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【オーロヴィル滞在記】②旅の基本情報

今回はオーロヴィルに滞在の旅の基本情報(ベストシーズン、行き方、宿泊施設など)についてシェアします。

ベストシーズン:12月~2月がベスト。宿泊先は早めに予約を

12月~2月が、1年間の中で最も滞在に適したシーズンです。

気温が25~30度ほどで過ごしやすく、インドや海外からの滞在者が最も多い時期です。通常この時期は、すべてのホテルやゲストハウスは常時満室で、半年~1年以上前から宿泊先を予約する必要があるそう。

4月~7月の夏場は気温35~40度以上になり、非常に蒸し暑いので、おすすめしません。8月~10月の雨季は、気温は落ち着きますが雨が降る日が続くため、外での活動は限られます。

ちなみに、2月の最終週は”オーロヴィル・ウィーク”と言われ、2月28日のオーロヴィル創立記念日に合わせて、多くのイベントが行われます。

行き方:チェンナイからタクシーが便利

オーロヴィルは、インド南東部の都市ポンディチェリーから10kmほどのところにあります。チェンナイからは車で約3時間。バンガロールからは車で7時間。

オーロヴィルに一番近い空港は、ポンディチェリー国際空港ですが、小さな空港なので、国内・国際便のフライトは限られています。

インドの他の都市や、日本などから向かう場合、チェンナイに到着、そこからタクシーをチャーターする方法が便利です。

タクシーの手配は、オーロヴィルが運営するタクシーサービス(InteInted Transportation Services)や、ゲストハウス経由で、チャータータクシー(2500~3500ルピーが相場)を予約して、チェンナイ空港でピックアップしてもらうのが便利です。

チェンナイ市内から向かう場合は、UberやOlaも使えます。

宿泊施設:オーロヴィル・ゲストハウスがおすすめ


宿泊先には2種類あります。
「オーロヴィル・ゲストハウス」として登録されているオーロヴィル内のゲストハウスと、それ以外の一般のホテル。

個人的には「オーロヴィル・ゲストハウス」への滞在をおすすめします。
ゲストハウスに滞在するメリットは3つ。

①宿泊費が比較的安い(600ルピー~2000ルピーほど)
オーロヴィル内の施設で使える共通カード「AuroCard」が利用できる
④オーロヴィルに長期滞在しているゲストが多く、他のゲストと交流できる

私はオゲストハウスに宿泊していましたが、個人的には、③が最大のメリットでした。宿泊先で知り合った人々と仲良くなり、オーロヴィル内のプログラムに一緒に参加したり、情報交換をしていました。

ゲストハウスは50以上あり、ウェブサイトから確認できます。これらのほとんどは、一般のホテル予約サイト(Booking.com)には掲載されていません。このサイトに掲載されているメールアドレスまたは電話番号に問い合わせて、予約する必要があります

ゲストハウスの予約方法


オーロヴィル・ゲストハウス以外の通常のホテルの場合、
一般のホテル予約サイトから予約できるため、ここでの説明は省きます。

オーロヴィル・ゲストハウスの予約方法は2種類あります。
①事前予約、または②現地到着後に滞在先を探す です。

①事前予約(電話またはメール)
11月~2月のピークシーズンの場合、事前に滞在先を予約していくことをおすすめします。オーロヴィル・ゲストハウスのHPに掲載されている電話番号に連絡をして、予約をします。

ゲストハウスによって、部屋の広さ、共同または個室シャワー、
キッチンの有無など異なるので、自分に合った好みの条件を確認しましょう。

どの宿泊先にすべきか分からない場合、Guest Accommodation Serviceに、
好みの条件を伝えると、いくつかゲストハウスを提案してくれます。
+91-(0)413-2622704 / guestaccommodation@auroville.org.in

②現地到着後に滞在先を探す
オーロヴィルに着いてから、滞在先を探すことも可能です。
Auroville Visitor’s Centerに併設されている、Guest Accommodation Serviceで、
空室のあるゲストハウスを探してくれます。

Guest Accommodation Serviceのオフィスアワーは、
平日のみ、9:30-12:30、14:00-17:00です。(2021年2月時点)
オフィスアワー以外の時間は対応していないので、
土日や夜遅くにAurovilleに到着する場合は、最初の数日間だけでも宿泊先を予約してから行くのが良いでしょう。

おすすめのゲストハウス

オーロヴィル・ゲストハウスは50以上あるので、どこに滞在したら良いか迷う方もいるかもしれません。個人的におすすめのゲストハウスを以下にリストアップしておきます。

①Serendipity Guest house (Joy Community)
・個室~ドミトリーまで、各種タイプの部屋がある
・バックパッカーや長期滞在者が多く、他の宿泊者と交流したい人に◎
・中心部(マトリ・マンディル)の近くにあり、オーロヴィル内の施設に行くのに便利
・ゲストハウスは緑に囲まれており、ヨガなど各種プログラムも頻繁に行われている

②Goodness
・Wifi環境が良く、ワーケーションしたい人に◎
・個室が中心、プライベートな環境が欲しい人向け
・部屋はシンプルで、基本的な設備のみ
・大通りに面しており、自家用車でオーロヴィル内を移動する人には便利

③Gaia’s Garden Guesthouse
・個室が中心。プライベートな環境が欲しい人向け
・リゾートのような雰囲気で、バケーションで訪れる人向け
・ゲストハウス内には美しい庭園も
・オーロヴィルの中心部からは離れている。ビーチに近い

必要な滞在日数:1日からでもOK。おすすめは1週間以上


最低でも3日間、おすすめは1週間~1か月です。

オーロヴィルには1日~数日間のみでも滞在できます。ポンディチェリーへの旅行客が、日帰りでオーロヴィルを訪れるケースもかなり多いです。観光目的であれば、日帰り~数日間の滞在でもOKです。

オーロヴィルでのツアーやワークショップで何か新しいことを学びたい方、
コミュニティの人々と交流を図りたい
方には1~2週間の滞在をおすすめします。というのも、オーロヴィル内でツアーやワークショップは、
週に1度だけ開催されているものが多く、うまくスケジュールを合わせれば、数か所のツアーに参加することができるためです。

オーロヴィルでボランティア活動をしてみたい人は、最低でも1か月間の滞在をおすすめします。

【1~3日間】
できること:観光
Visitor’s Centerでの見学、マトリ・マンディル(瞑想ホール)の見学(外観のみ)など

【1週間~2週間】
できること:各種プログラムへの参加
・ワークショップ、ツアーへの参加
・ヨガ、スポーツなどのクラスに参加
※事前予約が必要なものも

【1か月】
できること:ボランティア
※事前にボランティア受け入れの可否を確認する必要あり

私はボランティアが目的で、当初1か月のみ滞在する予定でしたが、
オーロヴィルの活気あふれる雰囲気、そして環境保護の様々な取組みについて学ぶのが面白く、結局2か月滞在してしまいました。

以上、オーロヴィル滞在の基本情報をまとめました。
滞在に興味を持ち、ゲストハウスや行き方など、より詳細が知りたい、
でもよく分からないという方は、Twitter DMにてご連絡ください。

【オーロヴィル滞在記】記事一覧
①インドに創られた世界都市
②旅の基本情報
③オーガニック農園でのボランティア
④必見スポット4選
⑤おすすめレストラン4選

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