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試行錯誤する前に知っておきたいこと

ライフコーチのまさみです。


最近、息子が男の子と女の子という区別が
わかるようになってきました。

おそらく幼稚園でも、男子と女子に
分かれて活動したり、トイレも別に
なっているからでしょう。


そんな今日この頃は、
私と2人で外に出かけた時に
トイレに行きたくなったら、息子は、
私と一緒に女子トイレに入って用を足します。

でも自分は男の子だという自覚があるので、
男子トイレに1人で入りたがります。

子育て支援センターとかのトイレなら
1人で行かせても心配ないんですが、
ショッピングモールとかのトイレは
誰が入って来るかわからないので、
ダメだよと言って、
女子トイレへ連れて行くと
ちょっとだけシュンとして
仕方ないかという感じになります。

なので、夫と3人で出かけた時に、
夫と2人で男子トイレに行けるのは、
何だか特別な、へへん!みたいな
イベントになってます。


息子が認識する男女差は、
まだまだ可愛いものです。



さて、男女平等と言われてひさしい昨今、
皆さんは男だろうと女だろうと関係なく
同じように生きていけると感じていますか?


私は小学生の頃、そう思っていました。

よく、小学生の時に、将来の夢などについて
作文を書くとかあったじゃないですか。

各々自分のなりたいものを
自由に書いて。

なりたいものは人それぞれだけど、
そこに向かって進む道中に男女の違いはないと
思っていたのです。

みんな同じように進学したりして、
なんとなくは描いた夢に近い仕事に
就けるものだと。

しかし、生きていく上で、
男性の人生と女性の人生には、
大きな違いがあるなと感じています。


いい悪いの話ではなくて、
違いがあるという事実のお話です。


私は、子供の頃、
そういうことを知りたかったな、
教えてほしかったなと思っています。


女は勉強したってしょうがないとか、
早く結婚して、子供を産むのが幸せだとか、
そういう思考停止させるような、
決めつけられるような教え方ではなくて、
事実を事実として教えてほしかったな
と感じています。


だから、
今日はこの記事を書こうと思ったわけです。

もちろん、私の個人的見解なので、
正解だとかそういう話ではないんだけど、
これから生きていく若い人たちに、
色々と考えるきっかけになったらいいなと
思っています。


私が小学生の時ほど、
頭の中がお花畑になっている人は
いないとは思うけど、
あんまりその辺考えてきてないなと感じたら、
ぜひ読んでいってほしいです。




基本この世は男性社会


いくら男女平等と言われていようと、
この世は基本男性社会です。

日本だけじゃなくて、
全世界が基本そうなっています。

だから、
女性が自分のやりたいことを目指す時に、
男性がやりやすく作った社会の中に
入っていかなければならないのです。


男性には男性特有のルールがあって、
そのノリについていけない女性が入ることを
めんどくさいと思っています。


表立っては言わないでしょうけど、
私はそう感じて生きてきました。


時代の変化は多少はあるけれども、
まだまだ男性優位の社会はあります。


男性側では、それが当たり前だから、
何も女性を差別しているという意識は
ないでしょうけど、
女性側からすると、
ん?と思うことは沢山あります。


もちろん、これが女性優位社会になっていたら、
男性が女性に対しておかしいなと感じることが
たくさんあったでしょう。


要は少数派は多数派のルールの中で、
違和感を感じながら生きる
ということです。


最初の小学校の時の将来の夢に戻りますが、
男女同じようにつける職業があったとしても、
社会が男性中心にまわっているなかで
女性が自分の夢に向かうのは、
それなりにハードルがあるということ。


何度も言いますが、
私は男性批判をしたいわけじゃなくて、
事実を知っておいてほしいなと
思っているだけです。


身体のしくみ上、男性の方が腕力があるし、
性行為をする時にだって、
男性の方が優位になるような形じゃないですか。


女性が男性社会に立ち向かうには、
自分の女性っぽさを限りなく消していくか、
1人で男性に対峙しないようにするか、
とにかく、『女』と思われるだけで、
色々とやりにくいんですよね。



