見出し画像

知らないものは恐怖でしかない。まずは知ることから始めよう。


こんにちは。まさみです。


今回何を書こうか迷ったんですが、
少し肩の力を抜いて書こうかと思って、
昨日、散歩をしてきました。


それで思いついたこと。


今日は、未知なるものに挑戦する時の
3つの覚悟についての話です。


覚悟というとなんか鬼気迫るものを
感じてしまうかもしれないし、
私にはムリムリと思ってしまうかもしれないけど、
怖がらずに、まずは読み始めてください。


何故かと言うと、
全く覚悟を決められていなかった
過去の私が登場するから。


私にとっての未知なるものへの挑戦は、
お産でした。

具体例として、お産の話をするんだけど、
未知なるものに挑む時の気持ちは、
共通するものだと思うので、
俺には関係ないって思わずに、
まずは読んでみて。


出産とかそういうエピソードって、
みんなそれぞれに違うから、
自分の経験を語ったところで何になると思うし、
みんな渦中にいて
それどころじゃないって感じで、
そのうち忘れちゃったってなるから、
意外とそういう話って
聞こえてこない気がしています。


私も、今書いておかないと、
たぶん、忘れはしないけど、
記憶が薄らいでしまうからさ。


誰得な話かもしれないけど、
巡り巡って、誰かを勇気づけることになったら
嬉しいなと思って書いてみます。




その1 追い込まれても自分でやりきる覚悟


仕事で、まだ経験が浅いけど、
ある案件を任された(リーダーになった)とか、
受験勉強で、
試験までの残された時間も限られているけど、
まだ合格ラインには微妙で、でも浪人はできないとか、
何か追い込まれた状況ってありますよね。


私にはそれが出産後の入院期間でした。


なぜか。


私、息子を出産した時に、
ぎっくり腰になってるんです。


よく、出産のときの大変さ、
産みの苦しみが一般的に語られると思うし、
本人の記憶にも残っていることが
多いと思うんだけど、
私の場合、出産そのものよりも、
出産後の入院期間が本当に地獄でした。


出産直後は、全エネルギーを使い果たして
ぐったりだけど、アドレナリンも出ているから、
痛みはあんまりわからなかったのね。

アドレナリンがなくなってくる翌日から、
腰の痛みが辛くて、
まず、自分が自分で寝起きできないわけ。


疲れているから横になりたいんだけど、
腰が痛くて横になれないの。

仕方なくベッドに腰かけて
休むしかないんだけど、
そんなんじゃ眠ることもできないし、
その態勢から、息子の寝ている
ベビーベッドへ行くのも
腰が痛くて一苦労。


私の入院した病院は、
地域の比較的大きな総合病院の産科で、
病室は母子同室、そして相部屋でした。


プライベート感もなし、
自分の体がボロボロなのに、
いきなり扱いになれていない
赤子の世話が始まります。
しかも24時間体制で。


息子は癇癪持ちで、
夜も泣いたらなかなか泣き止まず、
相部屋だから、
他のお母さんたちに悪いと思って、
泣き止まない時は、息子を抱っこして、
廊下を歩いてみたりしてました。

最初は、
自分一人でトイレに歩いて行くのも、
腰が痛くて辛かったくらいだから、
息子を抱っこして廊下を歩くのも、
やっとやっとの状況。


それから、まだコロナ前だったから
面会はできる状況だったけど、
夫は飲食店勤務で、出産の立会いのために
休日取ったから、
生まれた翌日から仕事で、
1週間の入院中に面会に来れたのは1日だけ。

そして、入院している部屋で、
母子に面会できるのはパートナーのみで、
自分の両親とかは部屋に入れない
システムでした。


だから、ぎっくり腰がツラくても
ほぼ誰も手を貸してくれる人が
いない状況でした。
もちろん、助産師さんや看護師さんが
手助けしてくれたり、教えてくれたりは
しますが、つきっきりじゃないし、
教えてもらったからすぐできるようになるか
というとそうじゃないのよねぇ。
特に母乳のあげ方は。


