過去生の物語(8)のつづき

過去生の出来事が現実でも起きた話

前回書いた中国の過去生は、私が自分の癖の理由探しをしたところから発見された話でした。
(過去の)私は易者でしたが、自分の力を過信したため、近くにいた人々の反感を買い殺されました。
その殺され方が非常に残忍で、刀を口に入れられ、そのまま下におろされ縦に喉を切られるというものでした。
そのビジョンは実は現実でも私が幼い頃に経験していたものでした。

私は幼稚園になるころ、鼻の奥の咽頭扁桃(アデノイド)を除去する手術をしました。
手術は局部麻酔の簡単なもので椅子に座ったまま行います。
開口器で、口を閉じないようにセットし、最後に目隠しをします。
ところが私の担当医師はこの目隠しを忘れたのです。
目隠しをしないとどうなるかというと、メスが自分の口に入り、喉を切り、口から血と肉片が飛び散るのをリアルに目撃することになります。
これはかなりの恐怖体験で術後「血がたくさん出たから死んじゃうと思った」という私の言葉に母が驚き、医師に確認したところ目隠しを忘れたことが発覚、ということでした。

これは偶然といえば偶然で、過去とつなげて考える必要も全然ないのですが、私には喉を切られた経験がひとつだったはずなのに、二つになり、これは「余計なことを言うな」ということか、それとも「口封じ」なのか、などなど考えたりします。
私はおしゃべりなので、余計なことも言うし、口も全然封じられていません。
ただ、喉だけは隠してきたようです。
・・・いえ、それだけではなく、最近発覚したことなのですが、夫曰く私は寝ているときに手で首を隠しているそうです。
ちょうど自分で自分の首を絞めているみたいで不気味みたいですよ。
過去生を見て、過去生のクリアリングをしたはずなのにまだ癖治ってない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?