女性には出産によるステージの変化がある


女性が子供を産むものということは、
小学生の私も知っていました。


でも、具体的に子供を産むってどういうこと?
産んだ後どうなるの?の話は
あんまり考えていませんでした。


しかも、産むまでにも色んな要素が含まれます。

第一に独りでは産めないということ。

子供を妊娠するには相手が必要になります。


その相手を探すこともそうそう容易じゃないし、
見つかったとて、
すぐに妊娠できるわけでもないのです。


要するに妊娠するかどうかは
自分ではコントロールできない
要素を多分に含んでいるので、
予定を組めない
ということですね。


自分の夢に向かって、
準備をしたり、計画を立てたりしながら
キャリアを築いていく人もいるでしょう。

しかし、その計画が、妊娠・出産をすることで、
一旦中断されます。


そして、中断後再開するとしても、
今までと同じように行動できる保証は
ありません。


子供がどのくらい手がかかるのか、
育てやすい、育てにくいなどの
性格的なものから、
障害を抱えた子供が生まれる可能性だって
あります。


パートナーをはじめ、
それ以外にもたくさんの手を借りないと
今までやってきたことを同じようには
できなくなります。


出産を機に、働き方を変える女性が多いのは、
そういうことです。


じゃあ、自分のキャリアのめどがつくまで、
出産の計画を後回しにしようかと
考える人も多いと思います。

昨今、高齢出産が増えているのは
そういうこともあるからだと思います。



しかし、出産できる年齢というのには、
適齢期があって、もう少し後でと思っていたら、
もう妊娠は難しい年齢になってしまった
ということもあるかもしれません。


かくいう私も高齢出産をしたのですが、
(私の場合、キャリア形成のために
出産が遅れたわけではなく、
人生につまづいたからです。あしからず)
出産の適齢期もそうですが、
その後の子育て期においても、
年齢が上がってからの子育ては、
本当に体力がキツイ。その一言に尽きます。


だから、後で後でと後回しにするのは、
ちょっと考え物かなと思っています。


出産をネガティブに捉えている
ということではなく、
これも事実を述べているだけです。



女性の人生にはより多くの不確定要素がある



このことをまず頭に入れて、生きているのと
そうでないのでは、
心構えが全然違うと思うんですね。

もちろん、男性の人生にだって、
不確定要素があるんですが、
女性の比じゃないと思います。


女性として生きていくのに、
何も男性と張り合う必要もないし、
女性には女性なりの楽しみや生き方があると
思える人には、何のことはないんです。


ただ、小学生の私は、女性と男性は、
ほぼ同じだろうと
思ってしまったのが不幸の始まりでした。


ステージに合わせて、色んな働き方を選んだり、
変幻自在に生きられるのは、女性の強みであり、
面白いところです。


そして、子育ては、
どんなに体力がきつかろうが、
やっぱり子供は愛おしく、
子育てと言いながら、自分が育てられ、
鍛えられている毎日で、
本当にこんな経験ができて、
遅くに授かったと言えども、
授かってよかったしかないわけです。



自分では決められない人生に挑むには


まずは、自分でコントロールできないことも
あるけれど、
それでも、自分なりの地図を
作って持っておくことは
とても重要だと思います。


地図を作るには、情報が必要です。


そのためには、
沢山のロールモデルを見るといいでしょう。

男性の生き方のパターンは、
それほど複雑ではないけれど、
女性の生き方には
たくさんのパターンがあります。


色んな人の経験談を見知って、
こんなケースもあるんだなと
情報として持つのがいいと思います。



少し前に、
最近の若い人はすぐに答えを知りたがって、
自分で考えなくなったという記事
を読みました。

最初はよく聞く話かなと思って読み進めたら、
考察がゲームで例えられていて、
すごく面白くてわかりやすかったです。


昔の人は、答えを探し出すために、
自分で考えて試行錯誤して出していたけど、
今の若い人たちは、
最初に答えを手元に用意して、
そこからそれを使って試行錯誤して、
自分なりの答えを作っていくとのこと。

