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割り切れないのよ、人のこころは。


こんにちは。まさみです。

またまた久しぶりの投稿になりました。

皆さん、GWの連休はいかがお過ごしでしたか?

世の中には10連休の方もいらっしゃる様ですが、
私はというと、
息子が通う幼稚園がカレンダー通りで、
それに合わせて自分の仕事をする時間を
やりくりしています。

今日は幼稚園なので、こうしてnoteを開いて、
記事を書くことができてます。

夫は飲食店勤務で、この時期はかき入れ時です。
この10日間で休みは2回だけで、
基本仕事で家にいないため、
息子と2人、今日はどうやって過ごそうかと
相談して過ごしていました。

私自身、人混みが好きではないので、
息子と出かけるといっても、
近所にある大きい公園へ行くような
いつもと変わらないシンプルな休日です。


さて、今日は相手の期待に応えることについて
書こうと思ってます。

相手の期待に応えられると
相手に喜んでもらえるから、
自分の存在価値を感じられるし、
嬉しくなってもっと頑張ろうと
思ったりします。

でも、「相手の期待に応える」
をゴールにしてしまうと、
相手にハンドルを渡すことになってしまい、
振り回されて疲弊してしまうこともあります。

じゃあ、相手の期待は全部無視すればいいのか
というとそうでもないし、
そうもできないものですよね。

そもそも相手の期待に応えたいと
私たちが思うのは、
その相手に対して好意を持っているからで、
嫌いな相手の期待には
応えたいと思わないわけです。

だから、
自分の好きな人、大事にしたい人の期待に
応えて、その人を喜ばせてあげたいと
思うことはすごく自然なことだと思うんですね。

人間関係の悩みって、
本当に一筋縄ではいかなくて、
何でこうなっちゃうんだろってことも
起きてしまいます。

自分ではどうしようもないとわかっていても、
割り切れず、
自分の気持ちがざわざわしてしまって、
考えて込んでしまうこともありますよね。


なので、「相手の期待に応える」という
ざっくりとした状況の背景を分解していって、
どこが自分が調整できるところで、
どこは自分の手から離した方がいいところなのかを
考えてみると、糸口が掴めて
いいんじゃないかと思いました。


最近あった出来事から、
少し書かせてもらいますね。




自分の力が及ばないところを期待されてしまった


私は少し前から、趣味でフラを再開して
習い始めています。

そこで起きたことが、
今回の「相手の期待に応える」と
いう状況です。

最近レッスンする場所が変わり、
夫が勤める飲食店に近い場所になりました。

話の流れで、
夫の飲食店が近くにあることを
他の生徒さんや先生にも話すことになり、
今度5月末に行われるフラのイベント終了後に、
打ち上げで飲みに行きたいと
言われていたんですね。

このご時世ですから、
何か集まるきっかけがないと
飲みに行くというのもしづらい状況です。

また、私が通うクラスにいる生徒さんたちは、
私よりもずっと年上の方々で、
ご家族のこともあって、
そういう出かける口実がないと
飲みに行くというのも
気軽にできない感じなんです。


何が問題かというと、
夫の勤める店は移転する予定になっていました。

それは前々から決まっていたことですが、
詳しいスケジュールはその時点では
未定だったので、
私も大丈夫だろうと高を括っていたんです。

ところが、最近になり移転のスケジュールが
判明して、イベントが開催される日は、
今のお店はもうクローズしている期間になり、
次の入居する会社に引き渡すための
内装工事期間になってしまったんですね。

また、移転先のお店のオープンは7月なので、
イベントの日は夫が勤務する店自体が
存在しない状況になってしまいました。


申し訳ないなと思いながら、
その事実を仲が良い生徒さんに伝えたところ、
えらくがっかりされてしまいました。

なんとか移転の日を延期できないのかとまで
言われるほどに。

もちろん、夫個人の店ではないので、
そんな融通は利かせられません。

冷静に考えれば、
イベントの日に夫のお店が閉まっていることは、
私の責任でもないし、
もちろん、夫の責任でもありません。

私が無理に夫のお店を紹介して、
そこに連れて行こうとしていたわけでも
ありません。

その生徒さんが、ご自分の中で、
久しぶりのイベント出演、
コロナ禍でこの2年間ずっと我慢してきたこと、
イベント後にみんなで打ち上げと称して
飲むのが楽しみという期待を、
全部夫の勤務する店で打ち上げするんだという
出来事に乗せてしまってたわけです。

それが実現できないとわかって、
落ち込んだので、彼女の問題であるんです。

だから、その期待に応える必要はないんです。


でも、ですよ。

そうは言っても、がっかりしているその人を
そのままにするのも心が痛んで、
どうにかできないかと私も頭を悩ませました。

その人は、私を今のフラの教室に
誘ってくださった方です。

前にインストラクターとして働いていた教室で
一緒に生徒として踊っていた方で、
私がインストラクターをしている時も、
辞めた後も、気にかけて連絡を取って
くださったりした方なんですね。

そういう大事な人を
がっかりさせたままにはしたくなかったんです。


期待に応えられない中で考えてみたこと


私の頭の中を箇条書きで書き出してみます。

  • 夫の勤めるお店で飲みたいのなら、別の日程でもいいんじゃないか?