私は腰が痛いから、
母乳を与える姿勢もしんどかったし、
とにかく腰が痛い事に気が取られて
なんか集中できないしで、
うまく息子に乳を吸わせられなかったし、
息子は息子で初めてのことだから、
うまく吸えないしで、あの時は本当に辛かった。


時々辛すぎて泣いていました。


でも、泣きながら思ったんだよね。

私がどんな状況だとしても、
我が息子には私しかいない。

私が頑張らないでどうするんだと。
それで、だいぶ子育てしていく
覚悟みたいなものが決まりました。


これは、「THE 覚悟」って感じですね。

渦中に放り込まれて、やるしかないと
人間はやるんです。

火事場の馬鹿力じゃないですけど、
生きるか死ぬかのところだから、
本能の部分に近いと思います。


ここの部分は、あんまりやる前から
気にしなくていいかもしれません。

その場になれば、あなたの生きる力が働きます。

その対象にどれだけの熱量があるかで、
あなたの生きる力が発動される
と思われます。



その2 踏み出す覚悟


一番最初にでかい覚悟の話をしてしまったので、
今度は、入り口の部分を話していきます。


何事もとっかかりが簡単なようで難しいですよね。

知らないことには踏み出せません。


私の場合のとっかかりは、子供に対する気持ちでした。


私は子供が好きです。

でも、自分が子供が好きだということに
気づくのが遅くて、だから、
自分の子供が欲しいっていう気持ちになるのも
遅かったんです。


それから、妊娠・出産、子育てというものを
知らな過ぎました。

身近な人が経験していたとしても、
自分事と思わなかったから、
詳しい話を聞いてこなかった
ので、
ほんわかしたイメージしか持ってませんでした。


だから、未知なるものへの恐怖感がありました。


私にできるのかという不安。


まず妊娠期間を無事過ごせるのか。

出産も無事乗り越えられるのか。

子供は元気な状態で生まれてくれるのか。

生まれた子供を私たち夫婦は育てていけるのか。


だから、子供は欲しいと言いながら、
実際に妊娠するのが怖い気持ちがありました。


私は今の息子を授かる前に、
2回流産しています。

そのうち1回は手術して
育たなかった赤ちゃんのたまごを
取り出しました。

手術は全身麻酔じゃないから、
掻き出されている感覚がわかります。
本当に嫌な気持ちです。悲しいです。無力感。
もうあんな思いは二度としたくないと思います。

2回流産した後は、もう悲しすぎて、
これ以上傷つきたくなくて、
夫と2人で生きていくことにしようと決め、
両親にもそれとなく、伝えていました。


そんな時に、フラのインストラクター時代に
お世話になった生徒さんと会う機会があり、
その方は私の母親くらいの年代の方
(60代後半)ですが、
完全に後ろ向きだった妊娠に対して、
背中を押してくれたんです。

その当時、経済的に余裕がない私たち夫婦は、
根底で、お金がなくて子育てできるだろうかって
思っていたんですね。

だから、2回も流れると、
やっぱり私たち夫婦にはご縁は無いのではと
思うようになってました。

それに対して、お金はどうとでもなるから、
大丈夫、産んでみたらって言ってくれたんです。


今思えば、本当に子供が小さいうちは
いろんなサポートが社会では用意されていて、
出産費用などは健康保険から補助されるし、
働けない私は、育休期間中に雇用保険から
手当てが出ました。
子供の医療費は無料だし
(うちの自治体は18歳まで)
児童手当が支給されます。

