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オーロラ観測初心者が現地に行く前に知りたかった事
ストックホルムからキルナに向かう夜行列車の中でオーロラの仕組みをゆっくり動画で勉強したレベルのど素人が、実際に北極圏でオーロラ観測を成功させるまでに学んだ事をまとめた備忘録です。
渡航期間: 2024/02/05〜2024/02/11
旅行先: ストックホルム-キルナ-アビスコ-ナルヴィク-コペンハーゲン
オーロラを観測するために肝に銘じておく事
初心者がホテルの近くの暗闇に行って簡単に見られるものではない(見られる時は見られるけど稀らしい)
よほど活動が強いタイミングかつ晴れてないと肉眼で緑色オーロラを拝むのは難しい
ガイドツアーなしで自力で頑張ってた時は雲とオーロラの区別もつかずただ寒い中綺麗な星空を見ているだけだった
必ずガイドがついたツアーに申し込んでオーロラの判別方法や撮影方法や場所についてアドバイスを貰う
とにかく安全第一で無理をしない
カメラと三脚を持参して写真撮影を通してオーロラ体験を楽しもうと思った方が良い
雪がひどくて目的地に辿り着けない確率も高い(実際丸一日スタックして辿り着けなかった)ので、ツアー日は到着予定日から余裕を持って予約し旅程にも余裕を持ち飛行機での移動も検討する
服装・持ち物
とにかく重ね着をする事が大切
念には念を重ね、暑ければ脱げばいいくらいの精神で用意するのがおすすめ
防寒だけでなく防水や防風の観点も大切
以下はマイナス20℃以下で数日間過ごせた自身の服装を参考までに
上: ユニクロヒートテック極暖+ロンT+マウンテンブランドの薄手フリース+ユニクロダウン(これで完璧)
下: ユニクロヒートテックタイツ極暖+スポーツ用スウェット+ジーパン(防風対策ができてなくて-20℃ギリギリだったので風を通さないパンツに変更するのがおすすめ)
頭: 目出し帽+もこもこフライトキャップ(ニット帽だと風を通すので寒かったので、防風かつ耳から首にかけての防寒のためフライトキャップを現地購入)
底: ユニクロヒートテック靴下+カシミヤ靴下+ティンバーランドブーツ(滑らないような靴底と防風防水可能素材かつ厚い雪を歩き進められる丈の高さが必要・できれば靴用カイロ持参)
手: スマホタッチ可能な手袋+薄手の手袋(2枚重ねじゃないと指先が終わる)
温かい飲み物と予備バッテリー必須
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積雪中に黄色く輝くのは犬の排泄物
撮影
撮影機材の詳細はプロの写真家が書かれたブログ通りに用意すれば特に問題ない
寒さですぐなくなるので予備バッテリーあればあるだけ良い
単焦点の広角でF値稼ぎながら広範囲を撮影するのが向いてそう
実際使った機材
- SONY α6500
- SELP18105G(E PZ 18–105 mm F4 G OSS)
- GRIFEMA Treppiede Leggero Estensibile実際の撮影方法
- 撮影モード: マニュアル
- F値: 多分低ければ低いほど良い自分はF4/プロはF1.8
- ISO: 2000〜1600から始めてオーロラの活動が強ければ下げる・自分もプロも2000で固定
- シャッタースピード: 1〜30秒程度でオーロラの動きに合わせて調整する・自分は20〜25秒/プロは6秒
- 焦点: 無限に合わせておけば良いらしいが、周りの木々や風景と合わせた構図の場合には一旦同じ距離にある家などにマニュアルで合わせてからオーロラの方を向けて撮影することも可能
- ホワイトバランス: 4000Kなど場合よって変更/たしか2000以上が良いと言ってた
- タイマー: ブレを極力なくすためタイマーを2秒に設定するとボタンを押した時のブレなくせる
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130577819/picture_pc_ca2ee0bdf379042f36b4c8bd3eea629c.png?width=1200)
ガイドさんが撮ってくれた写真、綺麗に撮れてるし赤色オーロラも撮れてるしピントの合い方も素晴らしいな〜SONYのカメラに20mmの単焦点レンズつけてF1.8/ISO2000/6sくらいで撮ってた pic.twitter.com/DSoxUpTNfR
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 10, 2024
旅行先
オーロラを観測するために(意図的/恣意的に)自分が行った場所
- Kiruna, Sweden 2泊/観測結果?
