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良い支援とは?

私が障がい者に関わるいくつかのボランティア活動を始めてから随分長い時間が経ちました。

いつも職員の皆さんが好意をもって接してくださることが、長く続いている理由の一つだと思います。
ボランティアである私にもいろいろなことを教えていただいています。
ボランティアを始めたころに比べると、支援の仕方が大分変ってきたのを感じます。
利用者さんたちの呼び方も以前は下の名前で「○○ちゃん」や場合によっては呼び捨てだったりしたのが、今はほとんど苗字を「さん」付けで呼んでいます。
また、少々荒っぽい支援もありましたが、今はそういう光景を見ることはほとんどありません。
その「荒っぽい支援」があったころに、一人の職員の方が教えてくれたことがあります。
「自分は、その支援を保護者やご家族に見せられるかどうかを基準にしている」ということです。

これは高齢者介護においても同じことが言えると思います。
叩いたり怒鳴ったりすることはもちろんですが、呼び方一つ取ってみても「保護者に見せられるかどうか」。
支援や介護にあたる者には、職員だろうがボランティアだろうが、このような心掛けが必要ですね。