見出し画像

UCバークレーのBerkeley SkyDeckの1週間目を終えた振り返り

今回Berkeley SkyDeckへのIn Personでのバークレーでの参加は、住む場所も時間の使い方も会う人も変わる形となりましたが、今回は「UCバークレーのBerkeley SkyDeckの1週間目を終えた振り返り」を以下に記載したいと思います。

ポイントは以下3点となります。

1:Berkeley SkyDeckの講師陣のレベルの高さ
2:Berkeley SkyDeckのアドバイザー陣によるサポート
3:世界中から集まったスタートアップとの交流

1:Berkeley SkyDeckの講師陣のレベルの高さ

初日はUCバークレーの大学構内をBerkeley SkyDeckの方に案内して頂き、それから基本的なガイダンスを受講したのですが、講義における講師陣のレベルの高さに驚きました。また、グローバルで勝負するスタートアップを前提とした講義であり、日本だけでなくヨーロッパから採択されたスタートアップも含め、一斉に英語で講義が行われる形式でした。

UC Berkeley

文字通りシリコンバレーのTop of Topの人材に講師をして頂き、またその内容も素晴らしいものでした。The Startup Lifecycleに関してはRight structure and the termsやPMFに関してベイエリアの百戦錬磨の先輩方による極めて実践的な内容をディスカッション形式でご対応頂ける貴重な機会でした。

特徴的だったのは、デラウェアを本社とした米国スキームを前提としていた点かと感じました。これはベイエリアでは当然となる、SAFEを前提としたPre Seedラウンド、Seedラウンドにおける会社法、税法含めたグローバルで勝負するスタートアップの戦い方かと感じました。

2:Berkeley SkyDeckのアドバイザー陣によるサポート

主体性を前提とした、想像以上に手厚いBerkeley SkyDeckのアドバイザーの方々のサポートに驚きました

Berkeley SkyDeck
Berkeley SkyDeckからの景色


既に複数の方々のご紹介をご対応頂いており、素晴らしいネットワークを新規にご紹介頂きました。今回、In Personで良かったと感じる事の一つは、新しくご紹介を頂いた際にバークレーでもサンフランシスコでも、米国現地ですぐにお会い出来る点でした。オンラインだと時差と距離の問題がありますが、In Personはその点効果が高いと感じました(家賃も高いですが。)

3:世界中から集まったスタートアップとの交流

アメリカ、メキシコ、インドをはじめ、日本以外の様々な国々の起業家がBerkeley SkyDeckには集まっており、また一週目にはスタートアップの方々の英語のピッチがあり大変刺激になりました。シリアルアントレプレナーからUCバークレーの学生まで、幅広いタイプのスタートアップの方々が参加されていました。今回のBerkeley SkyDeckは英語力は前提条件ですが、各スタートアップはシンプルに英語力が高いと感じました。私自身はシンガポールに約3年住んでいた事があり、これまでアメリカやスペイン、アイルランドやドイツ、スウェーデン等のメンバーのマネジメントをしてきており、ビジネスレベルでの英語環境自体は慣れているのですが、アメリカンイングリッシュによるネイティブレベルでのやりとりに際して、アジアで求められる英語力と、アメリカで求められる英語力は違うと感じました。会社やプロダクトの説明もですが、なにより質問者との英語での質疑応答のやりとりが勉強になりました。一方、自分自身の英語力は発音、文法、言い回し含めてより一層磨き込みが必要だと感じました。

夜のBerkeley SkyDeck

振り返りのまとめ

全体的に有意義なBerkeley SkyDeckの1週間目でしたが、前提条件としては主体性が求められると感じました。Berkeley SkyDeckという箱があり、それをどう使うか?は起業家次第、というスタンスでありスタートアップに向いていると感じました。講義自体は素晴らしい内容ですが、ただ講義だけ聞くのではなく、人の紹介い含め、自分の頭で考えてそこから事業にどうつなげていくか?がアクションレベルまで落とし込んだ際に重要だと感じました。また、In personで米国に来ているからには米国で無ければ出来ない事をしないと意味がないとも感じました。円安の影響があり、日々の食費を始めとした生活費は決して低くはなく、それ以上の成果を出すことは経営的にも大前提ではありますが、2週間目も米国でしか出来ない事にフォーカスしたいと思います。

以上、「UCバークレーのBerkeley SkyDeckの1週間目を終えた振り返り」でした。来週からは2週目がはじまりますので、またBerkeley SkyDeckを中心にお伝えできればと思います。

※備考
Final Aimが採択されたのは米国カリフォルニア大学バークレー校発の世界的なスタートアップ アクセラレータ プログラム「Berkeley SkyDeck(バークレー・スカイデック)」となります(本プログラムは、日本貿易振興機構(ジェトロ)が内閣府や経済産業省とともに展開する「スタートアップシティ・アクセラレーションプログラム」のDeep Tech (IoT/Robotics/Mobility/Cleantech and others)コースの一環)。

株式会社 Final Aim 会社概要
会社名:株式会社Final Aim(Final Aim, Inc.)
所在地:米国、日本
事業内容:デザインとデジタル製造業領域を中心としたブロックチェーン事業
ウェブサイト:https://final-aim.com

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?