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ドイツからベルギーへ

ブリュッセル

線路脇にセイタカアワダチソウ


ベルリンツォー駅

8月16日(金)晴。
6時半起床。8時過ぎカードで支払いを済ませてホテルを出る。途中パン屋で葡萄パン2個(5DM)、さらに駅のウィンナー専門店で中位のウィンナー2個(2.9DM)を昼食用に買う。駅3階の3番ホームへ上がる。
到着の時には気がつかなかったが2階にホテル紹介用のスライドのコーナーがあった。9時13分発のベルギー・ブリュッセル行きECは8時40分入線。最後尾の1等オープンカーに乗車、左側の1人用の席に着く。この列車の椅子は回転式であった。
9時14分発車。昨日行ったポツダムにも停車。駅や線路脇のフェンス、近距離用の電車などいたるところに落書きが目立つ。町をすぎると両側にセイタカアワダチソウが延々と続き、赤松の林の中や広い畑の中を進む。
若い婦人が飲み物の注文を取りに来たのでビ-ル(小瓶5.4DM)を注文して昼食にする。昨日から右側の下の歯茎が腫れて食事に苦労する。


ケルン駅

デュッセルドルフから右側の2人がけの席に移る。間もなく当初1泊する予定だったケルンに到着。約20分間停車するのでホームに降りる。ホームでやはり2か月間用のユーレイルパスを使用して旅行中の日本人夫妻に会う。これからベルギーに行くとのこと。2両目の個室に誘われて荷物を持って移動する。

15時14分発車。ここから南に行けばスイスへ、西へ行けばベルギーである。列車の揺れが心持ち大きくなったようだ。沿線の風景も変わり民家もこじんまりして屋根の色も黒みを帯びている。

エスペラント仲間が駅で出迎え

予定より少し遅れて18時、ブリュッセル北駅に到着。ホームに降りて出口に行きかけたところでエスペラント仲間のS婦人が階段を上がって来たのを見つけた。駅の外に出ると私の車と同じトヨタのスターレットが止まっていて、彼女が予約してくれたPlaskyホテルへ向かう。約30分で到着する。安いホテルとのことで、シャワーのみでトイレは部屋になく廊下の突き当たりにあった。荷物を起き彼女の車で家におじゃまする。1人暮らしで1階は菓子などの売店、2・3階が住居の様子。夕食は芽キャベツの山盛りにサーモンのムニエルとクロスグリの山盛りをご馳走になる。
食後、車で彼女の勤務している学校(中学・高校)を見学してから、夕暮れの道を車を飛ばして町の中心へ向かう。

2年に一度の大きな花の絨毯を見る


花の絨毯

ここで車を置き市庁舎の広場へ。幸運にも2年に一度わずか4日間(木〜日曜)のみ展示される花の絨毯を見学することができた
花の絨毯は市庁舎と王の家とフラマン商人たちの住居だったギルドハウスに囲まれた広場(横70m、縦24m)に約70万個の花を敷き詰めたもので毎回絨毯の模様は異なるという。

入場料を払って市庁舎の2階のベランダに出る。人混みの中を前に出るとライトアップされた広場の絨毯に思わず感嘆の声が出る。市庁舎はルネッサンス末期の15世紀に建てられたフランボアイアン様式で90mの尖塔があり、内部にはブリュッセルがブラバン公国の首都であった当時の名残を忍ばせる所蔵品があるという。王の家はパンの市場として1525年に建てられ、1885年に現在の姿に再建されて今は市立博物館になっている。

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外に出て、有名な小便小僧を見物、思ったより小さかった。他の所には小便小娘もあると聞いたが残念ながら見られなかった。ついで代表的な商店街アンスバック通りを歩く。途中両替屋を見つけて60DMを1084Fに50US$TCを1335Fに交換する。早足で歩く彼女のあとをフーフーいいながら23時過ぎまで、何も口にいれることなく付いて歩き少々疲れる。24時ころホテルまで送ってもらいすぐにベッドに入る。


小便小僧が小さいという話はよく聞きますが、
大きかったら気持ち悪いのではないでしょうかね。(ウサコ)




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