考えなくなったんではなく、
昔の人と、試行錯誤するポイントが
変わったというお話。



だから、ロールモデルの情報を
手元に集めておくことが、
これからの生き方を模索するスタイルにも
合うなと感じました。


実際、経験談を語ったAさんには
こうやって良かったという方法が
あったとしても、
それが、あなたの性格とか特性に合うかどうかはわかりません。


だから、情報を集めた後に、
自分がその状況になった時に楽しめるのか、
やっていける環境があるのか、
そういうシュミレーションをしながら、
自分なりの地図を作っておくといいんじゃないかと考えています。


地図の精度は集めた情報の量や、
あなたの経験値でどんどん上がっていくでしょう。

その地図をもとに、
あなたは自分なりの決断を下して、
人生を歩んでいけばいいんじゃないかな。


私は昭和の家庭で育ったので、
自分の生き方は自分で試行錯誤していって、
自分なりの答えを手にしたタイプでしたが、
今思えば、知っているなら教えてほしかったと
思ってます。


だから、私は、こうして書いているんです。


自分のスタイルを見つけるまでに、
試行錯誤するには人生は短すぎるので、
まずは手元に情報を揃えて、
そこから自分なりのスタイルをアレンジしていけば、
余計な傷を負う必要もないし、
もっと人生を味わえるんじゃないかと
思っています。



最後に

私は本家に生まれた長女だったので、
生まれた時点で、失格みたいな状況でした。

つまり男でないからです。

だから、ずっと男に生まれなくても、
女だろうと同じようにできるんだと
証明して、自分の価値を
周りに示したかったんじゃないのかと
思いました。


ここまで書いてみて、
こんなに男なのか女なのかに
こだわるのは、
私の原体験がそこにあるからなんだと思います。


いつぞやの出来事ですが、とても悔しい思い出があります。

震災後、実家に出戻りした私が、
仕事で疲れて遅くに帰宅して、
こたつで一人晩酌し、
そのまま朝まで寝ていたことがありました。


翌朝起きてきた父親に、
女のくせに酔ってこたつで寝るとはなんなんだと怒られました。


女だろうと男だろうと、
仕事で疲れて、飲まずにはいられない夜もあるし、
それで疲れ果てて、風呂も入らずに寝ちゃうことだってあろうよ。

それなのに女だからと文句を言われるのってなんなの?と。

きっと私が男だったら、
こんな怒られ方はしなかっただろうに。


私が息子を授かったのも何かの縁を感じます。

息子には、男だからとか、女だからとか、
そういう考え方を植え付けたくなくて、
息子にかける言葉には気を付けています。


とはいえ、私だけと接しているのではなく、
色んな大人やこれから先は友達と接していって、
様々な考え方に触れるだろうから、
息子がどんな考え方を持つかは、
私がコントロールできることではないです。


ですが、私の背中を見てもらえたら、
母ちゃんの思いは伝わるんじゃないかと
思って生きています。


伝えられる時は言葉でも伝えていきたいですね。



あなたのこれからの人生が
より良きものとなりますように。


もし、あなたが、これからの生き方に迷っていて、
話を聞いてほしいと思っていたり、
自分なりの答えを考え出すときに
そばにいてほしいって思ったら、
連絡してください。


私で良ければ、私の経験が役に立つなら、
とても嬉しいです。




【自己紹介】

人生を「面白がる」人/ライフコーチ
自分ではどうしようもない制限がある中でも、
幸せを感じることができる未来を
手にできるようにお手伝いします。
辛い経験(DV、離婚など)を
乗り越えてきた私だからこそ、
自分の弱さを認めた上で行動することの
意味、大切さがわかります。

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