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旅立つと決めた

何かに悩んでいて、その悩みを誰かに打ち明けた時、「なんだ、そんなことくらいで」とか「贅沢な悩みだよ」とか、「世の中にはもっと大変な人がいるんだからそのくらい我慢しないと」とか言われたことがある人はぜひ読んでいって欲しい。


私はずっと実親との関わりに悩んできた。
しかもうまくいってないのに同居している。

喧嘩したりして傷つけ合うことをなんとか回避するために、どうしたらいいかと悩み続けた。
今私が取っている対策は、自分が入ってきて欲しくない領域に踏み込まれないように距離を取ること。

特に母親は距離感が近すぎてそれが私を悩ませている。
私は、自分でやることで自分の自尊心を保ちたいのに、母親は世話を焼くのが好きなのかそれが私にとってもいいことと信じて疑わずに手をかけてくる。
また、普段距離を取るために余計な話をしないことにしているし、話をすることになると向こうのペースになってしまうので、同じ空間に極力居ないようにしているのだが、たまに台所に居合わせて軽く世間話をしようものなら、向こうが嬉しくなっちゃうのかズカズカと私のパーソナルスペースに土足で入り込んで来るので、それが不快になり、イラッとして嫌な形で会話は終わる。
いつもその繰り返しだ。

それでも一緒に暮らすのは、私たち夫婦に経済力が足りないことや、孫ができて両親にできる唯一の親孝行かなと思ったこと、今は健康な両親もいずれ介護などが必要になるのだから、同居する方が親たちにとっても安心だろうとかそういう考えからだった。

夫と結婚して同居して6年が経つ。
私は出戻りしてから両親と住んでいるので、12年になる。
一緒に居るにはちと長過ぎた。

昨年家族全員コロナに罹り、自宅療養をしてみて、価値観の違いすぎる人と一緒に暮らすのは苦痛で精神的に良くないし、結果それが自分のパフォーマンスを下げてしまい、経済的な成長にも歯止めが掛かってしまうんじゃなかろうかと考えた。

この家にいる限り、どんなに歳をとろうが私は両親にとって娘でしかなく、手をかけられる存在なのだ。

だったら、手をかけられない場所に自分で出て行って、自分の力で立つしか、自分の気持ちを守ることはできないと思った。


そこで私が立てた計画は、この家を出て自分たち家族だけで暮らすというもの。

実際には、経済的な問題があり、すぐに実行はできないのだが、夫の前妻との間の子どもの養育費やその家族のために買ったマンションのローンが払い終わる2年後を目標に準備を進めていくことにした。

もちろん私自身も個人としてもっと稼いでいかないと家を出ることはできないので、自分の仕事の上でも挑戦になる。


夫としてはこの家にいる方が貯金ができて良いと思っているのだが、やっぱりそれでは私の笑顔が消えていき、夫婦喧嘩が増える一方になるので、私の気持ちを守るという意味でワガママな挑戦に力を貸して欲しいと頼んだ。

世間一般的にも、義両親じゃなく実親との同居なら気ままでいいもんだよね。それを嫌とか贅沢だとか、年老いた両親を残して家を出るなんて親不孝だとか、家に居れば金も貯まるし、別で暮らすなんて金の無駄とか色んな意見はあるだろう。

でもそんなこと関係ない。
私の人生を生きているのは夫でも世間一般の人でもなく、私自身であり、私がツラいのなら、ツラくない生き方を選んでいい。
自分がやってみたいのなら、例えそれが大変だろうとやってみたらいい。

ということで、私はやってみる。

与えられた経済的な豊かさと幸せはイコールになるものでもなく、自分で勝ち取った経済的なものがわずかであってもそこに満足感があると考えている。
親が笑顔で仲良く過ごしていることが、家にお金がたっぷりあることよりも子どもにとっては安心することだと思う。

もちろん、子どもに苦労はさせたくないから母ちゃん必死で頑張る。

頑張る場所も自分で選ぶ。

去年から物を整理してシンプルな暮らしがしたいという気持ちが強くなっていた。

この家を出て行く際には、何を持っていくか考えるから断捨離も進むだろう。

新しい挑戦に集中するためには、物事にも優先順位をつけて取り組まないとならない。

最近考えてきていた何を大事にして時間を使うかということに繋がっている。

この家を出るということが、今までの点を線にすることになる。腑に落ちた。

私の書いたnote記事でよく読まれているのが親との関わりに悩んでいるもの。
つまり、それだけ多くの人が実親との関わりに悩んでいるんだと思う。

私の挑戦は私の出した答えで、それが正解になるかは私の今後の行動によると思うんだが、人それぞれに親との関わりについての答えの出し方があっていいと思う。
周りが何を言おうが自分にとっての満足できる答えをぜひ見つけて欲しい。そして幸せになって欲しい。

私は幸せになる。今も幸せだけど、もっと幸せになる。

結局は子どもが幸せであることが親にとっても嬉しいことなのだから。たとえ一緒に居ないことになったとしても。

私の挑戦が誰かの踏み出す一歩のきっかけとなればとても嬉しいし、私自身振り返りができるように挑戦の記録をnoteに書いていくことする。

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【まさみ 人生を「面白がる」人/ライフコーチ】
現在:地方で、夫(再婚)1人、子1人、実親と同居。
過去:中学生の頃に2年間海外(シンガポール)住み。
進学のタイミングで上京、DV、結婚、離婚を経験。
転職多数。地元へUターン。
育休中にコーチングを知り、復職1年半後に退職。
ライフコーチとして活動開始。



”踊る”ライフコーチを応援してもらえたら嬉しいです。 私にとってのフラは、趣味というより人生の一部。 踊ることで、人生が豊かになり、また自分の人生経験が踊るフラを深くしていく… いただいたサポートは、フラを楽しむために使わせていただきます。