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さおだけ屋

最近、「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」という本を読みました。
読書が苦手な私ですが、200頁ほどのこの本を二日で読み終えました。
それはさておき、「さおだけ屋」。
私が住んでいる所には今でもごくたま~に「た~けや~、さおだけぇ~」という売り声とともに「さおだけ屋」が回ってきます。
私が子供のころからいますから、半世紀以上生き残っている商売です。
子供のころといえば、さおだけ屋だけでなく、石焼き芋、おでん、ラーメン、金魚、風鈴、などを売り歩く商人がいたのを思い出します。
今は「さおだけ」の他には、冬に「石焼き芋」がたまに回って来るくらいですね。

さて、この「さおだけ屋は...」という本ですが、さおだけ屋がなぜ今でも残っているのかという謎を解明し、会計学を解りやすく解説している本です。
確かに不思議ですよね。
さおだけを「さおだけ屋」から買ったことは私はないし、買っている人を見たこともない。
また、「買ったことがある」という話も聞いたことがない。
いつ回ってくるか分からないから、買いたくても買えない。
必要になれば、ホームセンターか金物屋に行くでしょう。
しかも、売り声が聞こえると、石焼き芋なら「あ、焼き芋食べたい!」となりますが、さおだけは「あ、さおだけ買いたい!」とはならない。(と思う)

さて、前置きでほとんど終わってしまいそうですが、なぜ私がこの本を読んだかというと、私は数字に弱いので、ざっくりとでいいから会計のことを知りたかったからです。
コロナワクチンを受けられる「高齢者」の仲間入りをしたばかりの私ですが、今でもいわゆる「ビジネス書」を読むのが好きです。
今さら、会社で出世しようとは思っていませんが、働いている限り、或いは、生きている限り、恥ずかしくない社会人になりたいからです。

「ビジネス書」には、仕事術だけでなく、一般社会で生きる社会人としての心得がたくさん書かれています。
できる限り長く働き続けたい。
そして、いろいろな面で恥じることのない社会人になりたい。
それが私の理想です。