私は遅くに子供を授かったので、
親せき、友人、妹たちから、
洋服からおもちゃから、
おさがりをたくさんいただきました。

そして、今はリサイクルショップにも
たくさんのベビー用品があって、
こだわりとかなければ、
そういう中古品で十分にやっていけます。

だから、生徒さんがおっしゃっていたように
お金はどうとでもなるし、
子育ての大変さってそれよりも別のところに
あったなと今は思います。


まずやってみたいと思うなら、
どんなものなのか、見たり、聞いたり、
調べたりして、知るところから始めないと
だなと
思います。

もちろん、いくら事前に調べても、
実際にやってみて初めて気づくことも
いっぱいだから、
調べれば安心ということではないけど、
調べもしないでただただ不安がるのは
違うなと思いました。


昔の自分、無知すぎて恥ずかしい。


恥ずかしいけど晒します。
何故かって、こんなできてない私でも、
今日までなんとか3歳児を育てています。


それは周りの人たちのおかげ。

夫、同居の両親、妹たち、
子育て支援センターのスタッフの方たち、
保育園の先生たち、
そういう人たちに支えられてここにいます。

そして、息子が居るから。

目の前に居るから、私に手を伸ばしてくれるから。

それで、十分にではないとしても、
何とか今日まで生きているし、
これかも生きていくと思います。



最初からできてなくても大丈夫だよ、
一人で完璧にならなくても平気だよ

思ってもらえたら。


妊娠と言えば、2回流産の後、
あきらめかけていたんですが、
背中を押してくれた人がもう一人います。

産婦人科の先生です。


ある時、今一つ体調がすぐれなくて、
40歳過ぎていたし、早めの更年期かと思って、
婦人科を受診したんですね。

そしたら、診てくれた先生が、
今までの流産とかの経緯は
カルテでわかっているので、
まさみさんなら、ホルモンの注射を打って、
がんばっちゃったら、
いける(妊娠する)と思うんだよね。
ちょうど今排卵来てるからさ。
今日いっとく(注射していく)?

みたいなサクサクした感じで聞いてくれて、
私も、え?あぁ。そうなんですか。
じゃあいってみます。みたいな感じで、
注射を打って帰りました。

そしたら、有難いことに妊娠して、
そのまま順調にお腹の中で育って、
生まれてきたのが息子です。



その3 本番に挑む覚悟


今まで練習を重ねてきて、
来週いよいよみんなの前でプレゼンするとか、
まもなく試験の当日を迎えるとか、
本番間近の状況ってすごくナーバスになってますよね。


そんな時は、その道のプロ、もしくは先輩の言葉を信じて
自分を信じること。


私も、いざ妊娠して、
お腹が徐々に大きくなっていく時は、
もう成すがままというか、
とにかく無事に生まれてきてほしい
ということに気持ちが向いていたので、
先のことはあんまり不安に思ってなかったし、
もう妊娠したんだから、
後は産んで育ててやっていくしかないよね
みたいな感じで腹は据わったと思います。


それでも、徐々に出産の日が近づくにつれて、
お産そのものの恐怖が迫ってきます。


すごい痛いと聞くけれど、どうなの?
私は40過ぎた高齢出産だけど、
普通分娩でいけるの?帝王切開になるの?とか
色々と頭の中がぐるぐるしてました。


今はわかっていますけど、
当時は帝王切開の方が
お産の苦しみが少ないんじゃないかと思って、
(ほんと無知で恥ずかしい。ごめんなさい。)
高齢出産だし、帝王切開になるんじゃないかと
勝手に想像して、妙に安心してました。


そしたら、私がかかっている病院は
基本普通分娩を大事にしていて、
高齢出産だろうが、下から出せるものは下から
というスタンスだとわかり、
私も自分で産まなくてはいけないんだと思って、不安になりました。
(当たり前だろ!恥ずかしい。)


私にできるだろうか。

またコレですよ。


それで定期検診の時に、
助産師さんに産むのが怖いんですって
告白したんですね。

そしたら、そのベテラン助産師さんは、
一言、それはお母さんの覚悟ですよ、と。

覚悟が決まれば大丈夫ですって言われたんです。


私: 覚悟って何ですか?

