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「夢をかなえるゾウ1」を読んでみた

みなさんは「夢をかなえるゾウ」シリーズ、読んだことありますか?


かなり有名な自己啓発本なので読んだことがある方も多いのではないかと思いますが、最近「第4弾」がでましたね。要約サービスでさわりだけ確認したのですが、非常に興味がそそられる内容でした。


ですがよくよく考えてみるとですね、私は第1弾すら読んでいないことに気づき。。。

AmazonKindleでは無料でダウンロードできるので、ダウンロードまではしていたのですがそのまま積読でした 汗


ということで、これをきっかけにまずは第1弾を読んでみました!


率直な感想は、いやーさすがですね。Amazonのレビュー評価が4.5点で、コメント数が1,700を超えるのも良く分かります。


とにかく、関西弁を喋るインド象の姿をした神様であるガネーシャ、いい味出し過ぎてます(笑)


そして私が個人的に気になったのは本筋とは全く違うところですが、ガネーシャが普通に操っている「自分」という言葉。


これ、関西弁では「You」の意味なんですけど、関西圏以外の人はこれをすんなり理解できたんだろうか?とちょっと気になりまして(笑)

関西圏以外の方、実際どうだったでしょうか?すんなり理解できました??


と余談はさておき、個人的にはなかなか身につまされるような内容が多い自己啓発書だったのですが、最後に「ガネーシャの名言集」というのがあってですね。


要は著者が伝えたい主たるメッセージということなんですけど、「これはライフシフトにも通じるなぁ」と思うものがいくつかありましたので、今日はガネーシャ名言集からライフシフト視点に立って印象に残ったものを3つ、ピックアップしてご紹介したいと思います。


ライフシフト視点でピックした名言集①


「自分の『これや!』て思える仕事見つけるまで、もう他のもんかなぐり捨ててでも探し続けなあかんねん。

収入が不安定とか、恋人や親が反対するとか、そんな悠長なこと言ってる場合ちゃうで。

仕事間違えたら、それこそ一生棒に振ることになるんやで。


これはライフシフトど真ん中のテーマ、「自分の人生を生きる」ですね。


「恋人や親が反対するとかそんな悠長なこと言ってる場合ちゃう」というのはほんとそのとおりだと思ってまして、その声だけに従って生きていくと、他人の人生を生き続け、自分の人生を生きることなく、人生を終えることになってしまいます。


ただ一方で、ぶっちゃけ現実問題としては「子供が自立するまでは経済的リスクを冒すわけにはいかない」という事情も大きいですよね。


なのでお子さんが自立する60歳くらいまでは、「収入が安定」を最優先にする生き方を選択することは妥当なことだと私は思っています。


ですが、幸か不幸か今は人生100年時代となり、80歳まで働くことが当たり前の時代になりました。ということは、子供が自立したあと60歳から80歳の20年間はその呪縛から解き放たれ、『これや!』て思える仕事に邁進することが可能な時代でもあります。


そして、そのためには40代からじわじわと準備していくことがとても大事になりますので、その準備をなかなか始めない人に対しては、私もガネーシャと同じく『悠長なこと言ってる場合じゃない』と言いたくなります^^;


ということで、このガネーシャの言葉が響いた人は、自分の人生を生きていく準備、今から始めていきましょう!


ライフシフト視点でピックした名言集②


みんな知ってんねん。

やりたいことやって後悔せんような人生送ったほうが幸せになれるてな。


でもやらへんねん。何でや?


それは今の自分(=You=主人公)と同じこと考えてるからや。


収入、世間体、不安。


同じやで。

人を縛っている鎖なんてみんな同じなんや。


これは先ほどの続きのような感じですけど、「自分の人生を生きた方がいいと、皆そう思っているんだけど、結局やらない問題」ですね。


なぜ分かっているのにやらないのか。


ここはちょっと分けて考えみたいと思いますが、まず収入に関してはマインドの問題ではなく、思考の問題ですね。ロジカルに見通しを立てていくことで解決する問題だと思っています。


このような何かしらのチャレンジをするとき、「退路を断って」ということが美徳とされるケースもありますが、ライフシフトについては私はそれは推奨しません。リスクを極力抑えて、副業でじわじわと進めていくのがベターだと思っています。そうすることで少なくとも最初の一歩を踏み出すことに関しては、不安は大幅に軽減されると思っています。


次に世間体や不安について。これは完全にマインドの問題ですね。


これまでの常識と異なることを始めると、世間から叩かれるとまでは言われなくとも、他人から「やめとけ」と言われることは往々にしてあります。


「ドリームキラー」というやつですね。


これはライフシフト塾の第2部のパートで扱うテーマですが、ドリームキラーには「善意」と「悪意」の2種類があって、それぞれ対処方法は異なります。


「悪意」で言って来る人はスルーすればOKですが、「善意」で言って来る人は自分にとって大切な人だったりするので、その場合は「心配してくれてありがとう。でも俺はこっちに行きたいんだ」と言って、前に進んでいくしかありません。


仮に善意のドリームキラーの言葉に従ってチャレンジを辞めたとしても、その「チャレンジを辞めたことに伴う結果」に対して責任を追うのは自分です。「やめとけ」と言った人は責任を取ってくれません。


そこで思い出したい言葉があの「嫌われる勇気」です。

たとえ「やめとけ」と言う人から嫌われたとしても、自分はこっちに進んでいくんだという勇気ですね。


そんな勇気が持ってもらえるように、私はライフシフトにチャレンジしていく人を全力応援していきます。


ライフシフト視点でピックした名言集③


人間ちゅうのは不思議な生き物でな。

自分にとってどうでもええ人には気い使いよるくせに、一番お世話になった人や一番自分を好きでいてくれる人、つまり、自分にとって一番大事な人を一番ぞんざいに扱うんや。

たとえば・・・・親や。


これはですね、ライフシフトに関わらず、いろいろ身につまされる話だなと感じました。


たとえば仕事の場面で、面倒なお客さん、理不尽な対応を迫ってくるお客さんには結果として凄くリソースを割り当てて対応する一方、いいお客様への対応時間が減ってしまったり。


本当ならその逆がいいですよね。

いいお客様にリソースを割いてもっともっと喜んでもらって、ロイヤルカスタマーになってもらったほうが。

なのに往々にしてその逆をやってしまう。。。ここは意識したいなぁと思いました。


そしてガネーシャの最後の言葉である「例えば・・・・親や。」


私自身の話をしますと、これまでいろんな経緯があって、ここ数年は親との時間を大切にするようになり、最近では定例でZoomミーティングまでするようになっていますが(やりすぎ? 笑)、それ以前はこのガネーシャの言葉を聞くと胸が痛むような状況でありました。


みなさんはこのガネーシャの言葉、どのように受け止められましたでしょうか?


ライフシフトでいうと「活力資産」に関係する話です。我々に活力を与えるのは、良質な人間関係。活力「資産」ですので、メンテナンスをしないとその資産は消耗していってしまいます。


自分にとって大切な活力資産を維持していくために、定期的にこのガネーシャの言葉を思い出し、丁寧にメンテナンスしていきたいですね。

ということで、今回は「夢をかなえるゾウ1」の中から、ライフシフト視点に立って印象に残ったものをご紹介させていただきました。


また面白い本を読んだらご紹介したいと思います。


今日も読んでいただきありがとうございます。​

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