- Abisko, Sweden 1泊/観測結果○
- Narvik, Norway 2泊/観測結果○各ネット情報に書かれてあるように北極圏にある街に行けば何とかなる
場所も勿論大事だけど、オーロラを観測するための方法を知っている事の方がもっと大事なので何回も言うけどガイドツアー申し込むのがおすすめ
最終目的地のNarvikで初めてガイドさんにオーロラ情報を教えてもらったので、最初の経由地Kirunaで満点の星空を眺めながら『ちょっと緑っぽい雲やけどこれオーロラって事で良くない?』と冗談で言ってたのが実は本当にオーロラだった可能性がかなり高いことに気付いた
Narvik-Abisko/Kiruna間の電車やバスは、国境付近にある吹雪が強い地域の影響で遅延やキャンセルや渋滞などに巻き込まれる可能性が高い(実際巻き込まれてかなり大変だった)のでスウェーデン側/ノルウェー側のどちらか一方の方が良さそう
個人的に好きな雰囲気だったのはKiruna
結局夜行列車に代わるAbisko経由のバスでNarvikに向かってるんだけど、国境付近でノルウェー側トラックがスタックしたらしく2時間以上缶詰になってる。外は吹雪いてるけど水筒も食料もあるからなんとか耐えてるけど、本当に北欧旅毎回トラフィックに問題があるのでかなり余裕ある旅程組むのがいいね https://t.co/6Vy9Co5pMH pic.twitter.com/S6J05E6ZWG
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 8, 2024
こんなに綺麗な景色なのに、実際はノルウェー-スウェーデン国境付近でバスがパンクして3時間以上スタックしてます pic.twitter.com/33Xz0Rzu4c
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 9, 2024
この二つの事故はほぼ同じ場所で別日に出会ったスタック(最終的にNarvikに到着したのは予定時刻から実に24時間後)
観測予想ツールとの付き合い方
Aurora Alertsがプロのおすすめらしい
- Speed: 300以上かつ高いほど良い
- Bz: 低ければ低いほど良い
- HPI: 12以上かつ高いほど良い
- KP: オーロラベルト直下にいる場合はあまり重要な指標ではないできるだけ暗くて灯りがない場所
北から西にかけて開けている場所
www.yr.no や www.windy.com を用いて風向きなども含めて予想する
北欧の天気は変わりやすいことに注意
オーロラは自然現象でありまだまだ未解明な部分も多いため、予想通りにはいかないことを肝に銘じておく
例えばSpeedやBzなどの数値はこちらから確認可能
https://apps.apple.com/jp/app/my-aurora-forecast-alerts/id1073082439?l=en-US以下ではHPIなどが確認できる
https://apps.apple.com/jp/app/aurora-forecast/id539875792?l=en-US
観測したオーロラの写真を自慢するコーナー
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130578047/picture_pc_c76460107e1bbb3aa21eb373ba72b6af.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130577955/picture_pc_3a2c75a62b0bb38c31e8e89588b33f27.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130577963/picture_pc_bfc4d2c31c8c14bbbc09f8cd6a0962d3.png?width=1200)
少し赤色に染まっているのも確認できる
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130577956/picture_pc_c9ff77187ee40da95c5c63b39fce5795.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130577957/picture_pc_9b1e4913706430d76ac31a1c2ca4afd5.jpg?width=1200)
素人目にはオーロラとの区別が本当につかない
一時避難先のAbisko周辺散歩してたらオーロラの赤ちゃんみたいなのカメラに収まってたんですけどこれは間違いなくオーロラですよね?!?!? pic.twitter.com/wmvs1BkIKV
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 8, 2024
以上、今回の旅で学んだことの備忘録おわり。
オーロラ観測に向かう旅人日誌
主に食べたご飯の記録と交通機関のあれこれ
初めての北欧夜行列車チャレンジ、イタリア国内の電車が遅延に遅延を重ねて飛行機に間に合うかすら怪しいし、夜行列車の電気系統の問題があるとかで行先変更なって謎の田舎で降ろされるかもしれんらしく前途多難すぎる
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 5, 2024
列車遅延をリカバリーするために高速列車に課金してなんとか間に合ったと思ったらバスのコントロールバイトお兄ちゃんのやる気のなさで謎の遅延がおき、走って空港に着いたら飛行機も遅延していたというオチ pic.twitter.com/AadO6tw1Ub