イベントの打ち上げだからこそ、
飲みに行けるんであって、
他の日で、レッスンの後に飲みに行くのは
難しいのかもしれない。

仮にレッスン後に飲みに行くとしても、
レッスンが終了するのは16時で、
夫の勤める店は平日は17時オープン。
開店時間を早めるのも、
夫の個人の店ではないし、
他のスタッフの方も関係するので
できないよと夫からも言われる。

  • そもそも夫の勤める店で飲みたいのか?店はどこでもいいんじゃないか?イベントの打ち上げで飲むということが希望なのでは?

それなら、そこから離れてみよう。

イベントの打ち上げという部分では
期待に応えられないけど、
別の部分で、自分たちができることで
何かないかなと考えた時に、
イベント中の撮影と動画編集というアイデアが
思いつきました。

夫は私よりずっと写真を撮るのが上手です。
いい感じで人物の表情を切り取って
撮影するんですよね。
(私がセンスなさすぎるだけかもしれませんが)

また、
料理動画をyoutubeにアップしている夫は、
動画編集の技術も少し習得しており、
普段も、私たち妹家族たちで集まった時の様子を
動画編集してみんなにシェアしてくれるんです。


もともと、そのイベントに私は出演しないけど、
見学をする予定でした。

夫の勤める店の移転により、
イベント当日は夫も仕事の休みを
取ることができるようになりました。

イベントは野外イベントだし、
3歳の息子がいるので、
家族3人でイベントを見に行くことにしました。

そこでスナップ写真とか
踊っている動画を撮影して、
それを編集して出演した生徒さんたちに
シェアしたら、少しは喜んで
もらえるんじゃないかと思ったんです。

夫にお願いしてみたところ、
彼もがっかりさせてしまったことが
心苦しかったようで、
いいよと快く引き受けてくれました。

(夫にとってみれば、
何の想いもない人の勝手な期待を受けて、
振り回されているだけなんですよね。
でも、それを引き受けてくれたというのは、
私が悩んだりしているのを見ていたから、
だから引き受けてくれたんだと思うと、
本当にありがたいです。
【大事な妻の期待に応えたい夫】ということですね。)


これが私たちのできる最大の提案だなと
結論が出たので、
その生徒さんへ伝えました。

しかし反応は、「ああそう」という感じで、
あまりいいものではありませんでした。

それはしょうがないですよね。

彼女の求めていたのは、
イベント後の打ち上げですから。

先生にも打ち上げ会場で
夫の勤務するお店が使えなくなったことと、
撮影の件を伝えたところ、
撮影することは喜んでもらえました。

先生の反応の方が良かったです。

むしろ、先生は打ち上げのことは
そこまで期待していなかったという感じ。
夫の勤めるお店に行くのは、
またの機会にしましょうとの返しでしたから。


結局、期待は人それぞれ違うし、
それに全部応えることは不可能で、
応える必要もない
ということなんですよね。


最初に、
打ち上げ会場として使えないと
断りを入れた時点で、
そのことはわかっていたことですが、
私たちなりにできることを考えて
それを再度提案したことで、
私たちの中にあった、
期待に応えられなかったという
モヤモヤはすっきりしました。

できる限りを尽くしたから、
それでも期待に応えられないなら、
しょうがないなとあきらめがついた
んですよね。

そもそも再度提案する必要も
ないことだったのかもしれません。

その部分は、その生徒さんのためというよりも、
もしかすると、自分たちの罪悪感を少しでも
軽くするためのもの
だったのかもしれません。

そもそも罪悪感すら感じる必要のないこと
なのかもしれないけど、
やっぱり人間なので、
相手の期待に応えられないと
感じてしまうこともあるわけです。




生きていると割り切れないことばかり


数字のように足したり引いたり、
掛けたり割ったり、わかりやすいものであれば、
誰も悩まないと思うけど、
そうじゃないのが人間関係。

だから、みんな昔から悩んで、考える人がいて、
哲学して、後世に伝えられてと
なっているんだと思います。


割り切れない感情が存在するから。

大切な人だから、好きだから悩むんですよね。


そう思うと、大切にしたい人がいる暮らしが
できているって、
素敵な人生だなと思えてきます。


最近はお互いに疲れがたまっていて、
喧嘩する頻度も多い私たち夫婦ですが、
妻の趣味の戯れに付き合ってくれる
夫がいてくれて、
なんて私は幸せなんだろうと、
これを書きながら気づいてしまいました。

夫が今度休みの日は、
もう少し優しい気持ちで接しようと
思ったところで、
今日の話をしめたいと思います。


違うか。


一つの角度から見ていると、
行き止まりにしか見えなくて、
どうしようもないことも、
違う視点から見ることで、
その問題は解決しないけど、
(他人の期待に応えるってそもそも難しい)
自分はどうしていきたいのかが見えて、
行動ができて、
自分の気持ちは整理されるということはあります。

結局人は自分のことしかわからないし、
(自分のことすら怪しい時もある)
自分が行動するしか物事は動かないのです。


悩みは解決するというよりも、
悩みの背景を分解して、
次の自分の行動の糸口を掴むことが大事
というか、
それしかできないと思います。

背景を分解したり、その中から糸口を掴むのを
一人でできるに越したことはないけど、
難しい場合は、誰かに頼っていいと思います。


何度も同じ悩みにぶち当たるとか、
さっぱりわからないくらい難しい悩みの時は、
頼った方がうまくいきます。

頼ると言っても、
結局行動するのは自分です。

でも、何をすればいいかわからないなら、
頼って準備するのがいいんじゃないかな。


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