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双極性障害のこと

元気になったりひどく落ち込んだり。
これの繰り返しのこの病気。

いくつかの精神障がいも同じだと思いますが、
他人には解ってもらえない。

少し元気なときに知人と会うと、
帰り際に「元気そうで良かった」
「どこも悪くなさそう」などと言われる。
それはそうでしょう。
元気な状態だから外へ出られたのだから。

落ち込んでいる時には外へも出られない。
「身体が動けなくなるほど気分が悪くなることがある」と言うと、
「誰にでもそういうことはあるよ」
「自分も残業が続くとそうだよ」などと言われる。
そんなとき、「でも、だからといって腕を刃物で切ったり、睡眠薬をたくさん飲んだりはしないでしょ」と言うと、大抵の場合、黙ってしまう。

他人には解らないこの病気の辛さ、苦しさ。

もう一つ歯がゆいのが、精神疾患は「自分で治す努力」ができないこと。
医者からは「ゆっくり休みなさい」と言われるけれど、そうしていると更に気分が落ち込むことが多い。
居ても立ってもいられなくなる。
結果、危険な行為に及んでしまう。

でも、「生きてやる!」とも思う。

そして、この病気と、この私のことを理解しようとしてくださっている方々には心から感謝しています。