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 5, 2024
よくみる画像生成系の広告、スカンディナビアに到着したからか突然バイキングハットを被ったネコ画像を生成するようになった https://t.co/ccVo7ylTMh
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 5, 2024
夜行列車に乗ってストックホルムから北上していきます(既に30分遅れ) pic.twitter.com/eOD8d3yiNK
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 5, 2024
友達とアソビ大全盛り上がってたら向かいの席のお兄ちゃんからのチョコチップクッキーおすそわけイベ発生した、座席型だからこそ起こり得るイベで嬉しい pic.twitter.com/uWSq3jLAzr
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 5, 2024
そういえばこの一件は結局ホームページに書かれてたお知らせhttps://t.co/EfazOl6ehwが言葉足らずで、事前に予約していた列車と別列車がストックホルム中央駅で連結するので乗る場所に気をつけてねっていう事だったらしいです(遅延してるけど運行はしてる)https://t.co/dYTFvqQRs1 pic.twitter.com/jlW5V1aybD
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 6, 2024
起床したら白銀の世界が広がってたという最高の夜行列車体験をしていますが、線路上の障害物が退けられないらしく二時間以上スタックしてるし解決する見込み時間すらわからん状態らしい。無料のコーヒーとシリアルバーで生き延びる pic.twitter.com/sORCvmixtr
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 6, 2024
8時過ぎになって朝焼けを拝む事はできても運行再開の見通しはたってない状況。とは言え、シリアルも水も無料やし、トイレは綺麗やし足も伸ばせるスペースあるし、電源完備しててWi-Fiも機能してて暖房も効いてるので全くストレスなくのんびり過ごせてるし何なら寮より環境が良い pic.twitter.com/w4CxrX4PzK
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 6, 2024
スウェーデンの森で停車中の夜行列車からみる朝焼けタイムラプス pic.twitter.com/BfCt0lZvQ0
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 6, 2024
動き始めた。乗り換えがこれから2回もあるし、今日中に目的地着けば万々歳かも
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 6, 2024
4時間遅れで何とか動いてるっぽい!
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 6, 2024
夜行列車乗った事ないけどこのくらい普通なんやろか(世界の車窓からで予習してる限りスムーズそうやったけど)https://t.co/7jUe2USLmc pic.twitter.com/bJkq2VsOQv
夜行列車の最終目的地Umeaに4時間遅れての到着!(現地時間12時ごろ) 今回は一番安い座席を予約したんだけど、人が少なかったのと友達がいたためかなりリラックスできて体力も残ってるので軽く街を散策したら通常列車に乗り換えます pic.twitter.com/fY4NK7mNDX
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 6, 2024
スウェーデンのハンバーガーチェーンらしいMAXでダブルバーガーセット139SEKで腹ごしらえ。バーガーキングのような肉感のあるパティが良いのと、自身観測史上最も細いポテトが想像以上に芋感残っててパクパクいけてしまった。セットのザクロジュースはいろはすタイプのフレーバー付き炭酸水 pic.twitter.com/olTjcwIcFf
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 6, 2024
雪国列車の乗り換え時間でやることといえばコレ、と相場が決まってるんですよね pic.twitter.com/jtrDrJg5YM
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 6, 2024
キンキンに冷やしたビールがなぜか一瞬で消えてしまったので、車両内に併設されてる小さな小売店でヘラジカ🫎のジャーキーとラガーを追加で購入。全くクセはなく旨味が少なくしょっぱさが強いけど、車窓からそれっぽい生き物を見ながら食べる体験は格別 pic.twitter.com/HUJQWAYLUU
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 6, 2024
Boden C - Kirunaの終電乗り継ぎは接続待ちしてくれて無事乗り込み完了。日本人の同僚がいる車掌さんと仲良くなって、スウェーデン北部料理Paltが美味しいからミルクとバター(ジャム)、ヘラジカを食べるんやでとアドバイスくれた。彼の唯一知ってる日本語は「飲み放題」らしいhttps://t.co/5bbzxRc4V2
