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私が望む「豊かに」生きるお手本はすぐそこにあった


こんにちは。
フリーでライフコーチをしているまさみです。


今回家族3人で、義母の住む遠野へ
1泊2日で遊びに行ってきたよ。


トップの写真は、鍋倉城の跡地にある
なべくら展望台から見下ろした遠野のまち。

夫は高校生の時、
授業をさぼってここに来ていたとか。

こんな気持ちのいい眺めなら、
ボーっと見ていたい。



毎回義母の家に行くたびに思うこと。

「こんな豊かな暮らしがしたいな」


華やかさはないけど、地に足がついた暮らし。

質実剛健という言葉がぴったり。


前回訪れた時にも
おんなじこと考えていたなと思って、
自分のツイートを振り返ってみたら、
やっぱり呟いていた。


去年訪ねた時は
会社勤めを辞めるところだったから、
単に憧れていただけだった。

でも今はフリーランスになって、
時間はかなり自分の采配で使えるようになった。


つまり、目指そうと思ったら、
そっちに向かって進めるってこと。


もちろん、私には同居する家族がいるし、
全く同じようにとはいかないかもしれないが、
それでも、進む方向はそっちだと気付いた。


気付いたら動かないと。


もともと、私の家の荷物が100としたら、
お義母さんの家の荷物は10くらいだった。


そして、同居していたお義母さんの母親が
亡くなった後、
終活だからと言って、
さらに荷物を片付けだした。

今では我が家の100分の1の荷物しかない。

でも、物がなくて寂しいとか貧しいとか
そういう感じは全くなく、
逆に清々しいし、気持ちが安らぐ。


家の中にあるものは、
使うもの、必要なもの、大事なものだけ。

自分の気持ちに正直になっていないと
選別はできないだろう。

感覚が研ぎ澄まされているから、
無駄なエネルギーを消耗しない。


お義母さんは、自分の好きなことにも正直。

食べることが好きだから、
美味しいものを食べるためには
出し惜しみしない。

妥協せず、そこにはお金をかけて、
美味しい食材を選び、それを丁寧に調理して、
美味しく食べる。

美味しいと言ってもA5ランクの牛肉とか、
キャビアとかそういうものじゃなくて、
昔から食べてきているもの。

今ではほとんど見なくなったけど、
味噌屋さんに調合の割合を指定して、
味噌を作ってもらっていたり、
お酢も地元のお店で作ってもらったものを使う。

お酢は残念ながら、
少し前にお店が廃業してしまった。

後継者が居なかったから。


お義母さんがよく作っているおかず。

大根、人参、玉ねぎ、セロリを
薄切りにしたものを塩もみして、
みりん、砂糖、お酢とツナ缶であえる。

私が真似して作ってみても、
ぜんぜん違う味になる。

そもそも調味料が違う。


そして、お義母さんは、この常備菜を作るのに、
大根を使うけど、大根の皮を捨てずに、
きんぴらにする。

だから、このすっぱい常備菜とセットで
大根の皮のきんぴらも出来上がる。

実に無駄がなく、そして美味しい。


冷蔵庫の中も、
作ったおかずがきれいに保存されていて、
どこに何があるかわかっている。


それから、お義母さんは、
ぬか床にきゅうりを漬けているが、
いろんな食材を試した結果、
きゅうりが一番適していて美味しいから、
きゅうり以外は要らないと決めたそう。

ぬか床に漬けすぎても味が抜けるからと、
食べる分だけ漬ける。

自分が食べられる分量を把握しているし、
今回の様に来客があれば、多めに漬けておく。

無駄がない。

ちなみにぬか漬けきゅうりは、私たちが滞在中、
毎食出てきた。

美味しくて、私たち夫婦は
毎回ペロッと食べてしまう。


この食の部分に憧れていたし、
そういう暮らしがいいと思っていたけど、
そのベースにはスッキリと片付いた
家があるのだ。

きれいに片付けられるのは、
頭の中の整理ができているから。

自分が整っているから、
自分の好きなことに思い切りエネルギーを
注げるってことなんだなと今回わかった。



ハッキリ言って、我が家はカオスな状態。
物が溢れている。

だから冷蔵庫の中もたくさん詰まっている。

食べたいものがどこにあるかわからなくて、
結果食べごろを逃してしまう。

実にもったいない。



夫は料理人だが、
育ってきた環境がこんなに素敵だったから、
どんなに大変で辛いことがあっても、
やっぱり料理が大好きだと思えると言っていた。


そんな夫が、最近、料理に対しての愛情が
薄れてきているんじゃないかと感じている。

この前は、お昼ご飯に、
素麵を茹でてくれたんだけど、
めんつゆをかけた上に、
冷蔵庫の残り物のおかず(煮物とサラダ)を
どーんと乗せただけのやっつけ料理を
出してきた。


これって酷くないかと私は怒ってしまった。
家畜に餌をやるような感覚。

普段家でお昼を食べる私は、
冷蔵庫の残り物を工夫して作って食べている。

冷蔵庫の残り物は早く食べないと
悪くなってしまってもったいない。

私はなるべく食べ切る量を作るけど、
夫はたくさん作っておきたいタイプ。

更には、同居する実母が偏食で、
自分の好きなものを買い込んでくるし、
息子も偏食で、息子用に買い置きしている
ものもある。

だから、冷蔵庫の中身が溢れる。


そんな状況で、残り物を食べるという感覚が、
自分にとってしんどくて、
なるべく残り物を処分しているという感じに
ならないように普段から工夫しているのだ。

だから、素麵の上に残り物を乗っけただけ
というのが、辛かった。

料理に対してというより、
私に対しての思いやりがなくなったと感じ、
悲しくなった。


夫が悪いと思っていたが、
実は今の環境が
夫にそうさせてしまったのではないかと
ふと思った。


悪い環境にいれば、どんなにきれいなものでも、
悲しいかな、そこに染まってしまうのだ。



これは一大決心をして、環境を変えないと、
今後の夫婦関係に問題が起きる。

ということで豊かな暮らしのために、
まずは家の中を片付けることにした。

お義母さんでさえ、
自分自身でエイっとスイッチを入れないと
終活のための断捨離はできないと言っていた。


私ならなおさら。

ギアをドライブに入れて進まなければ。


乗っている車が中古の軽自動車だから、
最初はうまく走れないかもしれないけど、
進んでいくうちに、もう少し走りやすい車に
乗り換えることができるかもしれない。

でも、ここにとどまって、
あの車良いよなぁと指を咥えていたら、
乗り換えられる車にも出会えないんだよね。


苦手な分野だけど、
自分の望む未来が待っていると思えるから、
重い腰があげられる。


今回、おはなし屋なおとさんの企画「書く界」入りして、
書く習慣に取り組むことにしたんだけど、
合わせて、片付けていく習慣もやってみよう。


何を書こうかなと思いながら、書き出してみたら、
思いもよらない答えにたどり着いた。

面白い。


私の挑戦について、
または私が望む「豊かさ」に共感した人は、
ぜひスキを押してください。

喜びます。


「書く界」については、
おはなし屋なおとさんのこちらの記事をどうぞ。

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【自己紹介】

人生を「面白がる」人/ライフコーチ
自分ではどうしようもない制限がある中でも、
幸せを感じることができる未来を
手にできるようにお手伝いします。
辛い経験(DV、離婚など)を
乗り越えてきた私だからこそ、
自分の弱さを認めた上で行動することの
意味、大切さがわかります。

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