の背景(ストーリー)を少し知りたくなる。この人誰?から始まり、この人どんな事したの?と興味が移っていく。

なるほど。人の顔のロゴで商品を売るということは、そのストーリーを共有して商品に親しみと、ストーリーから得られる強烈な印象(イメージ)を消費者に植え付けるという効果があるんじゃないかと思えてきた。

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有名どころだと、カーネルサンダースのケンタッキーフライドチキン。歳とってから自らのレシピを元にケンタッキーフライドチキンを創業したアメリカのおじいちゃん(合っているか?)、というストーリーが頭に浮かぶ。そしてその味は唯一無二。

そうか、味にもストーリーにも自信があって初めて顔ロゴが成り立つのかもしれない。

そして顔ロゴで思い出したのが、「three twins Ice cream」。代官山の駅前にあった店。あった店・・あったのに昨年、閉店してしまったようだ。コロナの影響だろうか・・一年半ほど前に食べた時は最高に美味しい味を堪能した。この顔ロゴにもストーリーがあり味はオーガニックにこだわっている。濃厚な味わいのアイスはまた食べてみたいと思わせ、まさに唯一無二の味。

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この記事の一番上のタイトル画像は、その他のそれらしい顔ロゴもどきを集めて、それっぽく仕上げてみた。特に意味はない。

ただ、自分がいつか何かを売り出そうとした時、自分の顔をロゴにするだろうか・・・。俺の顔じゃ、、、しないな。。

顔ロゴを作ってみる

ここで記事が終わったら、単に考察してして終わってしまう。。2021年はクリエイティブ元年。そう思い、顔ロゴを作ってみることにした。私は顔出しはNGでやらせて頂いているので、無料の写真を探すことにした。

人の顔は肖像権が絡むので無料というのはなかなか多くは見つからない(私が知らないだけかもしれませんが・・・・)。しかし、以下の写真を見つけたので、それを使わさせて頂く事に。

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とりあえず、このおじさまの顔写真を使いますか。

ロゴ作成時の架空の設定(店主・店名)

この方の顔を見て、ふと、思い浮かんだのがパン屋さん。手作りと天然素材・水にこだわり持って、地域住民に愛される味を提供し続けて30年。(爆)(←この表現を最近使う人はいるのでしょうか・・・。見かけない・・。)

・・・なるほど。勝手に設定をつけてからこの人のかをみると、ロゴをどうしようか、少しばかりかイメージが思い浮かぶな。勝手に架空の設定を考えたが、通常だと実際のモノ・サービスを売り出す人がこの設定・背景を持っているから、嘘の設定というのはないとは思うけど、架空の人物を祭りあげて商品化するときとかには、こんなことをやるのだろうか・・。

そうか、人の顔じゃなくて、キャラ作りクターの時はこんな過程を踏んで、色々な設定(ストーリー)をキャラにつけてたくさんアイディアを出してみんなで議論しているんだろう(おそらく)。さすがにSEをやっていて、そんなことはしないが、サービス・システムを使う人の「ペルソナ」(仮のユーザの人物像)を思い浮かべてからコンセプトを考え、画面UIや機能を考えるというのは、若い頃にやったことあるな・・・。

パン屋ということは、なんかパン屋さんがしていそうな帽子がロゴの中に入っていた方がいいのだろうか・・。そして、歴史を伝えるために「since 1990」なんて文字も入れたりしてみて・・・。

店の名前は何にしようか。パン屋で思い浮かべるのは、、、小麦を連想させるためなのか、「〜麦」といのをみるような気がする。今回は勝手に「手作りと天然素材・水にこだわり持って」という設定を置いたので、、、「天然麦屋」にでもしよう(テキトー)。ちょっと、念のためにgoogle先生に聞いてみると・・・おぉ(笑。確かに、パン屋がヒットする!!ただ、このままズバリの名前は見つからないですね。ひらがなの「むぎや」はヒットしますね。確かにひらがなの方が親しみやすい感じがする。ただ、ここは店主のこだわり満点の店なので、漢字でいきましょう。他にgoogleでヒットしたパン屋の店名を見ていると、、、そうか、パン屋だから「工房」という名前も使いたくなりますね。

決まりました。

天然麦屋工房 since 1990

1990年って見るとそこまで歴史があるように見えないのは歳のせいだろうか・・・。この架空のパン屋の架空の店名、そして架空の店主。見た目の年齢的にはバッチリだ。将来的には全世界を股に掛けるパン屋へと成長することも睨むと・・・英語表記も必要ですね。

天然麦屋工房 Mugiten Bakery since 1990

やば!なんかそれっぽくなってきた。

Mugiten(ムギテン)なんて、なんかそれっぽいな。もしかして、俺ネーミングセンスある!?まさか、そんなことないか。

さて、もう少し店主のバックグラウンドを深堀りしようか。

架空の店のロゴ制作のための架空の設定の深掘り

店主は創業30年から逆算すると18歳から修行し始めたとして、、単純に30年足すと48歳。でも、修行開始と同時に店をオープンはできないので、10年専門学校+どこかの店で下積みを積んだとして、、、、+α、少し遠回りをしたとしても、、30歳でお店をオープン。そこから創業30年なので、現在は60歳。子供は店で修行中で後を継ぐ予定だとして、息子の歳は・・・30歳。親父60歳、息子30歳、創業30年。わかりやすい!娘もいるけど、嫁に行ってしまって、たまに様子を見にお店に来る感じ。お店の場所は、、どこにしましょうか・・土地勘が全くない埼玉県あたりにしましょうか。さいたま市。全く土地勘がないから知らん。でも人口は多そうなさいたま市で決定。お店の大きさは普通の街のパン屋より少し大きい感じ・・・?どんな感じだ??

