長すぎる自己紹介#3 谷村昌樹2.0《京都生活》
【忘れられない2時間】
2007年3月
石川を出発する日
地元の友達もたくさんメールをくれて
親も駅まで送ってくれた
ものすごくワクワクで乗り込んだサンダーバード
見慣れた地元の風景を通り過ぎて行く中
男一人ぼろ泣きした。
今でもあの時の涙はなんだったのかはわからないが
京都に着く2時間
田舎を抜けて行く車窓を眺めながら
ずっと涙がこぼれた。笑
確か
両親からそれぞれメールが届いたのが引き金。
寂しさというより
今までどんなに恵まれた環境だったかを振り返って
ありがとうと思って泣いた。
だから
京都でもノンストップで
いい男になろうと誓った2時間だった。
【入学:友達なし、友達作る自信もなし】
高校で友達を作る自信はなかった。
まして田舎出身。都会の荒波にもまれて
一体どんな生活になるのか、そわそわ不安だった。
入学初日
意外とすぐ友達ができた。笑
心配するほど、友達ができないタイプではなかったらしい。
翌日から僕の家で
一人暮らしの友達が集まって
毎晩ご飯会が開催された。
新生活は今まで培った
図太さと嫌われない性格が
功を奏して、楽しいスタートを切った。
【賄いが食べたい】
バイトするなら飲食店と決めていた。
目的は賄いを食べること。
初めてのアルバイトはチャリで20分
京都駅裏の居酒屋に決めた。
嫌われない性格は得なもので
先輩にも社員さんにも可愛がってもらえた。
仕事もどんどん教えてもらって
締め作業もやらせてもらう。
時給は順調に上がった。仕事が面白かった。
ただ、施設に入っている店だったため
営業時間が終わればすぐ閉館。
賄いを食べる時間がほぼなかった。
賄いをみんなで食べたかったんだと思う。
半年足らずでやめました。笑
生活はというと
バイトで前の日がどんなに遅くても
学校にはちゃんと行くタイプ。
サークルはなんだか
ぬるい空気が嫌で入らなかった。
朝から学校、夜バイト
土日は吹奏楽をやったり、昼からバイトしたり
いい感じで詰め込んで毎日面白くなっていた。