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 6, 2024
ようやく到着かと思われた矢先、雪による影響で再開時刻不明のスタック。今回3回乗り継いだ各列車で一回以上はこれになってるので毎日整備する人も大変やろなあ
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 6, 2024
結露するドアを見守りながら遂に旅の目的地スウェーデンのKirunaに到着!!!ストックホルム中央駅からほぼ丸一日をかけてようやく辿り着いて喜びもひとしお、宿にも無事に到着したのでこれにて一旦スレ外で更新していきます pic.twitter.com/1Ps8uIh023
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 6, 2024
北極圏に位置するキルナの朝、雪に包まれた街並みに朝日が差し込んで世界が本当にキラキラ輝いてたの一生忘れないと思う pic.twitter.com/rXv2EX3mQc
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 7, 2024
マイナス20℃の世界、まつげの先が凍る pic.twitter.com/v1Tyd8oUBU
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 7, 2024
スウェーデンのご当地スーパーICAで買ってきた食べ物を食べまくる宴 ディルが効いた軽いエビマヨSKAGENRÖRAに瓶詰めイクラRegnbågslaxrom(ほんのちょっと小さいイクラ)をのせたやつが美味しすぎてやばいし、なぜかキャビアが€3くらいでめっちゃ安くて乗せ放題になってる pic.twitter.com/MXfHXuxehe
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 7, 2024
トナカイの生ハム食べ比べ
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 7, 2024
VARMRÖKT/KALLRÖKTのどちらも塩気強くて燻製香がかなり強く保存食感強め。赤身VARMRÖKTは柔らかく後からふわっと野生臭ありパンと相性良い、より熟成させたKALLRÖKTは繊維がほぐれていく燻製チキン的で酒の肴に最高。肉コーナーのお兄さんは空手習ってて沖縄行きたいらしい pic.twitter.com/4vpD7enxHx
現地で生産・瓶詰めされたボトル(右)もスウェーデンご当地IPAもどっちもパッケージが良すぎた pic.twitter.com/8mZhsQLHzP
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 7, 2024
スウェーデンのほとんどのスーパーでビールが常温でドカンと置いてあるだけなんだけど、街中の至る所に雪が積もってるならこの動画みたく突っ込んで回すだけでキンキンに冷えるし理に適ってるか https://t.co/meuwOg4Ecz
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 7, 2024
あと面白いのがノンアルコールビールとエナジードリンクの品揃えがどこもかなり良い、なんでやろ pic.twitter.com/x4tO8M8P09
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 7, 2024
予約してた電車がキャンセルされてキルナからナルヴィクにいけない可能性出てきたので必死に代替手段探してるけどなさそうで詰み、かなりまずい状況かもしれん
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 8, 2024
公式が何かしらのリプレイスメント手段を用意してくれるらしいので首の皮一枚繋がったかも?今日は一段とキャンセルや遅延が多いね https://t.co/FOTTVNGtSn pic.twitter.com/qUneADwsAS
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 8, 2024
キルナの朝、除雪機が家の前をゴリゴリ通る音で7:30くらいに起きる pic.twitter.com/uiEJXTosMx
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 8, 2024
今回泊まってるエアビ、個室サウナが併設されてるので起床後シャワー即サウナを決められるしセルフロウリュもできてかなり良い。真っ裸で高温に晒される体験が久しぶりすぎて風呂に入ってるような感覚に陥る pic.twitter.com/5dm3wFYVr1
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 8, 2024
サウナ後に防寒具に身を包みながら屋外でカップラーメン食べるの、コンテキストで美味しさが格調されてて別格の良さだった pic.twitter.com/wRYPcImDjw
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 8, 2024
老人ホーム奥にある地元食堂のスウェーデン料理 リンゴンベリージャムとバターがたっぷり用意されており、豚の血入りもちもち練り物Blodpaltや脂がめっちゃ美味しいベーコンなどと一緒に食べると甘塩っぱさとな不思議な美味しさが楽しい、キャベツ千切りもドレッシング和えぽい懐かしい味付けで染みる pic.twitter.com/3yqymyldx8
