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双極性障害【感情】

自分を苦しめているものは何か。

そう考えずにいる日はありません。
頭の重さという身体的なものがその一つです。
それともう一つ。
精神的なもの。

私は若いころ、具体的には高校生のころから、思い込みが強い性格です。
そのころ、それを意識し始めた、と言ったほうが正しいかもしれません。
特に、人からどう思われているかについて思い込みをすることが多くあります。

好きな女性がこっちを見てくれなかったから、私のことが嫌いに違いない。
周囲の目や言動をいちいち気にして、自分は嫌われている、嫌がられている。
逆に、女性から優しい言葉をかけられると、その人は私のことを好きに違いない、だから私もその人のことが好きなんだ。
最近で言えば、LINEの返信が来ないから、私のことを怒っているに違いない。
顔を合わせても挨拶してくれないから、自分は嫌われている。
などなど、いくらでもあります。

そして、その都度、それに悩み、苦しみ、時にはひどく落ち込んでしまう。
さらには、そういう感情を持つ自分自身を嫌いになる。
自己嫌悪になる。
しばらくすると、それが自分の勝手な思い込みだったことが分かり、安心する。
こんなことの繰り返しです。

しかし、最近、認識したことがあります。
湧き出る感情を、たとえそれが第三者から見たら馬鹿げていることでも、抑えることなどできない。
だから、そういう感情を持つ自分を否定することはやめます。

では、その湧き出た感情にどう対処するか。
まだ自分の中ではっきりした答えは出ていませんが、そういう感情を抱く自分を受け入れることはできたような気がします。