地域の人から愛され、週末は混雑する感じ。看板には例の顔ロゴの入った看板が目立つ幹線道路沿いの店。地域の人から・・と言うより車で30分圏内の住民から愛されているパン屋。元々は小さい商店街で営んでいたパン屋に人気が出て、創業10年目にこの場所に移動。その時に顔ロゴを作成。顔ロゴは幹線道路では目立つ存在・・・

ここまでイメージしてみて、、さて、どんな感じのロゴがイメージできるだろうか・・・

まだ掘り下げ方が足りないかもしれない。それは商品に対する背景、ストーリー。TomとLukeの健康を意識したお菓子のように・・・。

パンを愛して止まない店主は、素材の追求に余念がなかった。毎朝食卓に並ぶパン、おやつどきに食べるパン。老若男女の胃袋に毎日ダイレクトに届くそのパンを美味しく、健康なものに仕上げたい、、そして、毎日飽きずに食べてもらいたい、そんな思いを持ち続け、天然素材で、素朴だが飽きのこない味の探究を重ねに重ね、、、ついにたどり着いた境地が、素材の全てをその土地の天然物で作ったパン。パンの素材である「水、小麦、塩、酵母」(あ、埼玉じゃ塩が取れない・・・失笑。まぁ、仮の設定なので・・・ご勘弁を!)の小麦はオーガニック小麦。水は秩父の天然水。塩は・・天然塩(笑)。そして、天然酵母を自家培養(そんなことできるのか・・?と思って調べていたらそんなパン屋もある模様)。

なんだか、顔ロゴを作るために小説でも書いているかのような感じで架空の店「天然麦屋工房 Mugiten Bakery since 1990」をイメージしているな・・。小説家はこんな感じで色々想像しながら物語を考えるのだろうか・・コレはこれでクリエイティブで楽しいな。ここまで来るのに、何度もgoogle先生に質問しながら情報を仕入れたしな。たださいたま市は内陸故に埼玉県産の塩だけは見つからなかった。。なので、塩は・・・店主こだわりのフランス産の天然塩。フランスパンは本場のパン作りで使われれている塩を直接製造会社から輸入。和(埼玉)とフランスの合作。国際派のパンの出来上がり。よしよし。設定はこんなところにして、ロゴ作りに移ろう。

ロゴ作り

顔ロゴを作ろうと思っていたので、まずは、写真を白黒のイラスト調に仕上げよう。さて、Photoshpでどうやるのだろうか、、助けて、google先生!・・見つけたのが、下記のサイト!

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色々、作成過程を飛ばしてしまうと・・・なんとなーく、色を白黒にして、店名を入れてできたのが、↓これです。

アセット 3

思ってたのとちょっと違うなぁ。重厚感が足りない、、この人の背景・ストーリーが浮かばない。初めはそんなもんなのかな。何が足らんのだろうか。
まず帽子と顔のニュアンスが違うのが気になるのと、フォントがちょっと違うかもしれない。

世の中のロゴを見て1から考え直し

世界に羽ばたく感がないな。フランスの有名店のロゴをみてみよう。適当にネットで調べたフランスの有名なパン屋。日本にも上陸しているお店。

Maison Landemaine Tokyo(メゾン ランドゥメンヌ トーキョー)

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RITUEL(リチュエル)

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MAISON KAYSER(メゾンカイザー)

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Brioche Dorée (ブリオッシュドーレ)

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おぉ。どれも洗練されている・・。そうか。さっき考えたこれは、ちょっと日本ナイズしすぎたか。和と仏の融合的な感じだとすると・・・なんか、文字を一文字か二文字を丸で囲むのがいいのかもしれない。

ちょっとIllustratorをいじって・・

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MUGITEN(ムギテン)のMとTをまずはこのフォントにして、、

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アウトライン化して・・

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重ねてみて・・・なんか、それっぽいな(笑

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まるで囲って。

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余分なところは削って・・

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おぉ。っぽいね。これに先ほどのやつを重ねて和と仏の融合を・・

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あ、顔ロゴから始まったのに、違う方向に行ってしまった。。

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 海外展開用と日本国内用と言うことで。。

ロゴだけで店が流行るとは思えないけど、流行るとそれなりにロゴに意味が出てくるのかもしれないですね。

2021年はクリエイティブに生きる、と決めた矢先に仕事に忙殺され、あれよあれよと1ヶ月経ってしまった。。今年一発目の作品が架空のパン屋のロゴ制作。何気に顔ロゴではない、↓を個人的に気にってしまった。私はズブの素人なので、完成度もレベルも低いかもしれませんが、その点はご容赦ください。ただ、使いたい方がいらっしゃいましたらご連絡ください!もう少しブラシュアップして納品させて頂きます!(笑

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