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目次
1.僕の読書歴
2.本を読むのが苦手な人へ
3.このテーマについて

1.僕の読書歴

みなさんは読書をしますか?

僕は小さい頃ゲームやマンガが禁止されていたので、普段から本をよく読んでいました。低学年時は少年ポケットを船長として不思議な世界の冒険を描いた「かいぞくポケット」シリーズ、高学年時には半バンパイアになった少年の成長と苦悩を描いたダークファンタジー、「ダレン・シャン」シリーズがお気に入りだったのを覚えています。

しかし、中高ではゲームやマンガが解放されたので、そちらにハマってあまり本を読まなくなりました。友人との会話についていけないのが怖かったので、新発売のゲームをプレイしたり、有名なマンガをとにかくたくさん読んだりと忙しかった。みなさんもそうゆう感情を抱いた時期はなかったですか?(笑)

大学に入ってからは小さい頃以上に本を読むようになりました。なぜまた急に本を読むようになったのでしょうか。今振り返って考えられる理由は2つ。

1つは、専門分野についての深い知識と、専門分野以外の広い知識を身につけたい、という知識欲が増えたことにあります。水曜日の投稿でも軽く触れましたが、僕はキャリアデザイン学部というところに所属しています。名前を聞いただけでは何をする学部か分かりにくいですね。僕も入学当初はよく分かりませんでした。そんなよくわからない学部になんとなく所属していたら、「適当に進路選択をしたんだな」と周りに思われる。それが嫌で、「自分の学んでいることはきちんと話せるようになりたい。」と、抽象的な「キャリア」という概念に必死に食らいついてきたのです。その中で、どうやら「キャリア」の研究には、多角的な視点や幅広い知識を持ち、それぞれの課題を「キャリア」と結び付けて考えることが必要だと気づいたのです。それが知識欲が増えた理由です。

2つ目は、時間の有効活用です。僕は大学まで約2時間かけて通学しています。その通学時間をすべて寝て過ごした場合と、すべて読書に使った場合で、4年間の知識量はどうなるか。そんなこと考えなくても自明ですね。さすがに、僕は通学時間をすべて読書に使うほど勤勉な学生ではないですし、長距離通学はそれなりに疲れますから、スマホでゲームをしたり、寝たまま乗り換えを忘れたりといったことも多々ありました。それでも、本を読もうと思ったときには集中して読める時間が毎日のように作れていたことは大きかったと思います。


2.本を読むのが苦手な人へ

そんな僕でも、読書のモチベーションには波があります。
他に楽しいことをしたい時がたくさんあるのです。
なので、読みたいときに読む。それでいいと思ってます。

ただ、本を読むことで得られることはたくさんあります。なので、本を「読む・読まない」は自由ですが、少なくとも「読める」ようにはなっておくことは大事だと思います。読めるようになるには読むしかないのですが。(笑)

ベストセラーの「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」では、学校のテストで点数を取って大学などに進学するような高校生でも、教科書に出てくる簡単な文章をきちんと理解できている割合はそれほど高くないことが述べられています。中高生に実施したリーディングスキルテストの例題が収録されているので、自分の「基礎的読解力」がどれほどか気になる人は読んでみるといいでしょう。

それでは、きちんと本を読めるようになるために、僕が大事だと思う読み方を以下に紹介しておきます。

線を引きながら読む
メモを取りながら読む
複数の本を同時並行で読み進める

線を引きながら読む
まずは、線を引くだけでもいい。ペンを持つことで理解しようというスイッチも入ります。集中していないのに本を読もうとしても、字面は追えても内容は入ってきません。
現代文の勉強のように、具体例に丸をつけたり、接続詞に三角をつけたりと、なるべく構造に意識しながらじっくりと読むことが大切だと思います。

メモを取りながら読む
これは少し上級編ですが、僕はいつも本で得た知識を引き出して使いたいので、学んだ理論や概念を日常生活に当てはめて考えたり、表面上は全く違うものでも転用できないか考えたりしながら読んでいます。
より具体的で学びになるメモの取り方は、SHOWROOMの前田さんの最近話題の著書「メモの魔力」で紹介されていますので参考にしてみてください。

複数の本を同時並行で読み進める
本を読むのが苦手な段階では、1冊の本を読むのに時間がかかります。そしてずっと同じ内容に触れているうちに退屈になってしまうでしょう。なので、僕はいつも2~3冊の本を持ち歩き、その時の気分で読み進めるようにしています。よくある僕の本の持ち運び方は、読んでいる途中の本を2冊、読み終わったけどもう一度読みたい本を朝の気分で1冊、かばんに入れて出かけます。

ちなみに今日の本はこちら↑

○読んでいる途中の本
「ゲンロン8 ゲームの時代特集」
 ゲームに関する論文の執筆のために昨日買った本
「キャリア論研究」
 これまで学んだキャリア理論を体系的に整理するために少しずつ読んでいる本
○読み終わったけどもう一度読みたい本
「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」
 このブログに引用するために確認したかった本

この方法は「東大読書」でも、他と比較しながら読む「検証読み」として紹介されています。

3.このテーマについて

前置きが長くなりました。
金曜日は、「Vivid Books」と題しまして、僕が本から学んだこと、オススメの本、本の読み方などを紹介する記事を更新していきます!
この「Vivid Books」には、「僕に“ビビッと”きた本」と「みなさんの人生に“彩りを与える”本」という意味が込められています。(我ながらセンスある?(笑))

・本を読むのは苦手だけど、読めるようになりたい人
・本を読みたいけど、どんな本を読めばいいか分からない人
・新しい知識を得たい人

にこのブログを通して、人生の糧にできる本を伝えていけたらと思ってます。

次の投稿は日曜日【徒然花#1】です。
それではまた。

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