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生理休暇をについて思うこと 男性・女性にきいてみた 30代から考えたい女性のヘルスケア


「生理休暇」は取得しやすいですか?

*生理休暇とは、「生理日の就業が著しく困難な女性に対する措置」として、「使用者は、生理日の就業が著しく困難な女性が休暇を請求したときは、その者を生理日に就業させてはならない」と労働基準法第68条で定められた制度のこと。

先日、とあるウエルビーイング勉強会に参加した時に生理休暇の話題になった。PMS(月経前症候群)があっても生理休暇を取ったことがある女性は参加者20名ほどの会でも誰もいませんでした。

取りにくい理由として:サボっていると思われるのではないか?生理だと伝えるのに抵抗があり、そもそも、取得している人もいないので取りにいという心理的な後ろめたさがあるようでした。

参加していた男性は、生理について、こちらから触れていいものなのか?セクハラと扱われないかという、気をつかう背景もあるようです。

男性側も女性側も互いに遠慮してしまって、触れてはいけないこと令和の時代になってもあるようです。

勉強会では生理が原因で起こる、情緒不安定、集中力低下、眠気、頭痛など症状で起こる生産性低下の経済損失は1兆円というデータも出ていました。

日本の女性は無理をしすぎ?それとも伝えにくい環境のせい?どちらにせよ、もう昭和の時代のように体に無理をしいてまで働く時代にはないと思います。

そんな私も、生理が重くなりしんどくても、痛み止めを飲みながら長時間労働していた時代がありました。その結果が、子宮筋腫となり赤ちゃんの頭ほどの大きさの良性の筋腫ができていました。ちょどう結婚する前で、子どもが産めないのかも?と動揺していた私に、医師は「どうしてこんなになるまでほっといたの?」と言われ頭が真っ白になったのを覚えています。まだ20代だった頃の話です。

夢中で仕事をしていた20代、生理が重くなったくらいで、なんとも感じない感覚になっていました。

痛みはごまかせても、体は正直なので、そのひずみが出てきます。生理痛ぐらいで、ではなくもっと身体のことを大切にしていく人が増えたらいと感じています。それが自分を大切にすることにもつながってくると思ので、女性自身も社会も年齢によるホルモンの変化やヘルスリテラシーを高めていけるようにしていきたいです。

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