MASA∞ちょこっと文を書く回#1
雑音
現代社会は雑音が多い
雑音とは、本来の情報から逸脱した情報などを言うらしい
今の世の中は音が四方八方に飛び交っている
公園から聞こえてくる葉の音さえも
音のコーティングがされていて自然体ではない
自然体って何だろう
そもそも私たちは自然体なのだろうか
音だけじゃない
現代の仕事、そうイラストもそうだ
職人技がなせるものをAIがそれを模倣して作品と称している
なんなら家まで3Dプリンター機械で建てれる時代になっている
自然体……ありのままの姿であるか、どうなのか
私はこの世の中のすべての情報・社会を遮断したら
「あるべき自然体が見えてくる」と思っている
確かに情報を遮断されると、人は
「何か生きる術を考えなくては」
と考える
しかし代償もでかいだろう
社会が機能しないということは
犯罪が特に増える。見なくて済む悲しい涙が増えてしまう
憎しみが増幅される。
これだけ聞くとよくは聞こえない
いや、まったく良くはないだろう。
だけど、この状態が自然体であり
求める自然体ではない事もわかると思う
私は、何をもって正しいのか、何をもって正しくないのかを世間の簡単な幻想にとらわれてほしくないと思っている。
本来の姿、本当の在り方、ありのまま
それを理解してこそ今の現代の神秘に
たどり着けるのかもしれない
私は、この雑音とも取れる音を今では、
ありのままの現代の自然体として受け取っている
雑音とは必要のない情報ではなく
どこかの世界線で必須の情報なのかもしれない
全てに目を向けることは大切だが
そこで全部を吸収するのではなく断片的な情報として
来るべき時に引き出せれば、雑音も有力な雑音になっていく
雑音は必要ないと思うことで雑音になる
自身の視野を広げることで新しいものを開拓できるかもしれない
シンガー MASA∞
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