見出し画像

【農業×変化】農業とチーズはどこに消えた?

題でわかる人にはわかるかもしれないが
少し衰えていた本への渇望が古本屋で見つけたこの本でよみがえってきた。

「チーズはどこに消えた?」

すこぶる有名な本ではあったが 今まで縁がなく読む機会がなかったが
1時間程度で読める本なので隙間時間で読んでみた。

個人的にはある意味当たり前のような物語だったが この本の今の社会へのインパクトは大きいように思える。

このコロナ時代、農家に限らずたくさんの人に読んでいただきたい。

僕たちは当たり前の世界を生きてはいない。

薄っぺらい本で古本屋で200円で買った本なのでぜひ探して買ってほしいので多くを説明する気はないが、

内容としては2匹のネズミと二人の小人(人間)がチーズを探して迷路をさまよい、チーズを見つける物語。

当たり前にチーズがある生活にどっぷりつかり、減り続けるチーズがある日なくなることで混乱する小人。
変化に敏感で、チーズが減り続けていつかなくなることに気づき、冷静に次のチーズを探しに出かけるネズミ。

そんな話だ。

くそみたいなメディアや誰かを悪者にしないと気が済まない人たちのせいでもあるのだろうけど、安住を勝ち取ってきた人たちと安住に乗っかってきた人びと。

コロナ前からもそうだったけど、コロナのおかげでそれがわかりやすく浮かび上がってきたようにも思える。

時間は止まらず、時代は常に変化を続けている。

コロナを予言すべきだったとは言わないが、自分の行動の中にあらゆる選択肢を常に持っている人は強い。

誰もが選択肢を持てるわけではないかもしれないが、少なくとも今自分のいる場所は自分で選んでいる場所に違いないだろう。

じゃあ、誰も悪くないよね。

この世界の神は政治家でも金持ちでも他人でもない。


この世界の神は私である。

気が狂ったと思われたかもしれないが間違いない。
僕は僕が生きている人生の神だ。

ただ、あなたの神ではない。

信仰を持つ持たないにかかわらず、自分の死と同時に意思が消える以上、生きている間に自分の人生の選択肢を持つのは自分だけ。

だから 自由に自分の人生を演じればいい。

人のせいにすれば楽になるかもしれないけど、
それがイコール「幸せ」じゃないことは気づいているはずだ。

国がとる政策や会社や上司がとる判断に踊らされるのが嫌なら
外部に影響を受けない自分になればいい。

その勇気や努力がないのなら 黙って右にならってればいい。

僕は いわゆるかわいそうな貧しい国や環境、選ぶことのできない親元に生まれて 苦しい境遇の人々を巻き込んでいってるわけじゃない。

noteを自分で選んで読むことができる程度のリテラシーをもつあなたに伝えている。

農業を取り巻く世界は変化し続けている

別に農業だけでもないんだけどね。

様々な場面で農業界のネガティブが語られることもあるがそれをどう受け止めるかは人それぞれだ。

例えば、農業従事者は高齢化と引退、そして新規就農者のバランスが取れていないため、減少し続けている。

これが 日本農業では大きく問題視されるが本当に問題かといわれると僕の立場でいえば 特に困らない。

あえて言うなら「もう少し野菜の値段が上がれば、消費者の理解が進めばさらに影響ないのにな」ってくらい。

生産量も別に減ることはないだろうし、国内需要も減っている。
外国人もどんどん緩和されているし、トラクターは自動で走る。

法人は増えているから、土地もカバーされていく。

農業関連会社影響あるかと思うなら、海外では人口増えてるのでそっちで勝負すればいい。

対人口比でいえば、食料自給率は上がる一方だと思う。

唯一心配なのは 温暖化による気象災害。
ここは少し一丸となりたい。

農業における温暖化ガス排出の分量はかなり高い。

話を戻す。

チーズは別に消えてない。

匂いや形、または場所が少しづつ動いたり、変化し続けているだけだ。

今まであったものが同じであり続ければ、既得権益に守られ続けるそれらは過去の栄光にしかしがみつくものがない老害に奪われ続け、未来はやってこなくなる。

変化を続けているからこそ我々にもチャンスがあり、未来にもつながっていく。

全てをぶん投げて、新しいものを探すリスクを負う必要はないけど、手元のチーズをかじりながら、前に歩き続けることはできできないだろうか?

「守りながら、変えていく」 は不可能ではない。

大きなチーズを抱えられたとき、それに安住することなく、そのチーズを糧にさらに前に進み続けよう。

そのとき、ぼくたちは当たり前の社会にいつでも中指を立てられる。

降ってくるチーズの大きさに不平不満を叫んでいる間に、
ネズミはチーズ工場を作り始めている。

どのタイミングからでもいい。

変化になれ、変化を楽しもう。
いずれこの世界の神になり、変化を作り出せる。


この記事が参加している募集

人生を変えた一冊

ありがとうございます。何かしら社会の役に立ったり、誰かの人生に影響するような記事を心がけていきます。 根が照れ屋なので 若干の不真面目は照れ隠しです。 ご承知おきを。