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人工的な自然の声

まえがき

皆さんは日々のルーティンはありますか?
歯磨きとかそういう身の回りの事は置いておこう。
自身に課している何かしらだ。
例えば、
筋トレ、ウォーキング等
そういったものがあるだろうか。

今回はそんな私のルーティンに関するお話と
そこで気付いた事をお話しをさせてほしい。




1 つつじ

今回は私の日々の生活の一部で気付いたことです。
私は別の記事でも申し上げた通り、
地域密着型の不動産会社の社長をしている。
弊社社屋も駅前に存在し
日々通勤通学の住民の皆様には
弊社の前を通って駅まで向かう方も少なくない。

地域の顔としての自覚があるからこそ、
社屋前の景観は大事にしている。

以前までの弊社はツツジを全体的に植えており
鬱蒼とするシーズンと閑散とするシーズンと
季節によって顔を変えている。

ただ、
どこぞの酔っ払いが深夜にツツジにダイブしたようで
そこだけ枯れてしまい
跡が残る形となりなんとも不格好な状態になった。

そこで、
先代の社長が全面的に景観を変えようとの号令より
社屋前のツツジの森が
キレイなガーデンにしようとのプロジェクト始動!

そうして
ちょっとした小道を創り休憩できるベンチを置き
花々を植えてイメージをガラッと変えることができました。
これには市民の皆様も結構喜んでいただき
涼しくなるシーズンはベンチに腰掛け休憩される方も増えました。
こう言うシーンを見て、
やってよかった、と
一企業人として思う訳です。


2 ていれ

ただ、
皆様に愛される景観を保つためには手入れが必要です。
これは言わずもがなですよね。
美しい借景は誰かしらが保っているからこそ
美観となるのです。
そう思うと、
世界遺産や自然遺産等の美観を保とうと思うと
スタッフの方々はさぞ大変だろうと思いました。

今回の社屋前のガーデンも
庭師さんにキレイにしてもらったのはよいのですが、
そこからの手入れがまー大変。
キレイに保ち続ける事の苦労がよーくわかります。

そこで、
私のルーティンです。

私の出社してからのルーティンは決まっています。
神棚の榊のお水を変えて、
手を合わせてお祈りし、
会長室のご先祖様のあったかいお茶を変え、
会長の予定を確認し電話をしてスケジュール調整確認をし、
社屋前と裏庭の水やりをする、
これが毎朝のルーティンです。

その毎朝のルーティンの中の水やり
ここでちょっと思う事?があるのです。


3 きこえてくるよ

この夏もめちゃくちゃ暑かったですね。
ガーデンの景観と裏庭の景観を保つためには
一日に一度の水やりでは正直枯れていくんです。
なので、
朝夕と二回に分けて十分に水やりをします。
夏場は前のガーデンと加えて
歩道と駐車場の打ち水を日課としていました♪
ホントに先人達の知識は凄いもので、
打ち水するだけで体感温度が変わるんですよね。
通行人の方も日傘を持っておられるほどの日差し、
その中でアスファルトからの放熱は
たまったもんじゃないですよね。

夏場は流石にいませんでしたが
秋の到来を感じるここ数日、
朝のルーティンで水やりをしていると
どこからか聞こえてくるわけです。

ゲコゲコゲコ

と、かわいらしい小さな蛙の声が。
大きなウシガエルならちょっとひきますが
やはりここは一応駅前通りなのでウシガエルはいません。
近くの田んぼとかはたまーに聞こえたりしますが
小さいカエルの声はどこか癒されますね。
こうやって自然の声に耳を傾ける時間も
とても大事にしています。


4 じんこうてきなしぜんのこえ

めちゃくちゃ晴れた日、
更に言えば朝日や日中の明るい時間に
カエルってなかなか鳴かないんですよね。

ただ、
ここ最近の涼しくなった朝のルーティンにおいて
たっぷりと水をやっていると
どこからかカエルの可愛い鳴き声が聞こえてくるんです。

正直、
何故か心が嬉しくなるんですよね。

自然界において
晴ばかりではなく雨も必要不可欠であり、
そんな雨を感じさせるような温度、湿度、
そして水分を生物が感じたからこそ、
カエルが鳴き始めたんです。

回りまわってこうも考えます。

草花も生きているとはいいますが
声をあげてくれません。
自身の状況や体調に関しても
草花は語ってはくれません。
何かしらの尺度があるかといえば
それは専門家や庭師さんからすれば
あるのかとは思いますが
我々素人からすれば何を観ればよいのか
甚だわからないのがリアルです。

そこで、
最近の指標として参考にしているのが
生き物の声です。

先程もあげておりましたが
カエルの声がひとつの答えだと思っています。
カエルもだだっ広い道にいるはずもなく
木々や草花の下にひっそりと生息しています。
しっかりと水をやる事で
そこにまで水が届き快適になり鳴き始める。

自然界の雨ではありませんが、
人工的にでも降らせた雨で
水分量が満たされ
合図として鳴き始める。
すごくやっていて心地よい習慣です♪
自然の声って、
やはり気持ちよいものですね。


あとがき

日々の多忙な中でゆっくりできる時間はありますか?
私も休まる暇もなく走り回っています。
そんな中でふと一息つけるのが朝のこのひと時。
好きな音楽を聴いてのルーティンも気分が高まり
それはそれで好きなのですが
やはり自然の声を聞く習慣も必要ですね。

秋の夕暮れ、
涼しくなった日中。
羽織るものをもって近場へのおでかけなんてのも
粋でいいんじゃないでしょうか。

それでは今日はこの辺で。

Masaki aka OKINA


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