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双極性障害【自分と対話する】

心理療法のセラピーを受けてきました。

そこで、自分自身の中にあるものに気づき、それと対話をしました。
今回気づいたのは「火球」。
私のお腹の辺りにどっしりと居座っている火球。
線香花火が落ちる寸前の真っ赤な球。
それが拳くらいの大きさになった火球。

その火球は常に私を駆り立てています。
「頑張れ!」
「気を抜くな!」
「常に200%を目指せ!」
「人に弱みを見せてはならない!」
「怠けるな!」

それをもう60年以上続けています。
おかげで私はもうクタクタ。
何かをしようとすると、たとえそれが楽しいものであっても、頭が重くなってできなくなります。


「もういい加減に楽にさせて」
「消えて欲しい」

火球は答えました。
「少し考えてみる」

昨晩も、そして、今も、頭が重くてなりません。
眠れないほどに頭が重い。
鉛の板が額に張り付いて離れません。
光沢がなくてドス黒い鉛の板。
それが張り付いているために、頭が重くなっています。

鉛の板は言います。
「そんなに頑張らなくてもいいんだよ」

でも、火球が私を駆り立てている限り、頑張り続けなくてはならない。
火球が消えてくれれば、鉛の板も出てこないような気がします。
どうしたら火球を消すことができるのだろう。

「頼むからもう消えてくれ」
「安らぎが欲しい」