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共に喜ぶ

障がい者支援や高齢者介護で大切なことの一つ。

例えば、歩くことが困難でお一人ではトイレに行けない方の介助をする時。

ベッドに起き上がる、
ベッドから車椅子に移乗する、
車椅子でトイレに行く、
車椅子から便器に移乗する、
用を足す、
便器から車椅子に移乗する、
車椅子でベッドに戻る、
車椅子からベッドに移乗する、
ベッドに横になる。

この一連の動作のうち、出来る部分はご本人にやっていただきます。
そして、それをご自身でやることができた時、
次の動作に移る前に介護者がすべき大切なことがあります。
何でしょう?

それは「出来た」ことを一緒に喜んで差し上げることです。
何かを自分の力でできた。
それを共に喜んで差し上げる。
それによって「次も自分で」、さらには「次はもっと自分で」という意欲を引き出せるかもしれません。
嬉しさ、楽しさ、悲しさ、辛さ、等々。
相手の立場に立って思いを「共感する」。
支援や介護の場でなくても大切なことだと思います。