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 8, 2024
なぜかスウェーデン料理の中にタイ風挽肉の炒め物もあって無限に食べてしまったし、せっかくだからと食べたジャガイモはギリギリ形を保ったとろとろな食感で大変おいしかった。すっきりヨーグルトソースかと思いきやがっつりニンニク効いてたりと親しみのある風味が多かったのが印象的だった pic.twitter.com/N6bO8NZ5nW
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 8, 2024
旧市街地に現れた円錐型のサーミ族のテントに入ると、焚き火と共に飲食が楽しめる素敵空間でトナカイとヘラジカの焼き物食べ比べできるとの事で体験!ヘラジカの方が獣香はあるが、どちらも旨味が少ない分脂が甘くほんのり燻製香あり美味しい。温かいリンゴンジュースのアセロラの的甘酸っぱさ温まる pic.twitter.com/YWKAchKUTV
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 8, 2024
すごい、今バスとトナカイが並走してた
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 8, 2024
北極圏の街が曇ってると本当に白一色に染め上がるんだな、朝起きるとモノクロ世界に迷い込んだかと錯覚して遠くの家を見てようやく彩度を取り戻せたような不思議な世界だった…… pic.twitter.com/tEai6VO3dA
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 8, 2024
一言で”ジビエ”と済ましてしまう事も多いけれど、ここに住んでる人達はトナカイやヘラジカと共に生きている訳で、それぞれ部位分けして異なる調理法で美味しく食べる文化を年月かけて醸成したのだと思うと、生き物・食材へのリスペクトというのは単に食べないだけじゃ表現しきれないよなと思うなど pic.twitter.com/AgrjtyFaMD
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 8, 2024
結局夜行列車に代わるAbisko経由のバスでNarvikに向かってるんだけど、国境付近でノルウェー側トラックがスタックしたらしく2時間以上缶詰になってる。外は吹雪いてるけど水筒も食料もあるからなんとか耐えてるけど、本当に北欧旅毎回トラフィックに問題があるのでかなり余裕ある旅程組むのがいいね https://t.co/6Vy9Co5pMH pic.twitter.com/S6J05E6ZWG
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 8, 2024
今日中に復旧する見込みがないらしく、これから経由地点のAbiskoにとんぼ返りするらしいんだけど北欧旅修羅すぎんか…?
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 8, 2024
結局埒が開かず、バス振替組み全員で運営会社が手配した一つ前の街のホテルに泊まることになった。運良く個室を用意していただけただけじゃなく、温かいボルシチスープ(人参菊芋生姜入り)に謎ジンジャーショット(酒なし)なども振る舞って頂いて身も心もぽかぽかです pic.twitter.com/iMkIb5km59
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 8, 2024
一時避難先のAbisko周辺散歩してたらオーロラの赤ちゃんみたいなのカメラに収まってたんですけどこれは間違いなくオーロラですよね?!?!? pic.twitter.com/wmvs1BkIKV
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 8, 2024
優雅な湖の朝焼けを見ながらの朝食まで楽しめてるし昨晩のはオーロラだったぽいし、結果論としてはスタックして大正解だったかも(運営会社さんも受け入れ先の人達もありがとう…!) pic.twitter.com/HPWmfe7TS3
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 9, 2024
なんか北欧に来てから交通機関スタックが毎日の様に起こるし雪の上歩いてるだけでかなり体力持っていかれるからか、無意識に「食べられる時にしっかり食べておく」習慣がついてきてるような気がする。これはピクルスと激うまスモークサーモンと茹で卵のオープンサンド pic.twitter.com/v5CRolNUfd
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 9, 2024
世界の車窓から
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 9, 2024
〜スウェーデン-アビスコ〜 pic.twitter.com/7ye10VaANJ
アビスコ国立公園の有名なU字谷 Lapporten運良くバスからみられた!!!ほんとにUの字なんやね pic.twitter.com/0IxZdtt5OK
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 9, 2024
