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#17 日曜の朝、教師たちの成長の物語

「レジン」という言葉を聞いて、「レンジ」の間違いでしょとツッコミを入れたら「『レジン』知らんの?」と未就学児からYoutubeで講義を受けたオカマサです。世の中には知らないことがたくさんあります。Youtubeはすごいですね。

さて今日は、学びには、発表の場と共に学ぶ仲間がいることが大事だという話をします。

今朝、以前の記事で紹介しました「GIGAゼミ」での発表会がありました。全国各地から先生方が集い、各自が学校でICTを活用した実践を30分間報告し合うことを毎週続けています。

毎週30分ですが、3か月も経つと参加する先生との関係性が生まれます。一週間の取組を報告する場があると、今週は何をしようか考えます。前回の報告で、あの先生が行った実践を少しアレンジしてみようというアイデアも浮かんできます。分からないことやうまくいかないことがあれば、アドバイスをもらい、試してみることができました。

特に講師の先生がいるわけでもなく、参加者自身が行った実践を報告し合うことを繰り返しているのですが、これが不思議と学びが深まっていくのです。ここには、絶対に否定されない、できなくても大丈夫だという心理的安全性が担保されている関係性があることが大きな要因だと考えます。

そして、講義を聞くのではなく、互いの実践を基に自分の行動を決め、実行し、その経過を報告するという、主体的な学びが生まれていることが学びに繋がっているのだと実感しました。

今日はいつものメンバーだけでなく、私達の学びに関心をもってくれた方も発表会に参加してくださいました。日曜朝7時に70名ほどの参加でした。本当にありがとうございました。参加した皆さんから頂いた感想を読んで、これからの実践への励みとなりました。

これまで「主体的・対話的で深い学びの実現」に向けた授業改善を進めてきましたが、GIGAゼミでの学びは、まさにこれを体現したものであると思います。発表する機会を設定し、共に学ぶ仲間がいることが、これからの教育を考えていく上での基盤になると思った日曜日の朝でした。

発表会に参加してくださった皆さん、感想をお寄せいただきありがとうございました。これからも共に学んでいきましょう。

ご支援いただける方には、全力で感謝申し上げます(^_^)/