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落とし噺の話

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落語と本格的に出会ったのは高校生のとき。 国語の先生の「落語はいいぞ。古典がいい。新作はダメだ。」という言葉がきっかけで聴き始めました。 それ以前にもテレビで寄席番組を見る機会が…
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2020年9月の記事一覧

落語「一眼国」

(ネタバレあり) 江戸時代には珍しいものを見世物にする商売があり、そのようなことを生業に…

まさこん
3年前
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落語の言葉

江戸を舞台とした古典落語には当然ですが片仮名言葉は出てきません。 長いと60分にも及ぶ噺の…

まさこん
3年前
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末廣演芸会

私が子供の頃... 50年ほど前のことですが、テレビでの演芸番組が多かったように思います。 …

まさこん
3年前
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落語「心眼」

(ネタバレです) 目が不自由な按摩の梅喜(ばいき)。 ある日、しょんぼりして帰宅する。 …

まさこん
3年前
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新宿末広亭

上野鈴本演芸場、浅草演芸ホール、池袋演芸場、国立演芸場とならび東京都内に5軒ある定席寄席…

まさこん
3年前
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小三治さんの「芝浜」

私が大好きな噺の一つ、「芝浜」。 中でも私は小三治さんの「芝浜」が一番好きです。 腕は立…

まさこん
3年前
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志ん生を観た人

私は実物の志ん生を観たことはありません。 数少ない映像を見たことがあるだけです。 それでも数々の音源をいく度となく聴き、また、本などでいろいろな逸話を読み、まるで観たことがあるような気がしています。 貧乏でも酒をやめず、借金取りから逃れるために10数回改名したという話。 酒が飲めるから、と満州へ行ったという話。 高座で居眠りをしてしまった話。 等など、等など。 志ん生が亡くなったのは私が17歳のとき。 ちょうど、私が落語に興味を持った時期です。 あと少し早く落語に目覚めて

上方お笑い旅行

古い話になりますが、2010年3月に大阪へ1泊の一人旅に行きました。 目的は「お笑い」。 初…

まさこん
3年前
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古今亭志ん朝

2001年10月1日。 私にとって忘れ得ぬ日です。 激しい雨の降る夜でした。 仕事から帰って、…

まさこん
3年前
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開口一番

「え~、毎度バカバカしいお話を...」という決まり文句を耳にすることはほとんどなくなりま…

まさこん
3年前
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