白と水色の世界 pic.twitter.com/eZupkQWxv2
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 9, 2024
この景色見ながら無印BGM聴くの良すぎるhttps://t.co/yxaZK2DPfE
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 9, 2024
Fettisdagenの日に食べられるらしいスウェーデン菓子Semla、シュークリームかと思いきやふわふわで軽い生クリームに加えてシナモン生姜カルダモンなどが効いたジャムが挟まっており大変美味しかった pic.twitter.com/QNCFaUGJdX
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 9, 2024
スウェーデン伝統菓子パンKanelbullar、シナモンブレッドと聞いていたのだけど実際食べてみるとバッチバチにグリーンカルダモンが効いてて目が覚めるような爽やかさだった。ヨーロッパでこんなスパイス使い見られるなんて思ってなかったので驚いた pic.twitter.com/lSal86LTgv
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 9, 2024
もしかしたらこれシナモンのやつじゃなくてそのバリアントのカルダモン版Kardemummabulleかも?商品棚には何も書かれてなかったので見た目で判断してしまったけどもしかするとKanelbullarじゃないかもしれないです(スウェーデンではシナモンパンにカルダモン入ってる場合もあるらしく謎が深まる)
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 9, 2024
こんなに綺麗な景色なのに、実際はノルウェー-スウェーデン国境付近でバスがパンクして3時間以上スタックしてます pic.twitter.com/33Xz0Rzu4c
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 9, 2024
セムラの投稿してるけど既に4時間ずっとスタックしてるし目の前の渋滞は伸びてるし今日中にナルヴィクつけるか謎、通常なら2時間つくところを24時間かけてもつかないみたいな状況
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 9, 2024
4時間経過したタイミングでレスキュー来た!!!タイヤ治ったとしても目の前の渋滞動いてる雰囲気ないけどひとまず進捗ありそうやし夕焼けは綺麗やし落ち着いてのんびりすることしかできんね pic.twitter.com/O5PiM3cFMA
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 9, 2024
5時間経過してようやく道路に出られたので渋滞に巻き込まれてます、リファンド不可のオーロラツアー開始まであと2時間
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 9, 2024
出発から6時間以上経過してるけど、未だに国境を越えられる気配がなくてそろそろ乗客達に疲れが見え始めてきた。現在は軍関係者が解決に当たっておりナルヴィク→アビスコに戻るプライベートカーに乗ってまた戻るか、いつ動くかわからないバスにこのまま乗り続けるか選択せなあかんらしく絶望的すぎる pic.twitter.com/qo2W9qV80t
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 9, 2024
乗車開始から6時間半だって遂に動き始めましたヤッターーーー!!!!バス内はもうお祭り騒ぎ、車窓から見える吹雪具合でスタックしてたのも納得(標高が高く風が強いので雪がすごいことになってる) pic.twitter.com/BCSCVWPQsS
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 9, 2024
予定時刻から25時間遅れたけどようやくノルウェーのナルビクに到着です!!!ヨーロッパ最北端の駅!!!! pic.twitter.com/5lDvCflanu
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 9, 2024
ナルヴィク到着後即オーロラ観測ツアーに来てるんだけど例の如く吹雪の影響でスタックしている中、謎のトルティーヤみたいなノルウェー菓子(シナモン風味でジャリジャリ甘い)もらった pic.twitter.com/itz2PPoTPE
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 9, 2024
北欧旅、ほぼ車内で過ごしてるのでは…?
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 9, 2024
保存食料と温かい飲み物とSwitchあってギリギリ生き延びられてるし友達いなかったら精神的にやられてた気がするし過酷すぎる、これは若くて元気なうちに来ておいた方が良さそう
車内が寒すぎるし動く気配もないから去年の夏シチリアで過ごした時の写真でも見るか pic.twitter.com/qMmwVjuqs8
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 9, 2024
念願叶ってオーロラに出逢えました!!!