助産師さん: 私が産むんだ!という覚悟ですよ。


それから、
お産の時の呼吸のことを教わりました。


お産の最中にお母さんが力んでしまって、
呼吸するの忘れちゃうと、
赤ちゃんに酸素行かなくなっちゃうから、
とにかく呼吸に集中してねと言われました。


ろうそくを吹き消すような細い息を
ゆっくりと吐くこと。


後に、ソフロロジーというものを知り、
陣痛は赤ちゃんが出てきたいと
思っている証だから、怖いものじゃなく、
会える楽しみが近いんだと思い描くといい
と知り、お産、特に痛みへの恐怖も
徐々に和らぎ、
それが覚悟になりつつあったのかなぁと
思います。


仕上げは、私の場合、
出産予定日を過ぎても陣痛が来なかったので、
入院して、陣痛促進剤を入れて
出産する流れになりました。

だから、入院の準備をしていくことが、
戦いに挑む出陣前みたいな感じになって、
そこで覚悟が決まった感じです。

次自宅に帰るときは、
お腹から出てきた子供と一緒だぞと心に決めて。


実際に帰って来たときは、
腰をやられたよれよれのおばちゃんと
赤子でしたけどね。


今回は未知なるものへ挑戦する時の3つの覚悟を
話してきましたけど、
振り返ってみても、その2の
踏み出す覚悟が実は一番大事だなと思います。

そこが踏み出せれば、そこから後は、
なるようになっている気がします。


だから、タイトルをまずは知ることから始めように
したんだと思うんですね。


それから、覚悟と言いつつ、
一人ではここまで来れないことばかり。
でも、やっぱり当の本人のやるんだって
覚悟がないと、ここまでこれなかったり。

どっちも必要、どっちも大事です。


私は優れた人間ではないけれど、
それでもそんな自分をあきらめず、
そんな私だからこその人生を楽しんでいます。

こんな私の公式LINEがあります。
登録してもらえると、週1回の限定配信が読めます。

些細なこと、日常から気づきを拾っていく
私のコラムが読めると思うので、
あなたの気持ちを勇気づけるアイテムとして、
ぜひ登録して読んでね。


もし、今あなたが、こんなこともできなくてと
悩んだり、どうにもならないと思ったりしているなら、
私の他のnoteも読んでみてください。

まぁ、小さな世界のことで悩んで、
必死に生きている姿が見れると思います。

こんな人もいるなら、私も大丈夫かもしれないって
思ってもらえるんじゃないかなと。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

【自己紹介】


人生でつまづいた人に寄り添い、
また挑戦できるように
導いていくライフコーチです。


自分がまずは幸せに生きることで、
自分に力が充電されて、
周りにいる自分の大事な人を
幸せにできると思っています。


自分でコントロールできる部分を
広げていく(自由度を上げる)ことが、
自分の幸福感を高められると思っています。

今年は、そこに共鳴する人とつながることが
私のテーマです。


▶窓口は、こちら。
公式LINE https://lin.ee/MPFLraa

登録特典
1⃣「幸せについて考えるワークシート」が
受け取れます。

2⃣独立までの21日間配信
LINE VOOMをさかのぼって
過去の投稿を読むことができます。

3⃣週1回の限定配信

ワークシートをやってみた感想など、
直接私とやり取りができる窓口です。


また、このnoteを読んだ感想をもらえたら嬉しいです。
個別に相談したいという方もお待ちしています。


▶日々の気づきは、twitterにつぶやいています。 https://twitter.com/12maata


▶stand.fmでは、好きなものや大事にしていることなどについて、
おしゃべりしています。
毎週水曜日のお昼12:30からLIVE配信もやっています。
私がどんな感じでお喋りするのかわかるかも。

https://stand.fm/channels/6016379585b142d0d89ebb6f





”踊る”ライフコーチを応援してもらえたら嬉しいです。 私にとってのフラは、趣味というより人生の一部。 踊ることで、人生が豊かになり、また自分の人生経験が踊るフラを深くしていく… いただいたサポートは、フラを楽しむために使わせていただきます。