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【人と比べない】
嬉しさ、楽しさ、辛さ、悲しさ...
私たちはいろいろな感情を抱きながら生きています。
私があるとき自分の病の辛さをSNSで訴えたことがあります。
それに対するあるコメント。「世の中には食べることもできないなど、もっと辛い思いをしているのだから、あなたの苦しみなど小さなこと。云々」
確かに、世界中に溢れている難民、自分の国に帰れない人たち、また災害の被災者等など大変な思いをしている人はいくらでもいます。
しかし、だからといって私の辛さが軽減されることはまったくありません。
何故なら、苦しみや辛さは他人のそれと比べるものではないからです。
辛さ、苦しさ、悲しさ、或いは嬉しさや楽しさも、その思いはその人にしか解らない。
傍から見れば何がそんなに嬉しいんだろう、と思うことでも当人にはそれが嬉しくてならない。
それを否定することはできませんし、すべきではありません。
あるとき、障がい者について、「どの障がいが一番辛いか」などという愚かなことを冗談交じりに語り合っている人たちを見たことがあります。
どんな障がいだって辛い。
自分は自分。
その感情とどう向き合うか。
それを決めるのは自分しかいない。