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 9, 2024
@ノルウェー北部ナルヴィクの僻地 pic.twitter.com/szadoFyvqu
オーロラ観測で面白かったの、肉眼だとほぼグレーの帯しか見えないんだけどカメラを通すとオーロラが観測できたんよね。視覚の拡張デバイスとしてのカメラによるメディア=写真を通して見た風景を現実だと信じられるからこそ実在したんだ思えるのが面白い SONY α6500+ SELP18105G, F4.0, 20s, ISO2000
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 9, 2024
せっかくなのでミラーレス一眼で撮ったオーロラとiPhone12Proで撮ったものの比較画像どうぞ(後者の方がより肉眼により近い) pic.twitter.com/z5w2FYE2xe
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 10, 2024
昨晩観測したオーロラ写真見返してる。
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 10, 2024
海辺で見たのも山奥で見たのもどちらも良かったな、活動が強くなかったからか肉眼ではほぼ白い帯しか見えないので雲かオーロラか素人では判別できないしこれは専門ガイド頼むの必須やね pic.twitter.com/blQWKSalRk
ガイドさんが撮ってくれた写真、綺麗に撮れてるし赤色オーロラも撮れてるしピントの合い方も素晴らしいな〜SONYのカメラに20mmの単焦点レンズつけてF1.8/ISO2000/6sくらいで撮ってた pic.twitter.com/DSoxUpTNfR
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 10, 2024
日本では絶滅危惧種らしい回転寿司がノルウェーの北極圏ナルヴィクで存命してた!!!日本のみんな、寿司が回ってる貴重な映像だよ!!! pic.twitter.com/B9gDEan5EZ
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 10, 2024
子供の頃夢見た、本場ノルウェーで購入したサーモンの柵を捌いて無限に食べるチャレンジを遂に実現させました。刺身で食べると一瞬で理解できる肉本来の旨さ、これを分厚く切ってご飯にのせたり漬けにしたりと幸せが詰まりすぎた晩餐でした pic.twitter.com/ijw07qpAb0
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 10, 2024
お世話になった生でも食べられるサーモン
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 10, 2024
ノルウェーの南部の方で育てられたものらしく、14€くらいで柵一つとこのクオリティを考えればかなりお買い得だった(スーパーで普通に買える)https://t.co/nM5m0a7ITC
スーパーで売ってた謎の鯖缶、思ってたのと違う色で最初は戸惑ったけどそもそも鯖缶じゃなくて鰆のトマトピューレ煮込み缶だった。多少の生臭さはあるけど酒の肴としてかなり良い pic.twitter.com/Lrp9i1A4tX
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 11, 2024
昨日夜散歩した時に撮った写真
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Narvik småbåthavn, Norway🇳🇴 pic.twitter.com/fp7lADc6sX
昨晩食べた冷凍されてない本場ノルウェーのサーモンを思い出してるんだけど、しっかりと脂がのりながらも肉感が損なわれておらず下処理せずとも旨味をしっかり感じられたのが最高だったな。あと中華料理店でテイクアウトした香り米には漬けサーモンの方が馴染みが良い pic.twitter.com/I8mAaYdgVc
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 11, 2024
Harstad/Narvik空港にて鹿肉ジャーキーとビールで北欧に別れを告げる一杯、保存食としての意味合いが強いからか旨味が少ないからかわからないけどかなり塩気が強いのでビールが一瞬でなくなってしまった pic.twitter.com/PHcJiJLdWj
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 11, 2024
真っ白な空港、飛行機は雪を舞い上げるように動いてる。これから安く済ませるためのレイオーバーで二か所経由してコペンハーゲンに向かいます pic.twitter.com/Dq5M9aoyTC
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 11, 2024
最後に飛行機からフィヨルド一望できたのかなり良かった、教科書でしか知らなかった知識が現実なんだと認識できた pic.twitter.com/YfhUIUo8Sm
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 11, 2024
ノルウェーのオスロ空港で見つけたメチャクチャ美味しいサワークリーム味ポテチ(玉葱の旨味が効いてる)とシナモンロール pic.twitter.com/K93Uvjlpph
— マサキ㌠ (@Masaki_ponpoko) February 11, 2024
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